これから面接対策をしようと思うものの、「結局、何から始めればいいのかわからない」と悩んでいる人も多いことでしょう。実際に僕も面接対策には頭を抱えましたからね……。
結論からいうと、面接対策の基本は「予想される質問を知り、ベストな回答を用意する」ことです。
実際の面接試験で質問に対して即答できる受験者は、ほとんどいません。どの合格者も時間をかけて回答を練っています。
そこで本記事では、佐賀県教員採用試験の面接試験で聞かれた過去問(質問)を紹介!面接試験の傾向や面接で受かる人の特徴など徹底解説していきます。
本記事を参考にして、面接で落ちないように準備をはじめましょう。
- 過去に問われた質問91個
- コンピテンシー評価型面接の特徴と質問技法
- 受験者の9割が回答に困る質問と模範回答
これらを集約したnoteを公開しています!大手予備校や塾が書きたがらないようなリアルな情報もふんだんに盛り込んでいるので、効率よく面接対策を進めたい方はぜひ役立ててください。
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佐賀県教員採用試験 面接試験の過去問
受験者が面接試験で最も気になるのは「面接で何を質問されるのか」ではないでしょうか。
あらかじめ質問内容がわかっていれば、事前に備えることができます。一方で、何を聞かれるのかが不明瞭では、準備のしようがありませんからね。
ここでは、実際に佐賀県教員採用試験を受験してきた方々から集めた質問内容をまとめています。自分なりの回答を練って対策をはじめましょう!

その辺に落ちているような出典元が不明なものではなく、僕自身のツイッターやサイトで募集し提供してもらったリアルな情報を集約しています!
個人面接Ⅰの質問内容
- 緊張していますか。
- 志望動機を言ってください。
- 佐賀県を志望した理由は何ですか。
- 教師はいつから目指していますか。
- 教師を目指したきっかけは何ですか。
- 教師に向いていると思うところはどこですか。
- 教師になるうえで不足していると思うところはありますか。
- なぜその校種(教科)を志望するのですか。
- 自己PRしてください。
- 30秒で自己紹介してください。
個人面接Ⅱの質問内容
- 模擬授業をしてみてどうでしたか。
- 模擬授業後の展開を教えてください。
- 子供への声がけはどうする予定でしたか。
- この授業は1時間でどこまでやる予定ですか。
- この授業でICTを活用するならどこにしますか。
- この授業でどのような力を身につけさせたいですか。
- 子供をどのように評価しますか。
- 模擬授業で気を付けたことはどこですか。
なお、ここには掲載できなかった質問内容などを以下のnoteでも公開しています。
たくさん練習したい方は、ぜひ参考にしてください。


佐賀県教員採用試験 面接試験の傾向
実施 | 二次試験 |
回数 | 1人2回 |
試験時間 | 1回目:25分 2回目:30分 |
面接官 | 3人 |
形式 | 個人面接、模擬授業 (コンピテンシー評価型) |
配点 | 200点満点 |
面接試験(個人面接)では1人の受験者に対して、集中してチェックできるため、面接官は様々な観点から評価することができます。
グループ面接とは違い、受験者は自分一人だけなので緊張しやすい形式ですが、他の受験者がいないことから集中でき、自分をアピールしやすいという利点があります。
1人2回の面接を実施
- 1回目:主に人物面(自己PRや志望動機)に関する事項
- 2回目:模擬授業、教員としての資質・能力等に関する事項
自己分析に時間をかけることは当然ですが、教職や教育時事に関する知識も必要です。
より人物面を評価するという方針なので、はやめに準備を始めましょう。
模擬授業を実施
2回目の面接(個人面接Ⅱ)では、冒頭に10分間の模擬授業を行います。
※試験前にテーマが発表されるので構想します(30分前)。
模擬授業後は、通常通りの面接を20分行い終了。
形式はコンピテンシー評価型
佐賀県では、かなり前から「コンピテンシー評価型面接」を実施しています。知識として知っている方も多いでしょう。
結果や成果に着目するのではなく、それらを成し遂げるに至った経緯(行動や考え、問題解決など)を聞き出し、受験者の行動特性を評価する面接のこと。
たとえば「アルバイトは家庭教師をしていた」という回答に対して、
- なぜ家庭教師をしようと思ったの?
- どんな子どもを教えていたの?
- 苦労(工夫)したことはあった?
といった形で、あなたがこれまでに行ってきた体験・経験を深堀していく面接形式のことを指します。
これが理解できているかできていないかだけで合格率が全然違ってくるので、きちんと対策しましょう。
なお、コンピテンシー評価型面接の特徴やどんな感じに質問を深堀されるのか(質問技法)を以下の記事で解説しています。


佐賀県教員採用試験 面接試験の評価基準
面接試験は以下の観点にそって200点満点で評価をつけます。
評価項目 | 着眼点 |
---|---|
個人面接Ⅰ | ・誠実さ ・使命感 ・明朗さ ・社会性 ・コミュニケーション能力 |
個人面接Ⅱ | ・意欲、行動力 ・コミュニケーション能力 ・課題解決力 ・授業構成 ・表現力 ・態度 |
佐賀県教員採用試験の面接で受かる人の特徴
結論からいうと、面接で受かる人は以下に当てはまる人です。
- 印象がいい(笑顔、元気、熱い)
- 将来性や伸びしろがある
- 教員としての適性が感じられる
面接となれば、「自慢できるエピソードがないとダメだ」とか「全国大会で優勝できるくらいの実績が必要」みたいな内容に拘わりがちですが、話の内容よりも印象(雰囲気)が重要なんですよね。
もしあなたが面接官だとして、言っていることは素晴らしいのに、目線を合わせずボソボソ話したり、覚えた回答を棒読みしたりする受験者がいたらどう感じますか?採用したいと思います?
僕なら、その受験者が筆記試験で満点でも、留学経験や難関資格をたくさん持っていても、そんな人を採用したいとは思いません。
それよりも、誇れるような経験はしていないけど、一生懸命に嚙みながらも大きな声で明るく、自分の言葉で話している人を採用したいですよね。
なので、面接で受かりたいなら話す内容ばかりに時間をかけるのではなく、どういう振る舞い、話し方をすれば受け入れてもらえるのかにも時間を使ってください。
当然、そういった部分は1人では判断できません。必ず第三者に協力してもらうことが面接で受かるポイントと言えるでしょう。


佐賀県の求める教師像を理解して面接対策をしよう!
佐賀県教育委員会が、どんな人物を求めているのか知っていますか?
面接は採用者側(佐賀県)が求める教師像と、あなたの人物像がどれだけマッチしているかを確認するために行われています。
ここにズレが生じると不合格が確定してしまうので、必ず求める教師像をきちんと把握してから対策してください。
佐賀県が求める教師像は以下のとおりです。
- 豊かな人間性
- 実践的な指導力
- 粘り強く取り組むたくましさ



「このような人物が欲しい!」という教育委員会からのメッセージです。今までの経験や体験からアピールできるような内容を準備しましょう。
なお、教員採用試験の面接対策については以下の記事でも詳しく解説しています。


まとめ|佐賀県教員採用試験の面接で落ちないために必要なこと
面接は筆記試験に比べて不透明な部分が多く、努力が直結しない試験です。そのため、対策方法がわからずに後回しにしてしまい、結果として不合格になる人が後を絶ちません。
まずは、面接の軸となる「自己分析(自己PR・志望動機の作成)」をきちんと行いましょう。そのうえで過去質問をもとに自分オリジナルの回答を練っていく。
そして第三者にきちんと伝わるかどうか、話し方はおかしくないか、表情や態度は大丈夫かなどを確認しながら練習していけば、面接対策は考えているより簡単に行えますよ。
面接試験の対策は筆記試験よりもやることが多く、かなり時間が必要です。できるだけ早めに手をつけて攻略していきましょう!
- 過去に問われた質問91個
- コンピテンシー評価型面接の特徴と質問技法
- 受験者の9割が回答に困る質問と模範回答
これらを集約したnoteを公開しています!大手予備校や塾が書きたがらないようなリアルな情報もふんだんに盛り込んでいるので、効率よく面接対策を進めたい方はぜひ役立ててください。
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