
山口県教員採用試験の小論文はどんな出題テーマが出ているの?文字数や試験時間なども知りたいです!
このような悩みを解決します。
- 小論文の概要
- 小論文の過去問テーマ
- 小論文対策のコツ
小論文対策を始めるときに一番知りたい情報が「過去問」ですよね。
本記事では、山口県教員採用試験の小論文について過去問5年分をまとめました。試験概要(文字数や評価基準)や対策方法も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
山口県教員採用試験 小論文の概要
山口県教員採用試験の小論文は、自分の考えや主張を論理的に説明する文章形式の試験です。
筆記試験(教職教養や専門教科)では判断できない、論理的思考力や読解力、人間性などを総合的に測ることを目的としています。
小論文試験の概要は、以下のとおりです。
実施 | 二次試験 |
試験時間 | 50分 |
文字数 | 800字 |
形式 | 横書き |
評価方法 | 5段階評価 |



続いて、実際に出題されたテーマを紹介します。
山口県教員採用試験 小論文の過去問テーマ
ここでは、山口県教員採用試験の小論文で出題された過去問テーマをまとめています。
令和5年度(2022年実施)
急激に変化する時代の中で、学校教育においては全ての子どもたちの可能性を引き出す、「個別最適な学び」と「協働的な学び」の実現が求められています。あなたは、なぜ、この実現が求められていると考えますか。また、あなたは教員として、その実現に向けて、どのようなことに取り組んでいきますか。具体的に書いてください。
令和4年度(2021年実施)
山口県では、学校・家庭・地域が連携・協働した教育を推進しています。あなたは、なぜ、現在、このような教育が必要だと考えますか。また、あなたは教員として、家庭・地域と一体となって、どのような教育活動に取り組んでいきますか。子どもたちに育みたい能力や態度等を踏まえて、具体的に書いてください。
令和3年度(2020年実施)
「Society5.0」といわれる超スマート社会の到来、グローバル化の加速など、これからの複雑で予測困難な時代を迎えるにあたって、児童生徒が主体的に自らの未来を切り拓いていくために、どのような力を育成することが求められると、あなたは考えますか。また、あなたは教員として、児童生徒が主体的に自らの未来を切り拓いていくための力を育成するために、どのように取り組んでいきますか。具体的に書いてください。
令和2年度(2019年実施)
児童・生徒の資質・能力の育成に当たって、学校では一人ひとりを大切にする教育が重要とされています。あなたは、なぜ、このような教育が重要だと考えますか。また、あなたは教員として、一人ひとりを大切にする教育をどのように実践していきますか。具体的に書いてください。
平成31年度(2018年実施)
技術革新の進展により、近い将来、多くの職種が人工知能(AI)やロボット等により代替できるようになる可能性が指摘されている一方で、これまでになかった仕事が新たに生まれる時代が到来すると言われています。このような時代に、子どもたちが社会を生き抜くためには、どのような力が求められると、あなたは思いますか。また、あなたは教員として、子どもたちにこれからの社会を生き抜く力を育成するために、どのようなことに取り組んでいきますか。具体的に書いて下さい。
論文を書きっぱなしにしていませんか?それだと、問題を解くだけで答え合わせしていないのと同じですよ。論文上達のコツは添削を受けること!オススメの添削方法を【教員採用試験の小論文】オススメの添削方法は?添削が必要な理由で解説しているので、ぜひ参考にしてください。
山口県教員採用試験 小論文対策のコツ
ここでは、山口県教員採用試験の小論文対策を始めるときのコツを紹介します。
今の実力を確認する
自分では文章が書けると思っていても、意外に書けなかったり、書けた(気になった)としても課題に対してまったく十分な解答になっていなかったりすることはよくあります。
なので、とりあえず予備校の模試などを受けてみて、今の論文力を把握してから、対策する時期の判断をしてみましょう。
そこできちんと書けているようであれば、月に1枚~2枚の論文を書くだけでも対策になります。逆にまったく書けないなら基礎からやる必要がありますよね。
なお、模擬試験については【比較】教員採用試験のオススメ模試は?日程や金額、受けるべき理由でまとめています。
本番3ヵ月前には対策を始める
小論文対策はやることが多いです。
- 課題把握力(読解力)
- 文章構成力
- 表現力
- 語彙力
- 教職関連の知識
これらの力は短期間で身につくものではありません。語彙力や教職の知識くらいなら1ヶ月でも何とかなりますが、他の力を短期間で身につけるのは厳しいです。
こういった順番で勉強することになるので、やはり最低でも3ヶ月は必要だと思って学習スケジュールを組んでみてください。
詳しい対策方法は【模範解答例あり】教員採用試験の小論文とは?書けない理由や対策方法でも解説しています。
客観的な評価をもらう
正解不正解がわからないまま小論文対策を続けても成績は伸びないので、書いた答案は必ず添削してもらいましょう。
小論文で落ちる人ほど、書いたら書きっぱなしってことが多いんですよね…。論文を書いて誰にも見せないというのは、問題を解いても答え合わせをしないのと同じことです。
効率よく小論文対策をするなら「添削でフィードバックをもらう」ことが大事です。



予備校を使うのもありだし、大学生なら教職課や教職センター、講師なら校長先生を頼ってみてください。
周りに頼れる人がない方は【教員採用試験の小論文】オススメの添削方法は?添削が必要な理由も解説でオススメの添削サービスを紹介しています。ぜひ、参考にしてください。
山口県教員採用試験 小論文
今回は、山口県教員採用試験の小論文について、過去の出題テーマをまとめていました。
過去問を眺めるだけでは、小論文を攻略することはできません。過去問を使って答案を作成し、添削を受けることで徐々に上達します。
小論文で落ちる人ほど、書いたら書きっぱなしってことが多いです。論文を書いて誰にも見せないというのは、問題を解いても答え合わせをしないのと同じことなので気をつけてください。
小論文が原因で不合格にならにように、早めに準備を始めていきましょう。