【合格点は〇割】京都府教員採用試験の合格ラインと配点を徹底解説

「何割（点）くらい取れれば合格できるんだろうか？」

これから対策を始めるうえで、絶対に押さえておきたいポイントだと思います。

本記事では、京都府教員採用試験の配点や基準点を解説。過去の合格最低点（合格ライン）も校種・教科別にまとめているので、参考にしてください。

本試験までに使える時間は限られているので、何も知らないまま対策することはNGです。配点や合格点を知っておけば、どの試験を攻略すれば合格に近づけるのかわかるので、必ず確認しましょう！

※京都府教員採用試験の内容や難易度はこちらの記事で詳しく解説しています。併せて確認してみてください。

京都府教員採用試験　配点

ここでは、京都府教員採用試験の配点を一次試験と二次試験ごとに紹介します。

一次試験	教職教養	100点
	専門教科	100点
	面接試験	100点
二次試験	個人面接	150点
	教育実践力テスト	100点
	実技試験	100点

京都府教員採用試験　合格者の決定方法

ここでは、京都府教員採用試験の合格者決定方法を一次試験と二次試験にわけて解説します。

一次試験

令和6年度（2023年実施）から、教職教養の実施が一次試験に変更となります（令和2年度以来の復帰）。

下記1~3すべての基準点を満たした人のうち、面接試験の評価が高い人から合格とします。

①教職教養	平均点から10～15点引いた点を基準点とする。
②専門教科	平均点の90～100％を基準点とする。
③小論文	B以上を評定基準とする。

二次試験

下記1～3すべての基準を満たす人のうち、個人面接、教育実践力テスト及び実技試験の総合成績上位の人から合格とします。

①個人面接	①2人の面接官から、5段階中2以下の評価をつけられないこと。 ②面接官の誰からも1評価をつけられないこと。
②教育実践力 テスト	①2人の面接官から、5段階中2以下の評価をつけられないこと。 ②面接官の誰からも1評価をつけられないこと。
③実技試験	基準点以上の成績であること。

京都府教員採用試験　合格最低点（基準点）

ここでは、京都府教員採用試験の合格最低点（基準点）をまとめています。

合格者の対象になるには、基準点を超えることが絶対条件となります。最終的には面接試験の結果次第で合否が決まるため、バランスよく対策することが大事です。

令和5年度（2022年実施）

校種・教科		教職教養 （100点満点）	教科専門 （100点満点）
小学校		45	50
中学校	国語	40	27
	社会	40	38
	数学	40	55
	理科	40	31
	音楽	35	30
	美術	35	45
	保健体育	40	44
	技術	35	44
	家庭	35	18
	英語	40	37
高校	国語	45	38
	地歴公民	45	36
	数学	45	53
	理科	40	39
	保健体育	40	57
	美術	40	57
	英語	45	40
	家庭	45	57
	情報	40	61
	農業	40	51
	工業	40	52
	商業	40	47
	福祉	45	61
特別支援		40	33
養護教諭		45	45
栄養教諭		35	44

令和4年度（2021年実施）

校種・教科		教職教養 （100点満点）	教科専門 （100点満点）
小学校		45	47
中学校	国語	40	28
	社会	40	41
	数学	40	38
	理科	40	29
	音楽	40	26
	美術	40	45
	保健体育	40	55
	技術	40	37
	家庭	40	46
	英語	40	37
高校	国語	45	30
	地歴公民	45	41
	数学	45	51
	理科	45	49
	保健体育	40	70
	音楽	45	47
	書道	40	42
	英語	45	27
	家庭	40	63
	情報	45	45
	農業	40	53
	工業	40	35
	商業	40	37
	水産	45	49
特別支援		40	41
養護教諭		40	57
栄養教諭		40	49

令和3年度（2020年実施）

校種・教科		教職教養 （100点満点）	教科専門 （100点満点）
小学校		50	47
中学校	国語	50	32
	社会	50	38
	数学	45	24
	理科	50	39
	音楽	50	35
	美術	40	49
	保健体育	40	46
	技術	35	32
	家庭	50	39
	英語	45	32
高校	国語	50	49
	地歴公民	50	47
	数学	50	49
	理科	50	47
	保健体育	45	53
	書道	50	50
	英語	50	43
	家庭	35	54
	情報	50	60
	農業	35	50
	工業	25	35
	商業	35	39
特別支援		40	54
養護教諭		50	53
栄養教諭		40	58

このように、どの校種・教科でも基準点は高くありません。そのため、安定して5～6割取れるように準備しておくと良いでしょう。合格ラインを超えるポイントを教員採用試験の合格ラインは何割？合格最低点と基準点を超えるポイントでまとめているので、参考にしてください。

まとめ｜京都府教員採用試験の合格点は6割以上を目安にしよう

今回は、京都府教員採用試験の配点と合格最低点を紹介しました。

論文や面接など、点数化しにくい試験もあるため正確に合格ラインを測ることはできませんが、最低5割、できれば6割～。これくらい取れれば十分に合格できるでしょう。

ある程度の目安が把握できたら、一問でも多くの問題を解く、小論文を書く、志望動機を考える、などに時間をかけてみてください。

この記事が少しでもお役に立てたら幸いです。最後まで読んでいただき、ありがとうございました！