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対策ガイド2024|愛知県教員採用試験の内容と傾向【一次・二次】

2023 9/09
教員採用試験
試験内容 愛知県教員採用試験
2023年9月9日
愛知県教員採用試験の内容

今回は、愛知県教員採用試験の概要や内容を徹底解説します。

日々の学校や仕事で忙しい中、効率よく試験対策できるかどうかは、選考内容や傾向をどれだけ理解しているかが重要です。

本記事を読めば「試験の全体像から最終合格するには何をすればいいかまで」網羅的に理解できますよ。

※全国の試験内容を「【令和6年度採用】教員採用試験の内容一覧を解説【全国66自治体】」で紹介しているので、併願を考えている人は参考にしてください。

本記事のコンテンツ

愛知県が求める教師像

  • 児童生徒に愛情をもち教育に情熱と使命感をもつ人
  • 高い倫理観をもち円満で調和のとれた人
  • 実行力に富み粘り強さがある人
  • 明るく、心身ともに健康な人
  • 組織の一員としての自覚や協調性がある人
  • 広い教養と豊富な専門的知識・技能を備えた人
ふくなが

「このような人物が欲しい!」という教育委員会からのメッセージです。今までの経験や体験からアピールできるような内容を準備しましょう。

愛知県教員採用試験の概要

愛知県教員採用試験は、愛知県内・・・・の公立学校(名古屋市内を除く)で働く正規教員を決める公務員試験のひとつです。

まずは愛知県教員採用試験の概要を紹介します。

  • 令和6年度の変更点
  • 受験資格
  • 募集教科と採用予定人数
  • 試験日程
  • 実施状況

令和6年度の変更点

募集教科の追加と停止
追加高等学校教諭の工業(土木)、工業(化学工業)、水産(漁業)、水産(機関)
停止音楽、音楽(明和)、美術(旭丘)、工業(建築)、工業(陶芸)
特別選考に関する免除項目の変更
元教諭
講師経験者
従来の出願資格に加えて、市町村教育長の推薦がある場合、又は県教育委員会の選考により相当と認められた場合、第1次試験を免除する。
教職大学院
修了見込者
第1次試験を免除する。
特別支援学校教諭の出願資格に関する変更

従来:「特別支援学校教諭等免許状を所有、又は取得見込みであること」

変更:「特別支援学校教諭等免許状を所有、又は取得見込みでない場合は、当該免許状取得に必要な所定の単位を採用後3年を目処に取得し、速やかに免許状取得の申請に努めること」

第1次試験における加点項目の追加
小学校
中学校
高等学校
複数の教員免許状を所有、又は取得見込みの場合、第1次試験において加点する。
特別支援学校複数の教員免許状を所有(見込み含む)、特別支援学校教諭等免許状を所有(見込み含む)の場合、第1次試験において加点する。

受験資格(年齢制限)

以下の3つを満たしていることが条件となります。

  1. 昭和39年4月2日以降に生まれている
  2. 志望校種・教科の教員免許状を取得(見込み含む)している
  3. 学校教育法9条及び地方公務員法16条の欠格事由に該当しない

受験資格の中でも、年齢制限は自治体によって異なります。

募集教科と採用人数

令和6年度(2023年実施)に採用を予定している校種・教科と人数は以下のとおりです。

小学校–800人
中高共通国語、社会、数学、理科、音楽、美術、保健体育、技術、家庭、英語370人
高等学校国語、地理歴史、公民、数学、理科、美術、保健体育、家庭、英語、商業、工業(機械・電気・土木・化学工業)、農業、水産(漁業・機関)、看護、情報、福祉260人
特別支援小学部、国語、社会、数学、理科、音楽、美術、保健体育、技術、家庭、英語、工業(機械)140人
養護教諭–30人
栄養教諭–10人
※教科ごとの採用数は非公開
ふくなが

昨年に比べると、全体で100人減る見込みです。
(小学校-100、中学校-30、高校+10、特別支援+40、養護教諭-20、栄養教諭±0)

愛知県教員採用試験のスケジュール

出願期間令和5年4月24日〜5月15日
一次試験令和5年7月22日
二次試験令和5年8月17日、18日
ふくなが

令和7年度から試験日が6月15日に前倒しされます!

 試験の流れや併願などは、「【令和6年度】愛知県教員採用試験の日程とオススメの併願先」で解説しています。

実施状況

採用年度受験人数合格人数倍率
令和5年度5,7091,7103.3
令和4年度6,0041,5703.8
令和3年度5,2661,5303.4
令和2年度6,3181,4904.2
平成31年度7,4721,4755.1

 校種・教科別の詳細は、「【2024年最新〜過去】愛知県教員採用試験の倍率を教科別に紹介」でまとめています。

愛知県教員採用試験の内容

ここでは、愛知県教員採用試験の傾向を試験ごとにまとめています。

一次試験一般・教職教養
専門教科
小論文
二次試験個人面接
実技試験

それぞれ順番に傾向を解説しているので参考にしてください。

教職・一般教養

試験時間60分
問題数30問
出題形式択一式
配点100点満点
令和5年度の情報

教職・一般教養試験とは、教員として必要な基礎能力や一般教養が、どれくらい備わっているかを測る筆記試験のことです。

校種や教科に関係なく、全員が同じ問題を解きます。

 出題科目

教職教養教育原理、教育法規、教育心理、教育史
一般教養人文科学国語、英語、音楽、美術、保健体育
社会科学世界史、日本史、地理、政治、経済
自然科学数学、化学、生物、地学
令和4~6年度の出題科目

この他、教育時事(学校教育の変化や教育関連のニュースのこと)や愛知県の教育施策に関する問題もあります。そのため、文部科学省のホームページを見たり、新聞を読んだりして、普段の生活から情報収集をしておきましょう。

 出題傾向や効率的な勉強方法は、「愛知県教員採用試験の教職・一般教養対策!試験科目と出題傾向を徹底解説」で解説しています。ぜひ、参考にしてください。

教科専門

試験時間60分
問題数教科・科目による
出題形式択一式
配点100点満点

教科専門とは、志望する校種・教科の専門知識や学習指導要領の理解度を測る択一式の筆記試験です。

指導教科の専門性を問われるので問題レベルが高く、多くの勉強時間が必要という特徴があります。

ふくなが

だいたい、大学入試共通テスト(旧センター試験)から国公立大二次試験で問われるレベルの問題が6割以上を占めています。

まずは志望する校種・教科の過去問を解いてみて、現在の実力を確認してみてください。そうしないと、何から対策すればいいか判断できません。

現在の得点から以下のように勉強プランを考えてみましょう。

  • 5割以下:基礎がないので中学受験レベルから勉強しなおす
  • 7割以下:高校~大学受験レベルで力をつける
  • 7割以上:全国の過去問を解いて知識の定着や弱点克服

専門教科を得意とする受験者は多いので、ライバルたちに差をつけられないように、手厚く勉強することが大事です。

 教科専門の勉強方法は、「【できないと落ちる】教員採用試験の専門教養が重要な理由と勉強法を解説」を参考にしてください。

小論文

試験時間60分
文字数900字
問題数1題
評価基準・教育に対する見識をもち、現実に対する認識は適切であるか。
・教育に対する意欲は十分であるか。
・教師として現実に立脚した展望をもっているか。
・出題の意図を的確にとらえ、論旨が一貫しているか。
・文章表記は適切であるか。
配点A~Eの5段階

小論文とは、自分の考えや主張を論理的に説明する文章形式の試験のことです。筆記試験では判断できない、論理的思考力や読解力、教師としての適性などを総合的に評価します。

試験時間は全校種共通で60分、文字数は800字。

小論文は、自分では文章が書けると思っていても、意外に書けなかったり、書けた(気になった)としても課題に対してまったく十分な解答にはならないことはよくあります。

毎年、小論文で評価がもらえずに不合格となる受験者は多いので早めに準備をしてください。

 過去のテーマや対策方法は、「愛知県教員採用試験の小論文は重要?傾向と過去問テーマを徹底解説」でまとめています。

個人面接・場面指導

試験時間各20分
面接官3人
配点60点満点
評価基準・積極性
・表現力
・協調性
・適応性
・社会性
・安定性
令和5年度の情報

個人面接とは、志望動機や自己アピールなどを問うことで、あなたが愛知県の教師として相応ふさわしいかどうかを評価・判断する人物試験のことです。

試験時間は20分間で、一人2回の面接を行います。

個人面接は1人の受験者に対して、集中してチェックできるため、面接官は様々な観点から評価することができます。

また、集団面接とは違い、受験者は自分一人だけなので緊張しやすい形式ですが、他の受験者がいないことから集中でき、自分をアピールしやすいという利点があります。

面接を苦手とする人は多いです。しかし、合格するには避けては通れません。

面接練習をすることで、

  • 自分の長所や短所
  • なぜ教員になりたいのか
  • 教員になって何がしたいのか

といった部分を改めて確認できます。自分と向き合う良い機会なので、時間をかけてじっくり取り組んでいきましょう。

 過去の質問や対策方法は、「愛知県教員採用試験の面接対策!質問内容や攻略のコツを徹底解説」で詳しく解説しています。

実技試験

実技試験とは、教科・科目に関する実践力を備えているのか評価する試験です。

対象校種・教科は以下のとおり。

  • 中学校(音楽、美術、保健体育、英語)
  • 高校(音楽、美術、家庭、保健体育、英語、工業、農業)

何ができて、できていないのかを早めに把握するようにしましょう。そのうえで出来るように少しずつ技能を磨いていくことが最適解です。

なお、課題に沿って完璧にできることにくわえて、熱意や意欲、態度なども評価対象。そのため、実際の試験では面接と同じように楽しくできるように練習してください。

愛知県教員採用試験でよくある質問FAQ

最後に、愛知県教員採用試験でよくある質問に回答します。

  1. 過去問について
  2. 合格ラインについて

過去問について

愛知県教員採用試験の問題及び正答・配点等は、『愛知県県民相談・情報センター』で閲覧及びコピーできます。

問題と解答のみで解説はありませんが、出題レベルや形式把握には十分活用できるでしょう。

以下の記事でも詳しく過去問の入手方法をまとめているので確認してみてください。

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合格ラインについて

愛知県教員採用試験の合格ラインは公表されていませんが、過去の受験者データから教職6割、専門7割〜8割がひとつの目安になります。

もちろん、校種や教科によって差はありますし、競争試験なので変動する点は注意が必要です。

なお、以下の記事でも詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

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愛知県教員採用試験の対策を始めよう

愛知県教員採用試験の難易度は、そこまで高くありません。

しかし、筆記試験で点を取れば合格できるのではなく、面接試験などによる人間性が最重視されるため、努力がそのまま結果に結びつかない難しさがあります。

最終合格するのは簡単ではありませんが、きちんと対策すれば受かることは十分可能な試験です。

試験内容と傾向を再確認して、効率よく勉強を始めましょう。

今回は以上です。

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