愛知県教員採用試験の論文テーマは?傾向や書き方(対策法)を解説

愛知県教員採用試験の論文対策

  • 愛知県教員採用試験の論文はどんな傾向?
  • 愛知県教員採用試験の論文はどんなテーマ?
  • 愛知県教員採用試験の論文の書き方は?

本記事は、愛知県教員採用試験の論文について解説しています。

最初に論文試験の傾向を明確にしつつ、過去問を紹介していきます

実際、論文が書けずに不合格になる受験者は多く、対策を後回しにしないことが重要。本記事の後半では、過去問を使いながら書き方のコツやNGポイントも解説しているので必見です。

それでは、前置きはこの辺にしてさっそく内容を見ていきましょう!

なお、その他試験の傾向は「愛知県教員採用試験の内容(一次・二次)は?傾向と勉強方法を徹底解説!」をご覧ください。

愛知県教員採用試験 論文の傾向

愛知県教員採用試験の論文は、一次試験で行われ、二次試験で採点されます。

【変更点】令和5年度(2022年実施)採用愛知県公立学校教員採用選考試験からは、第1次試験における筆記試験の小論文について、第1次試験の選考資料とします。

愛知県の論文はグラフや文章を読み取って論述する形式です。文章を書く力の他にグラフや文章を正確に読み取る力が必要なんですね。

どれだけ文章が書けてもグラフや文章が読み取れないと評価を上げることはできません。

「慣れ」が必要なので、しっかり書く練習をしてください。

論文の試験時間

試験時間は60分です。

論文を書くときには、時間配分を意識する必要があります。

時間配分の目安は以下のとおり。

  • 課題の把握、文章構成:10分
  • 執筆:45分
  • 推敲(見直し):5分

時間配分の感覚をつかむためには、実際に時間を図りながら練習することが必須です。

論文の文字数

文字数は900字です。

文字数は大きな評価ポイントなので、必ず守ることが大切です。

800字前後を目安に書けるように準備しましょう。

論文の配点

以下の観点をもとに5段階(A~E)で採点します。

  • 教育に対する見識をもち、現実に対する認識は適切であるか。
  • 教育に対する意欲は十分であるか。
  • 教師として現実に立脚した展望をもっているか。
  • 出題の意図を的確にとらえ、論旨が一貫しているか。
  • 文章表記は適切であるか。

足切り

なお、論文には基準点(D以下)が設定されています。

この基準点を下回ると他の試験が満点でも不合格になる(=足切り)ので注意が必要です。

とくに「論旨」がズレてしまえば、大幅に評価をさげてしまいます。

このような観点は独学ではなかなか判断できないので、添削指導を受けて自分の弱点をあぶり出して対策しましょう。

summary
  • 愛知県の傾向は「文章題やグラフ」について論じる
  • 試験時間60分、文字数は900字以内
  • 足切り(基準点)に注意

愛知県教員採用試験 論文の過去問テーマ

ここでは愛知県教員採用試験の論文で出題された過去問をまとめています。

問題は校種に関係なく全員同じです。

模範解答例を「【愛知県教員採用】論文の教科書|過去問テーマと模範解答を徹底紹介」でまとめています。併せて確認してください。

令和2年度(2020年度)

愛知県教員採用試験 論文の過去問をダウンロードする(PDF)

令和3年度(2021年度)

中止

令和4年度(2022年度)

愛知県教員採用試験 論文の過去問をダウンロードする(PDF)

参考愛知県教員採用試験 論文用紙(PDF)

summary
  • 愛知県の論文テーマは全校種おなじ
  • 過去問をたくさん説いて傾向を理解する
  • 書いた答案は添削してもらい出来具合を把握する

愛知県教員採用試験の論文対策|書き方を解説!

論文は「三段型」を使って書くことをオススメします。

なぜなら、文章の構成がしっかりでき、論旨に一貫性を持たせることが簡単にできる型だからです。

三段型の構成は以下のとおり。

  • 【序論】:テーマに対する自分の考えや解釈を主張
  • 【本論】:主張を裏付ける根拠や具体例を提示
  • 【結論】:全体を占める、今後の抱負や熱意を示す

この型を使い、全体的に4~5段落構成で書くといいでしょう。

書き方の例

実際の問題を参考に考えてみましょう。

 次の図表は,日本を含めた7か国の満 13~29歳の若者を対象とした意識調査結果からの抜粋である。この図表からあなたは何を読み取り,それを踏まえて教員としてどのような教育を心がけたいかを述べよ。

ここで意識すべき点は以下の2つ。

  • グラフから読み取れる社会的情勢(傾向)
  • 教員として心がけたいこと

そして、「900字以内」と字数制限まで決まっています。

あとは、このポイントを守りながら、先ほど紹介した型(三段型)に当てはめて書けばOK。

  • 【序論】グラフから〇〇の傾向が伺える。これを踏まえて2つの××を心がけていきたい。(100字程度)
  • 【本論】一つ目は▲▲である。なぜなら〜。二つ目は◇◇である。なぜなら〜。(500字程度)
  • 【結論】このように~していきたい(100字)

このようにスッキリした文章を書くことができます。

情報収集が必要

過去問を見てわかったと思いますが、「データの読解力」や「社会的背景」に関する知識が必要です。

書くためには、教育問題に対する知識、愛知県の教育方針や施策、自らの教育観といった多くの情報が必要。

先ほどの例でいうなら、「日本を含めた7か国の満13~29歳の若者を対象とした意識調査」はどのような傾向があるのかを正確に読み取ること。

ただ自分の考えを書くだけでは評価はもらえないため、事前に情報収集をしておくことが大切。

マイナス評価を受けない書き方

どれだけ上手に文章が書けても、以下に該当する答案はマイナス評価を受けてしまいます。

  • 雑、汚い
  • 原稿用紙の使い方
  • 誤字・脱字
  • 横文字だらけ
  • 一文が長い

なかでも誤字・脱字や文体(常体・敬体)の混同は大きく減点されてしまいます。

  • 常体」・・・文末が「である」「だ」形
  • 敬体」・・・文末が「です」「ます」の形

    ✕「学習指導において、正しい言葉遣いを身につけさせたいです。言葉遣いは良好な人間関係を形成するためにも必要不可欠な要素だから

    ◎「学習指導において、正しい言葉遣いを身につけることができるようにする。言葉遣いは良好な人間関係を形成するためにも必要不可欠な要素だから
summary
  • 書き方は「三段型(序論・本論・結論)」を使って執筆
  • 書くには前提知識(教職、教育時事、教育施策など)が必要
  • 書いた答案は添削を受けて弱点を把握することが上達のポイント

愛知県教員採用試験 論文対策はいつから始める?

結論をいえば、人によります。

「何を当たり前のことを言っているんだ!」と思うかもしれませんが、事実なので…。

というのも、あなたが文章を書くのが得意と思いこんでいるなら本番1カ月前でもよいかもしれませんし、まったく苦手ならもっと早くやるべきだからです。

とはいえ、とりあえず書いてみて評価を受けてから判断することをオススメします。

何度も言うように、自分では文章が書けると思っていても、意外に書けなかったり、書けた(気になった)としても課題に対してまったく十分な解答にはならないことはよくあるからです。

添削を受けてみて、ある程度書けていれば月に1~2枚ぐらい書く、まったくダメなら繰り返し書く。このように判断するといいでしょう。

論文対策は明確な解答がないため、独学では限界があります。そのことを踏まえて練習してください。

summary
  • 愛知県の傾向は「文章題やグラフ」について論じる
  • 過去問をたくさん説いて傾向を理解する
  • 書き方は「三段型(序論・本論・結論)」を使って執筆
  • 書くには前提知識(教職、教育時事、教育施策など)が必要
  • マイナス評価を受けないように注意