山形県教員採用試験の作文(論文)はどんな出題テーマが出ているの?文字数や試験時間なども知りたいです!
このような悩みを解決します。
- 作文試験の概要
- 作文試験の過去問テーマ
- 作文試験対策のコツ
作文(論文)対策を始めるときに一番知りたい情報が「過去問」ですよね。
本記事では、山形県教員採用試験の作文試験について過去問3年分をまとめました。試験概要(文字数や評価基準)や対策方法も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
山形県教員採用試験 作文試験の概要
山形県教員採用試験の作文試験は、自分の考えや主張を論理的に説明する文章形式の試験です。
筆記試験(一般教養や専門教科)では判断できない、論理的思考力や読解力、人間性などを総合的に測ることを目的としています。
作文試験の概要は、以下のとおりです。
実施 | 二次試験 |
試験時間 | 50分 |
文字数 | 800字 |
評価基準 |
|
配点 | 50点 |
続いて、実際に出題されたテーマを紹介します。
山形県教員採用試験 作文試験の過去問テーマ
ここでは、山形県教員採用試験の作文試験の過去問をまとめています。
令和5年度(2022年実施)
次の作文のテーマに沿って、800字以内で作文を書きなさい。
- 子どもと学ぶ教師とは
- 郷土の魅力を伝える指導で大切なこと
- 「いのち」を大切にすることができる生徒の育成とは
※複数テーマから1題が指定される。
令和4年度(2021年実施)
次の作文のテーマに沿って、800字以内で作文を書きなさい。
- 変化の激しい時代だからこそ大切にしたい教育とは
- 児童生徒のより良い学びにつながる教師の支援とは
- 地域とかかわり、地域をいかす人を育てる教育とは
※複数テーマから1題が指定される。
令和3年度(2020年実施)
次の作文のテーマに沿って、800字以内で作文を書きなさい。
- 信頼される教員になるために大切なこととは
- 個を尊重しながら協調性を育む教育とは
- 主体的な学びを視点にした授業とは
※複数テーマから1題が指定される。
作文を書きっぱなしにしていませんか?それだと、問題を解くだけで答え合わせしていないのと同じですよ。作文上達のコツは添削を受けること!
オススメの添削方法を【教員採用試験の小論文】オススメの添削方法は?添削が必要な理由で解説しているので、ぜひ参考にしてください。
山形県教員採用試験 作文対策のコツ
ここでは、山形県教員採用試験の作文対策を始めるときのコツを紹介します。
今の実力を確認する
自分では文章が書けると思っていても、意外に書けなかったり、書けた(気になった)としても課題に対してまったく十分な解答になっていなかったりすることはよくあります。
なので、とりあえず予備校の模試などを受けてみて、今の文章力を把握してから、対策する時期の判断をしてみましょう。
そこできちんと書けているようであれば、月に1枚~2枚の作文を書くだけでも対策になります。逆にまったく書けないなら基礎からやる必要がありますよね。
なお、模擬試験については【比較】教員採用試験のオススメ模試は?日程や金額、受けるべき理由でまとめています。
本番3ヵ月前には対策を始める
作文対策はやることが多いです。
- 課題把握力(読解力)
- 文章構成力
- 表現力
- 語彙力
- 教職関連の知識
これらの力は短期間で身につくものではありません。語彙力や教職の知識くらいなら1ヶ月でも何とかなりますが、他の力を短期間で身につけるのは厳しいです。
こういった順番で勉強することになるので、やはり最低でも3ヶ月は必要だと思って学習スケジュールを組んでみてください。
詳しい対策方法は【模範解答例あり】教員採用試験の小論文とは?書けない理由や対策方法でも解説しています。
客観的な評価をもらう
正解不正解がわからないまま作文対策を続けても成績は伸びないので、書いた答案は必ず添削してもらいましょう。
作文で落ちる人ほど、書いたら書きっぱなしってことが多いんですよね…。作文を書いて誰にも見せないというのは、問題を解いても答え合わせをしないのと同じことです。
効率よく作文対策をするなら「添削でフィードバックをもらう」ことが大事です。
予備校を使うのもありだし、大学生なら教職課や教職センター、講師なら校長先生を頼ってみてください。
周りに頼れる人がない方は【教員採用試験の小論文】オススメの添削方法は?添削が必要な理由も解説でオススメの添削サービスを紹介しています。ぜひ、参考にしてください。
山形県教員採用試験 作文で落ちないように準備しよう
今回は、山形県教員採用試験の作文について、過去の出題テーマをまとめていました。
過去問を眺めるだけでは、作文を攻略することはできません。過去問を使って答案を作成し、添削を受けることで徐々に上達します。
作文試験で落ちる人ほど、書いたら書きっぱなしってことが多いです。作文を書いて誰にも見せないというのは、問題を解いても答え合わせをしないのと同じことなので気をつけてください。
作文が原因で不合格にならにように、早めに準備を始めていきましょう。