【都道府県別】2024年度養護教諭（保健室の先生）の倍率一覧

養護教諭（保健室の先生）になりたい！という夢を抱く方々が最初にぶちあたる壁、教員採用試験。

いったいどれくらいの倍率なのでしょうか？

先に結論をいうと、養護教諭（保健室の先生）の倍率は6.8倍となっています（直近5年間の全国平均）。

本記事では、教員採用試験の養護教諭に焦点を当て、倍率を細かく紹介していきます。

2024年度養護教諭の倍率は7.7倍

2024（令和6）年度教員採用試験における養護教諭の倍率は全国平均で7.7倍です。

これは、2023（令和5）年度の6.9倍を上回っており、依然として高い倍率が続いています。

採用年度	受験者数	合格者数	受験倍率
2024	9,523	1,235	7.7
2023	9,118	1,331	6.9
2022	9,019	1,331	6.8
2021	9,215	1,353	6.8
2020	9,017	1,508	6.0

• 各教育委員会の資料をもとに作成
• 数値は実人数（受験者数÷最終合格者数）
• 一部特別選考などを除く

 教員採用試験全体の倍率を知りたい方は、次の記事を参考にしてください。

【都道府県別】養護教諭の倍率一覧

養護教諭の倍率推移を全国一覧（都道府県別）にまとめています。

志望先の倍率はもちろん、興味のある自治体の倍率を確認してみましょう。

• 青文字（自治体名）をタップすると受験者数や合格者数などの詳細ページにジャンプします。

自治体	2024	2023	2022	2021	2020
北海道	3.1	1.7	2.2	4.1	1.8
札幌市	8.2	10.0	16.5	6.8	6.6
青森県	7.8	15.0	6.2	5.9	4.1
岩手県	3.7	3.5	6.8	2.1	2.1
宮城県	7.8	14.3	17.7	18.1	6.2
仙台市	8.7	17.0	11.8	11.7	18.4
秋田県	7.5	5.3	3.1	2.9	3.9
山形県	5.4	4.2	5.2	2.4	2.1
福島県	8.0	9.6	9.6	6.0	5.6
茨城県	14.8	20.9	5.7	5.2	5.7
栃木県	10.6	28.0	11.2	6.2	3.2
群馬県	5.3	4.3	6.1	6.1	6.2
埼玉県	7.3	6.1	5.7	10.5	6.9
さいたま	4.5	4.5	8.3	7.8	7.5
千葉県	4.3	5.6	5.1	7.1	7.8
東京都	5.8	5.3	6.7	6.8	8.5
神奈川県	7.9	9.8	9.0	10.0	11.2
横浜市	7.4	6.8	5.2	7.3	6.1
川崎市	9.9	5.3	4.6	9.7	8.8
相模原市	7.2	4.6	8.4	7.0	7.4
新潟県	6.0	3.4	3.9	4.7	7.1
新潟市	6.3	5.3	3.5	7.8	5.9
富山県	7.4	11.8	7.7	7.5	7.4
石川県	7.3	6.5	7.9	5.6	5.5
福井県	14.8	8.6	7.3	4.1	4.9
山梨県	5.8	3.9	3.3	3.1	3.4
長野県	8.1	6.3	5.8	6.0	5.7
岐阜県	11.3	7.8	5.1	5.0	4.6
静岡県	13.3	14.8	16.2	6.4	5.6
静岡市	12.7	12.7	7.5	7.5	6.0
浜松市	14.3	12.5	11.8	14.3	7.7
愛知県	14.2	8.4	8.9	8.2	8.2
名古屋市	8.9	8.1	8.8	8.1	12.9
三重県	14.1	12.1	8.2	10.7	7.6
滋賀県	13.6	10.4	4.5	6.5	14.9
京都府	7.2	7.3	5.5	5.1	3.6
京都市	5.5	9.0	9.2	9.2	8.4
大阪府	8.2	14.5	16.2	16.0	16.2
大阪豊能	12.5	13.5	10.5	15.0	9.8
大阪市	14.7	8.3	8.8	7.7	6.1
堺市	9.4	8.8	8.9	8.9	8.4
兵庫県	12.3	7.5	7.5	9.1	8.2
神戸市	5.0	4.8	17.6	18.4	13.0
奈良県	11.8	9.2	9.9	10.7	10.0
和歌山県	14.0	9.1	3.4	5.8	6.1
鳥取県	7.3	6.1	11.4	5.8	6.5
島根県	9.8	8.9	5.5	3.7	4.0
岡山県	10.7	13.4	11.6	10.4	6.5
岡山市	9.6	9.2	9.2	11.0	7.6
広島県	6.7	7.7	6.6	6.8	4.8
山口県	14.7	18.6	9.8	3.8	3.5
徳島県	26.5	34.7	21.8	17.3	8.9
香川県	14.2	10.1	13.0	25.7	15.8
愛媛県	7.4	7.1	8.2	5.3	2.5
高知県	14.6	21.1	15.6	11.5	7.6
福岡県	13.3	9.0	7.1	5.9	7.5
福岡市	25.0	7.8	4.9	6.4	13.7
北九州市	19.0	10.0	6.9	18.8	7.7
佐賀県	7.8	5.3	4.3	4.6	4.7
長崎県	4.6	4.1	4.5	5.3	4.3
熊本県	5.4	6.8	5.9	5.7	5.1
熊本市	8.0	8.1	9.8	6.6	5.6
大分県	7.9	5.4	6.1	4.2	6.1
宮崎県	5.6	5.3	9.7	11.4	7.8
鹿児島県	3.5	3.4	3.6	3.0	2.8
沖縄県	11.7	10.5	16.5	13.7	14.4

• 各教育委員会の資料をもとに作成
• 数値は実人数（受験者数÷最終合格者数）
• 一部特別選考などを除く

 養護教諭以外の校種・教科別の倍率を知りたい方は、次の記事を参考にしてください。

養護教諭の倍率は低いのか？

結論を言うと、養護教諭の倍率は高いです。

文部科学省の資料によれば、令和5年度養護教諭の採用倍率は全国平均7.4倍ほど。他の校種と比べて高い結果となっています。

校種	受験者数	採用者数	倍率
小学校	38,952	17,034	2.3
中学校	41,048	9,589	4.3
高等学校	22,463	4,599	4.9
特別支援	7,845	3,336	2.4
養護教諭	9,170	1,234	7.4
栄養教諭	1,654	189	8.8

小学校や中学校の一部教科なら2倍を切る自治体は多いですが、養護教諭は4倍以上の自治体ばかりです。

簡単な試験ではありません。日程や試験内容を把握して、準備を始めましょう！

今回は以上です。