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》【非公開情報あり】教員採用試験の対策に役立つnoteを配信しています
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  3. 【過去最低】京都府教員採用試験の倍率は低い?教科別に結果を紹介

【過去最低】京都府教員採用試験の倍率は低い?教科別に結果を紹介

2023 5/25
教員採用試験の倍率
実施結果 京都府教員採用試験
2023年5月25日
京都府教員採用試験の実施倍率

受験者にとって気になるデータの一つ「受験倍率」。

低ければ、『受かるかも!』と舞い上がり、逆に高いと『絶望』する。気になったから検索しただけなのに、その数字を見て一喜一憂いっきいちゆうしてしまう…。恐らく受験者の90%が思うことです。

はたして、京都府教員採用試験の倍率は高いのか?低いのか? どちらでしょうか。

結論をいうと、校種や教科によって高低差はありますが、京都府教員採用試験の倍率は高いです。

本記事では、平成31年度から令和5年度までの倍率を校種・教科別にまとめています。実施状況を把握して、合格に向けた準備を始めましょう。

※京都府教員採用試験の内容や難易度はこちらの記事で詳しく解説しています。併せて確認してみてください。

本記事のコンテンツ

京都府教員採用試験の倍率は低い?高い?

結論からいうと、京都府教員採用試験の倍率は高いです。

2022年に実施された令和5年度採用試験の結果は、全校種・教科を合わせて3.7倍で、全国平均3.1倍を上回っています。

  • 志望者数:1,810人(前年度1,961人)
  • 受験者数:1,701人(同1,857人)
  • 合格者数:458人(同459人)
  • 最終倍率:3.7倍(同4.0倍)
ふくなが

この結果は全66自治体のうち19番の高さでした。

このことから、比較的倍率の高い自治体といえるでしょう。

とはいえ、全体的に倍率が高いといっても、すべての校種・教科で高いとは限りません。次の章では、校種・教科それぞれの倍率をまとめています、確認してみましょう。

参考データ
【全国一覧】教員採用試験の倍率推移【都道府県別・教科別】
【うかりやすい自治体は?】教員採用試験の倍率ランキング!低い(高い)県まとめ

京都府教員採用試験の倍率推移|教科別

ここでは、平成31年度から令和5年度までの京都府教員採用試験の倍率を教科別にまとめています。

  • 小学校
  • 中学校
  • 高等学校
  • 特別支援学校
  • 養護教諭
  • 栄養教諭

小学校

採用年度
(実施年)
受験者数合格者数倍率
平成31年度
(2018年)
5551443.9
令和2年度
(2019年)
5111752.9
令和3年度
(2020年)
4861453.4
令和4年度
(2021年)
4681553.0
令和5年度
(2022年)
4491712.6

なお、令和5年度の全国平均は2.1倍です。小学校教員採用試験の倍率(全国一覧)はこちらの記事を参考にしてください。

中学校

国語 社会 数学 理科 英語

採用年度
(実施年)
受験者数合格者数倍率
平成31年度
(2018年)
55163.4
令和2年度
(2019年)
51143.6
令和3年度
(2020年)
51212.4
令和4年度
(2021年)
4394.8
令和5年度
(2022年)
47172.8

なお、令和5年度の全国平均は2.6倍です。詳しくは【国語の先生になるのは難しい?】中学校・高校「国語」の倍率一覧|教員採用試験でまとめています。

採用年度
(実施年)
受験者数合格者数倍率
平成31年度
(2018年)
115129.6
令和2年度
(2019年)
100166.3
令和3年度
(2020年)
127158.5
令和4年度
(2021年)
108147.7
令和5年度
(2022年)
102147.3

なお、令和5年度の全国平均は5.0倍です。詳しくは【社会の先生になるのは難しい?】中学校・高校「社会」の倍率一覧|教員採用試験でまとめています。

採用年度
(実施年)
受験者数合格者数倍率
平成31年度
(2018年)
76116.9
令和2年度
(2019年)
65193.4
令和3年度
(2020年)
65223.0
令和4年度
(2021年)
65115.9
令和5年度
(2022年)
59144.2

なお、令和5年度の全国平均は3.4倍です。詳しくは【数学の先生になるのは難しい?】中学校・高校「数学」の倍率一覧|教員採用試験でまとめています。

採用年度
(実施年)
受験者数合格者数倍率
平成31年度
(2018年)
57105.7
令和2年度
(2019年)
46133.5
令和3年度
(2020年)
33152.2
令和4年度
(2021年)
33122.8
令和5年度
(2022年)
33152.2

なお、令和5年度の全国平均は2.2倍です。詳しくは【理科の先生になるのは難しい?】中学校・高校「理科」の倍率一覧|教員採用試験でまとめています。

採用年度
(実施年)
受験者数合格者数倍率
平成31年度
(2018年)
90194.7
令和2年度
(2019年)
72252.9
令和3年度
(2020年)
65203.3
令和4年度
(2021年)
57153.8
令和5年度
(2022年)
46133.5

なお、令和5年度の全国平均は2.8倍です。詳しくは【英語の先生になるのは難しい?】中学校・高校「英語」の倍率一覧|教員採用試験でまとめています。

音楽 美術 保健体育 技術 家庭

採用年度
(実施年)
受験者数合格者数倍率
平成31年度
(2018年)
1644.0
令和2年度
(2019年)
1635.3
令和3年度
(2020年)
2254.4
令和4年度
(2021年)
1644.0
令和5年度
(2022年)
2237.3

なお、令和5年度の全国平均は3.6倍です。詳しくは【音楽の先生になるのは難しい?】中学校・高校「音楽」の倍率一覧|教員採用試験でまとめています。

採用年度
(実施年)
受験者数合格者数倍率
平成31年度
(2018年)
1052.0
令和2年度
(2019年)
942.3
令和3年度
(2020年)
2263.7
令和4年度
(2021年)
1527.5
令和5年度
(2022年)
1033.3

なお、令和5年度の全国平均は2.1倍です。詳しくは【美術の先生になるのは難しい?】中学校・高校「美術」の倍率一覧|教員採用試験でまとめています。

採用年度
(実施年)
受験者数合格者数倍率
平成31年度
(2018年)
1311210.9
令和2年度
(2019年)
133177.8
令和3年度
(2020年)
127139.8
令和4年度
(2021年)
121913.4
令和5年度
(2022年)
122158.1

なお、令和5年度の全国平均は8.0倍です。詳しくは【体育の先生になるのは難しい?】中学校・高校「保健体育」の倍率一覧でまとめています。

採用年度
(実施年)
受験者数合格者数倍率
平成31年度
(2018年)
422.0
令和2年度
(2019年)
623.0
令和3年度
(2020年)
522.5
令和4年度
(2021年)
212.0
令和5年度
(2022年)
212.0

なお、令和5年度の全国平均は1.7倍です。詳しくは【技術の先生になるのは難しい?】中学校「技術」の倍率一覧|教員採用試験でまとめています。

採用年度
(実施年)
受験者数合格者数倍率
平成31年度
(2018年)
515.0
令和2年度
(2019年)
531.7
令和3年度
(2020年)
515.0
令和4年度
(2021年)
221.0
令和5年度
(2022年)
111.0

なお、令和5年度の全国平均は1.9倍です。詳しくは【家庭科の先生になるのは難しい?】中学校・高校「家庭」の倍率一覧|教員採用試験でまとめています。

高等学校

国語 地理歴史公民 数学 理科 保健体育

採用年度
(実施年)
受験者数合格者数倍率
平成31年度
(2018年)
78194.1
令和2年度
(2019年)
65115.9
令和3年度
(2020年)
64213.0
令和4年度
(2021年)
68302.3
令和5年度
(2022年)
69164.3

なお、令和5年度の全国平均は4.2倍です。詳しくは【国語の先生になるのは難しい?】中学校・高校「国語」の倍率一覧|教員採用試験でまとめています。

採用年度
(実施年)
受験者数合格者数倍率
平成31年度
(2018年)
128168.0
令和2年度
(2019年)
119148.5
令和3年度
(2020年)
98118.9
令和4年度
(2021年)
111176.5
令和5年度
(2022年)
87194.6

なお、令和5年度の全国平均は5.7倍です(地歴全体)。詳しくは【社会の先生になるのは難しい?】中学校・高校「社会」の倍率一覧|教員採用試験でまとめています。

採用年度
(実施年)
受験者数合格者数倍率
平成31年度
(2018年)
102156.8
令和2年度
(2019年)
80117.3
令和3年度
(2020年)
83184.6
令和4年度
(2021年)
77107.7
令和5年度
(2022年)
82126.8

なお、令和5年度の全国平均は6.5倍です。詳しくは【数学の先生になるのは難しい?】中学校・高校「数学」の倍率一覧|教員採用試験でまとめています。

採用年度
(実施年)
受験者数合格者数倍率
平成31年度
(2018年)
91910.1
令和2年度
(2019年)
79117.2
令和3年度
(2020年)
75126.3
令和4年度
(2021年)
72107.2
令和5年度
(2022年)
60173.5

なお、令和5年度の全国平均は4.9倍(理科全体)です。詳しくは【理科の先生になるのは難しい?】中学校・高校「理科」の倍率一覧|教員採用試験でまとめています。

採用年度
(実施年)
受験者数合格者数倍率
平成31年度
(2018年)
150916.7
令和2年度
(2019年)
120524.0
令和3年度
(2020年)
1331211.1
令和4年度
(2021年)
1361211.3
令和5年度
(2022年)
123158.2

なお、令和5年度の全国平均は11.7倍です。詳しくは【体育の先生になるのは難しい?】中学校・高校「保健体育」の倍率一覧でまとめています。

家庭 英語 音楽 美術 商業 情報

採用年度
(実施年)
受験者数合格者数倍率
平成31年度
(2018年)
1025.0
令和2年度
(2019年)
1125.5
令和3年度
(2020年)
623.0
令和4年度
(2021年)
1352.6
令和5年度
(2022年)
1133.7

なお、令和5年度の全国平均は3.9倍です。詳しくは【家庭科の先生になるのは難しい?】中学校・高校「家庭」の倍率一覧|教員採用試験でまとめています。

採用年度
(実施年)
受験者数合格者数倍率
平成31年度
(2018年)
76107.6
令和2年度
(2019年)
70107.0
令和3年度
(2020年)
77243.2
令和4年度
(2021年)
76302.5
令和5年度
(2022年)
70213.3

なお、令和5年度の全国平均は3.4倍です。詳しくは【英語の先生になるのは難しい?】中学校・高校「英語」の倍率一覧|教員採用試験でまとめています。

採用年度
(実施年)
受験者数合格者数倍率
平成31年度
(2018年)
1226.0
令和2年度
(2019年)
818.0
令和3年度
(2020年)
–––
令和4年度
(2021年)
1434.7
令和5年度
(2022年)
–––

なお、令和5年度の全国平均は6.9倍です。詳しくは【音楽の先生になるのは難しい?】中学校・高校「音楽」の倍率一覧|教員採用試験でまとめています。

採用年度
(実施年)
受験者数合格者数倍率
平成31年度
(2018年)
20210.0
令和2年度
(2019年)
21210.5
令和3年度
(2020年)
–––
令和4年度
(2021年)
–––
令和5年度
(2022年)
924.5

なお、令和5年度の全国平均は6.1倍です。詳しくは【美術の先生になるのは難しい?】中学校・高校「美術」の倍率一覧|教員採用試験でまとめています。

採用年度
(実施年)
受験者数合格者数倍率
平成31年度
(2018年)
1025.0
令和2年度
(2019年)
933.0
令和3年度
(2020年)
13113.0
令和4年度
(2021年)
732.3
令和5年度
(2022年)
1025.0

なお、令和5年度の全国平均は4.9倍です。詳しくは【商業科の先生になるのは難しい?】高校「商業」の倍率一覧|教員採用試験でまとめています。

採用年度
(実施年)
受験者数合格者数倍率
平成31年度
(2018年)
–––
令和2年度
(2019年)
1543.8
令和3年度
(2020年)
1326.5
令和4年度
(2021年)
824.0
令和5年度
(2022年)
824.0

なお、令和5年度の全国平均は4.6倍です。詳しくは【情報科の先生になるのは難しい?】高校「情報」の倍率一覧|教員採用試験でまとめています。

書道 農業 工業 福祉 水産

採用年度
(実施年)
受験者数合格者数倍率
平成31年度
(2018年)
–––
令和2年度
(2019年)
–––
令和3年度
(2020年)
1427.0
令和4年度
(2021年)
1844.5
令和5年度
(2022年)
–––
採用年度
(実施年)
受験者数合格者数倍率
平成31年度
(2018年)
1326.5
令和2年度
(2019年)
1543.8
令和3年度
(2020年)
1334.3
令和4年度
(2021年)
1553.0
令和5年度
(2022年)
924.5
採用年度
(実施年)
受験者数合格者数倍率
平成31年度
(2018年)
1125.5
令和2年度
(2019年)
414.0
令和3年度
(2020年)
212.0
令和4年度
(2021年)
30–
令和5年度
(2022年)
422.0
採用年度
(実施年)
受験者数合格者数倍率
平成31年度
(2018年)
–––
令和2年度
(2019年)
414.0
令和3年度
(2020年)
–––
令和4年度
(2021年)
–––
令和5年度
(2022年)
212.0
採用年度
(実施年)
受験者数合格者数倍率
平成31年度
(2018年)
–––
令和2年度
(2019年)
515.0
令和3年度
(2020年)
–––
令和4年度
(2021年)
212.0
令和5年度
(2022年)
–––

特別支援学校

採用年度
(実施年)
受験者数合格者数倍率
平成31年度
(2018年)
153443.5
令和2年度
(2019年)
158453.5
令和3年度
(2020年)
171553.1
令和4年度
(2021年)
155652.4
令和5年度
(2022年)
120532.3

なお、令和5年度の全国平均は2.4倍です。詳しくは【特支の先生になるのは難しい?】特別支援学校教諭の倍率一覧|教員採用試験でまとめています。

養護教諭

採用年度
(実施年)
受験者数合格者数倍率
平成31年度
(2018年)
83145.9
令和2年度
(2019年)
71203.6
令和3年度
(2020年)
82165.1
令和4年度
(2021年)
94175.5
令和5年度
(2022年)
95137.3

なお、令和5年度の全国平均は6.9倍です。詳しくは【2023年】教員採用試験「養護教諭」の倍率一覧【都道府県別】でまとめています。

栄養教諭

採用年度
(実施年)
受験者数合格者数倍率
平成31年度
(2018年)
4058.0
令和2年度
(2019年)
3356.6
令和3年度
(2020年)
2955.8
令和4年度
(2021年)
2538.3
令和5年度
(2022年)
2664.3

なお、令和5年度の全国平均は8.0倍です。詳しくは【栄養の先生になるのは難しい?】教員採用試験「栄養教諭」の倍率一覧でまとめています。

まとめ|京都府教員採用試験の倍率は高いけど過去最低を記録

今回は、京都府教員採用試験の倍率を教科別に紹介しました。再度まとめると、京都府教員採用試験の倍率は全国平均と比べて高い傾向にあります。

令和5年度の実施結果
  • 全国平均:3.1倍
  • 京都府:3.7倍

しかし、この結果は過去最低を記録。
倍率=難易度とはいえませんが、一昔前に比べると合格しやすくなっていると言えるでしょう。

採用年度
(実施年)
受験者数合格者数倍率
平成31年度
(2018年)
2,0913895.4
令和2年度
(2019年)
1,9014424.3
令和3年度
(2020年)
1,8814504.2
令和4年度
(2021年)
1,8244514.0
令和5年度
(2022年)
1,6784533.7

試験内容は幅広く、面接試験の結果が最重要視されるため、何も対策せずに合格することはできません。試験に向けて効率的に対策するには、試験内容をしっかり理解し、過去の出題傾向を把握することが大切です。

以上を参考に、京都府教員採用試験の合格に向けて対策を始めましょう。

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教員採用試験の倍率
実施結果 京都府教員採用試験

この記事を書いた人

福永 真のアバター 福永 真 編集長

公立学校教員採用試験の情報メディア「教採ギルド(KYOSAI GUILD)」を運営しています。教採指導をして14年目(2023年4月現在)。【経歴】横国大を卒業→中高社会科教員→退職→教育出版社→独立→大学等で教示。ツイッターやnoteでも情報発信中。受験相談、お問合せはこちら。

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福永(ふくなが)
教採アドバイザー

公立学校教員採用試験の情報メディア「教採ギルド(KYOSAI GUILD)」を運営しています。教採指導をして14年目(2023年4月現在)。ツイッターやnoteでも情報発信中。受験相談、お問合せはこちら。

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