- 教職教養・一般教養ってどんな試験なの?
- 教職教養・一般教養の特徴や対策方法は?
- 教職教養・一般教養のない自治体(県)はあるの?
こんな悩みを解決します。
教職教養や一般教養という名前を知っていても、イマイチどんな問題がでるのか分からないのではないでしょうか。
そこで本記事は、教員採用試験の教職教養と一般教養の違いから対策の仕方まで解説しています。
自治体ごとの出題傾向なども紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
これから受験対策を始める方はもちろん、勉強方法で悩んでいる方は必見です。

教員採用試験の教職教養・一般教養とは?問題つきで違いを解説します
教職教養 | 教員として知っておくべき教育に関する専門知識 (学習指導要領や生徒指導など) |
一般教養 | 社会人として知っておくべき基礎的知識 (国語、数学、理科、社会、英語など) |
このような力を測る分野を指します。
教員採用試験では、この2分野を合わせて『教養試験』と呼ぶことが多いです。
教職教養とは
教員として働くうえで必要な、『学習指導要領や生徒指導、教育関係法規等』に関する分野で、以下4科目で構成されています。
- 教育原理
- 教育法規
- 教育心理
- 教育史
まずは、どんな内容なのか、実際の問題にチャンレンジしてみましょう。

こんな感じで教員としてのルールだったり、歴史や成長過程の問題だったりがたくさん出ています。
また、文部科学省が出す資料(答申、通知)や各教育委員会の教育施策に関する問題がでることも。

一般教養とは
小学校から高校までに学んだ基礎的な学力を測る分野で、以下の3領域に分類されます。
- 人文科学
- 社会科学
- 自然科学
人文科学
- 国語
- 英語
- 音楽
- 美術
- 保健体育
これらの科目で構成される領域です。
どんな内容なのか、実際の問題をみてみましょう。

社会科学
- 日本史
- 世界史
- 地理
- 政治
- 経済
これらの科目で構成される領域です。
どんな内容なのか、実際の問題をみてみましょう。

自然科学
- 数学
- 物理
- 化学
- 生物
- 地学
これらの科目で構成される領域です。
どんな内容なのか、実際の問題をみてみましょう。

このように大学の教職課程や中学~高校までに学んだ内容で構成されています。
どの科目も中学~大学できちんと勉強してきた人からすれば、それほど難しいわけではありません。
それなのに多くの受験者が悩んでいるのは、試験科目が多すぎるからです。大学受験の3倍も勉強しないといけないわけでして…。まぁ、マジでシンドイですね。
あれもこれも手をつけているうちに時間だけが過ぎていき、準備不足のまま本番を迎えてしまわないように、出題傾向をきちんと理解して対策することが大事。
教員採用試験の教職教養・一般教養の傾向を解説
ここでは、教員採用試験の教職教養と一般教養の傾向を解説します。
試験名には注意が必要
教職教養と一般教養の名称(試験名)は自治体によって異なります。
- 教養検査(北海道)
- 教職教養(東京都)
- 一般教養・教職専門(神奈川県)
- 一般教養(奈良県)
- 教養試験(福岡県)
なので、試験名だけで何がでるのか決めつけないことが大事です。
たとえば奈良県教員採用試験の試験名は一般教養ですが、出題科目は教職科目のみなんですよね。一般教養科目からの出題はありません。

現在、教職教養+一般教養の自治体が8割です。一般教養のない自治体は後述しているので興味のある人は確認してください。
教職教養は出題割合が大きい
教職教養は、一般教養に比べて出題数(割合)が多い傾向があります。
教職教養と一般教養の出題割合
自治体 | 教職教養 | 一般教養 |
---|---|---|
東京都 | 100% | 0% |
千葉県 | 90% | 10% |
静岡県 | 70% | 30% |
広島県 | 100% | 0% |
福岡県 | 70% | 30% |
自治体にもよりますが、4科目で50%〜80%を占めています。



総合点を上げるには、教職教養の攻略が必要不可欠ですね!
一般教養は出題範囲が広い
一般教養は、教職教養に比べて試験科目が多く、出題範囲も広いです。
たとえば、日本史や世界史をイメージするとわかりますが、とんでもない範囲ですよね。大学受験のとき1科目だけでもキツかったのに両方を勉強しなくてはいけないので出題範囲の広さがわかるはずです。



中学から高校までの6年間で勉強した範囲を1年程度でやり直す必要があるため勉強に苦労している人は多いんですよね…。
とはいえ、どの科目も全範囲から出題されているわけではないので、志望自治体の出題傾向を理解して勉強することが大事。
以上が、教員採用試験の教職教養と一般教養の傾向です。
教員採用試験の教職教養・一般教養の対策方法を解説
ここからは、教員採用試験の教職教養と一般教養を勉強する具体的な手順を解説します。
出題傾向を把握する
教員採用試験の教職教養・一般教養は自治体によって出題傾向が異なります。
- 出題科目
- 問題数
- 試験時間
- 出題範囲
たとえば、茨城県では教育心理は出ませんが、神奈川県では必ず出題があります。
まったく出ない科目・分野に時間をかけて勉強しても無駄ですよね。
時間や労力の無駄をしないためにも、出題傾向を把握して勉強してください。
》自治体ごとの出題傾向はこちら。
参考書・問題集を準備する
- オープンセサミシリーズ(東京アカデミー)
- らくらくマスターシリーズ(実務教育出版)
- Twin Books完成シリーズ(時事通信出版)
このあたりの参考書・問題集を使えば大差ありません。
毎年、どの参考書・問題集が上かとよく議論になるくらい良書揃いなので選ぶのも一苦労ですが、僕は「オープンセサミシリーズ」をオススメします。
- 分野ごとに問題を整理し、良問が多い
- 大手予備校が監修しているという安心感
- 『情報量の多い参考書』とリンクしている
- 解説が必要最小限で簡潔である
なお、参考書・問題集を購入するときは「参考書」と「問題集」を同じシリーズで揃えることがポイントです。



ぶっちゃけ、どの参考書・問題集でもきちんとした使い方で勉強すれば合格できますよ。最近の書籍はクオリティが高いです。
》教員採用試験のオススメ参考書・問題集は以下の記事でくわしく解説しています。


問題集をメインに覚える
「参考書で理解→問題集で確認」という勉強をしてきた人ばかりだと思いますが、参考書からやっていたら本試験までに間に合いません。
なぜなら、参考書には試験にでない無駄な情報が多く、活字の本であるため、どこがどういう形式で問われるのか分からないからです。
参考書はあくまでもサポート教材として、問題集の解答を読む際「参考」として問題解決に必要な知識や、その周辺部分を読むという使い方をしましょう。



参考書を通読するのは、問題集を一通り終えた後がベスト。問題集を通して得た知識が軸となり、格段に理解のスピードや深さが違ってきますよ!
》具体的な教員採用試験の勉強方法は以下の記事を参考にしてください。


教員採用試験で一般教養なし(教職教養のみ)の自治体は?
2023年度教員採用試験では、以下の11自治体が一般教養なし(教職教養のみ)となっています。
- 岩手県
- 福島県
- 茨城県
- 東京都
- 岐阜県
- 奈良県
- 岡山県
- 広島県・広島市
- 熊本県
- 熊本市
- 宮崎県



この他にも一般教養の出題は国語や時事のみといったライトな自治体(千葉県や高知県など)もあります。
【自治体別】教員採用試験 教職教養・一般教養の出題傾向
ここでは、教員採用試験(教職教養・一般教養)の出題傾向を自治体別に紹介します。
東京都教員採用試験
項目 | 内容 |
---|---|
試験時間 | 60分 |
問題数 | 25問 |
出題傾向 | 教職教養特化型 |
出題科目 | 教育原理、教育法規、教育心理、教育史、教育施策 |
出題形式 | 択一式(マークシート) |
配点 | 100点 |
》東京都教員採用試験(教職教養)の勉強方法はコチラの記事でくわしく解説しています。
大阪府教員採用試験
項目 | 内容 |
---|---|
試験時間 | 60分 |
問題数 | 30問 |
出題傾向 | バランス型 |
出題科目 | 教育原理、教育法規、教育心理、教育史 数的推理、判断推理、資料解釈、文章理解 |
出題形式 | 択一式(マークシート) |
配点 | 150点 |
》大阪府教員採用試験(教職・一般教養)の勉強方法はこちらの記事でくわしく解説しています。
神奈川県教員採用試験
項目 | 内容 |
---|---|
試験時間 | 60分 |
問題数 | 39問 |
出題傾向 | 一般教養比重型 |
出題科目 | 教育原理、教育法規、教育心理、教育史 国語、英語、数学、社会、理科、音楽、美術 |
出題形式 | 択一式(マークシート) |
配点 | 100点 |
》神奈川県教員採用試験(一般教養・教職専門)の勉強方法はこちらの記事でくわしく解説しています。
川崎市教員採用試験
項目 | 内容 |
---|---|
試験時間 | 60分 |
問題数 | 39問 |
出題傾向 | 一般教養比重型 |
出題科目 | 教育原理、教育法規、教育心理、教育史 国語、英語、数学、社会、理科、音楽、美術 |
出題形式 | 択一式(マークシート) |
配点 | 100点 |
》川崎市教員採用試験(一般教養・教職専門)の勉強方法はこちらの記事でくわしく解説しています。
埼玉県教員採用試験(さいたま市と同じ)
項目 | 内容 |
---|---|
試験時間 | 60分 |
問題数 | 44問 |
出題傾向 | バランス型 |
出題科目 | 教育原理、教育法規、教育心理、教育史 国語、英語、数学、理科、社会、音楽、美術 |
出題形式 | 択一式(マークシート) |
配点 | 100点 |
》埼玉県教員採用試験(教職・一般教養)の勉強方法はこちらの記事でくわしく解説しています。
愛知県教員採用試験
項目 | 内容 |
---|---|
試験時間 | 60分 |
問題数 | 30問 |
出題傾向 | バランス型 |
出題科目 | 教育原理、教育法規、教育心理、教育史、教育施策 国語、数学、英語、理科、社会、音楽、美術、保体、情報 |
出題形式 | 択一式(マークシート) |
配点 | 100点 |
》愛知県教員採用試験(教職・一般教養)の勉強方法はこちらの記事でくわしく解説しています。
名古屋市教員採用試験
項目 | 内容 |
---|---|
試験時間 | 40分 |
問題数 | 37問 |
出題傾向 | バランス型 |
出題科目 | 教育原理、教育法規 社会科学、人文科学、自然科学 |
出題形式 | 択一式(マークシート) |
配点 | 100点 |
》名古屋市教員採用試験(教職・一般教養)の勉強方法はこちらの記事でくわしく解説しています。
兵庫県教員採用試験
項目 | 内容 |
---|---|
試験時間 | 60分 |
問題数 | 50問 |
出題傾向 | 一般教養比重型 |
出題科目 | 教育原理、教育法規、教育心理 国語、数学、英語、理科、社会、音楽、保体、情報 |
出題形式 | 択一式(マークシート) |
配点 | 100点 |
》兵庫県教員採用試験(教職・一般教養)の勉強方法はこちらの記事でくわしく解説しています。
神戸市教員採用試験
項目 | 内容 |
---|---|
試験時間 | 50分 |
問題数 | 50問 |
出題傾向 | 一般教養比重型 |
出題科目 | 教育原理、教育法規、教育心理、教育史 人文科学、社会科学、自然科学、 |
出題形式 | 択一式(マークシート) |
配点 | 70点 |
》神戸市教員採用試験(教職・一般教養)の勉強方法はこちらの記事でくわしく解説しています。
千葉県・千葉市教員採用試験
項目 | 内容 |
---|---|
試験時間 | 30分 |
問題数 | 20問 |
出題傾向 | 教職教養比重型 |
出題科目 | 教育原理、教育法規、教育心理、教育施策 国語、英語、一般常識・時事 |
出題形式 | 択一式(マークシート) |
配点 | 60点 |
》千葉県教員採用試験(教職教養)の勉強方法はこちらの記事でくわしく解説しています。
北海道・札幌市教員採用試験
項目 | 内容 |
---|---|
試験時間 | 60分 |
問題数 | 20問(解答数40問) |
出題傾向 | バランス型 |
出題科目 | 教育原理、教育法規、教育心理、教育史 国語、数学、英語、理科、社会 |
出題形式 | 択一式(マークシート) |
配点 | 40点 |
》北海道・札幌市教員採用試験(教養検査)の勉強方法はこちらの記事でくわしく解説しています。
静岡県教員採用試験
項目 | 内容 |
---|---|
試験時間 | 60分 |
問題数 | 50問 |
出題傾向 | 教職教養比重型 |
出題科目 | 教育原理、教育法規、教育心理、教育史 人文、社会、自然科学 |
出題形式 | 択一式 |
配点 | 50点 |
》静岡県教員採用試験(教職・一般教養)の勉強方法はこちらの記事でくわしく解説しています。
浜松市教員採用試験
項目 | 内容 |
---|---|
試験時間 | 60分 |
問題数 | 50問 |
出題傾向 | 教職教養比重型 |
出題科目 | 教育原理、教育法規、教育心理、教育史 人文、社会、自然科学 |
出題形式 | 択一式 |
配点 | 50点 |
》浜松市教員採用試験(教職・一般教養)の勉強方法はこちらの記事でくわしく解説しています。
静岡市教員採用試験
項目 | 内容 |
---|---|
試験時間 | 60分 |
問題数 | 50問 |
出題傾向 | 教職教養比重型 |
出題科目 | 教育原理、教育法規、教育心理、教育史 人文、社会、自然科学 |
出題形式 | 択一式 |
配点 | 50点 |
》静岡県教員採用試験(教職・一般教養)の勉強方法はこちらの記事でくわしく解説しています。
福岡県教員採用試験(北九州市と同じ)
項目 | 内容 |
---|---|
試験時間 | 50分 |
問題数 | 25問 |
出題傾向 | 教職教養比重型 |
出題科目 | 教育原理、教育法規、教育心理 国語、数学、英語、社会、理科 |
出題形式 | 択一式 |
配点 | 50点 |
》福岡県教員採用試験(教職・一般教養)の勉強方法はこちらの記事でくわしく解説しています。
福岡市教員採用試験
項目 | 内容 |
---|---|
試験時間 | 50分 |
問題数 | 25問 |
出題傾向 | 教職教養比重型 |
出題科目 | 教育原理、教育法規、教育心理 国語、数学、英語、社会、理科 |
出題形式 | 択一式 |
配点 | 50点 |
》福岡市教員採用試験(教職・一般教養)の勉強方法はこちらの記事でくわしく解説しています。
宮城県教員採用試験
項目 | 内容 |
---|---|
試験時間 | 60分 |
問題数 | 29問 |
出題傾向 | 一般教養比重型 |
出題科目 | 教育原理、教育法規、教育心理、教育史 国語、数学、英語、理科、社会、音楽、美術 |
出題形式 | 択一式(マークシート) |
配点 | 100点 |
》宮城県教員採用試験(教職・一般教養)の勉強方法はこちらの記事でくわしく解説しています。
仙台市教員採用試験
項目 | 内容 |
---|---|
試験時間 | 60分 |
問題数 | 29問 |
出題傾向 | 一般教養比重型 |
出題科目 | 教育原理、教育法規、教育心理、教育史 国語、数学、英語、理科、社会、音楽、美術 |
出題形式 | 択一式(マークシート) |
配点 | 100点 |
》仙台市教員採用試験(教職・一般教養)の勉強方法はこちらの記事でくわしく解説しています。
京都府教員採用試験
項目 | 内容 |
---|---|
試験時間 | 40分 |
問題数 | 20問 |
出題傾向 | 教職教養特化型 |
出題科目 | 教育原理、教育法規、教育心理、教育史、教育施策 |
出題形式 | 択一式(マークシート) |
》京都府教員採用試験(教職教養)の勉強方法はこちらの記事でくわしく解説しています。
京都市教員採用試験
項目 | 内容 |
---|---|
試験時間 | 30分 |
問題数 | 30問 |
出題傾向 | 一般教養特化型 |
出題科目 | 教育原理、教育法規、教育史 国語、英語、数学、理科、社会他 |
出題形式 | 択一式(マークシート) |
》京都市教員採用試験(一般・教職教養)の勉強方法はこちらの記事でくわしく解説しています。
三重県教員採用試験
項目 | 内容 |
---|---|
試験時間 | 40分 |
問題数 | 18問 |
出題傾向 | バランス型 |
出題科目 | 教育原理、教育法規、教育心理、教育史、教育施策 人文科学、社会科学、自然科学 |
出題形式 | 択一式 |
配点 | 50点 |
》三重県教員採用試験(教職・一般教養)の勉強方法はこちらの記事でくわしく解説しています。
栃木県教員採用試験
項目 | 内容 |
---|---|
試験時間 | 50分 |
問題数 | 50問 |
出題傾向 | 一般教養比重型 |
出題科目 | 教育原理、教育法規、教育心理、教育史、教育施策 人文科学、社会科学、自然科学 |
出題形式 | 択一式 |
配点 | 100点 |
》栃木県教員採用試験(教職・一般教養)の勉強方法はこちらの記事でくわしく解説しています。
群馬県教員採用試験
項目 | 内容 |
---|---|
試験時間 | 60分 |
問題数 | 37問 |
出題傾向 | 一般教養比重型 |
出題科目 | 教育原理、教育法規、教育心理、教育史、教育施策 人文科学、社会科学、自然科学 |
出題形式 | 択一式 |
配点 | 100点 |
》群馬県教員採用試験(教職・一般教養)の勉強方法はこちらの記事でくわしく解説しています。
茨城県教員採用試験
項目 | 内容 |
---|---|
試験時間 | 30分 |
問題数 | 20問 |
出題傾向 | 教職教養特化型 |
出題科目 | 教育原理、教育法規、教育施策 |
出題形式 | 択一式 |
配点 | 100点 |
》茨城県教員採用試験(教職・一般教養)の勉強方法はこちらの記事でくわしく解説しています。
新潟県教員採用試験
項目 | 内容 |
---|---|
試験時間 | 60分 |
問題数 | 30問 |
出題傾向 | 一般教養比重型 |
出題科目 | 教育原理、教育法規、教育心理、教育史、教育施策 国語、英語、数学、理科、社会 |
出題形式 | 択一式(マークシート) |
》新潟県教員採用試験(教職・一般教養)の勉強方法はこちらの記事でくわしく解説しています。
福井県教員採用試験
項目 | 内容 |
---|---|
試験時間 | 60分 |
問題数 | 40問 |
出題傾向 | バランス型 |
出題科目 | 教育原理、教育法規、教育心理、教育史、教育施策 人文・社会・自然科学 |
出題形式 | 択一式と記述式 |
》福井県教員採用試験(教職・一般教養)の勉強方法はこちらの記事でくわしく解説しています。
香川県教員採用試験
項目 | 内容 |
---|---|
試験時間 | 60分 |
問題数 | 50問 |
出題傾向 | 一般教養比重型 |
出題科目 | 教育原理、教育法規、教育心理、教育史、教育施策 国語、英語、数学、理科、社会、音楽、美術、保体 |
出題形式 | 択一式(マークシート) |
》香川県教員採用試験(総合教養)の勉強方法はこちらの記事でくわしく解説しています。
鹿児島県教員採用試験
項目 | 内容 |
---|---|
試験時間 | 50分 |
問題数 | 50問 |
出題傾向 | バランス型 |
出題科目 | 教育原理、教育法規、教育心理、教育史、教育施策 人文科学、社会科学、自然科学 |
出題形式 | 択一式+記述式 |
》鹿児島県教員採用試験(教職・一般教養)の勉強方法はこちらの記事でくわしく解説しています。
大阪市教員採用試験
項目 | 内容 |
---|---|
試験時間 | 60分 |
問題数 | 30問 |
出題傾向 | バランス型 |
出題科目 | 教育原理、教育法規、教育心理、教育史 数的推理、判断推理、資料解釈、文章理解 |
出題形式 | 択一式(マークシート) |
配点 | 450点 |
》大阪市教員採用試験(教職教養、思考力・判断力を問う問題)の勉強方法はこちらの記事でくわしく解説しています。
横浜市教員採用試験
項目 | 内容 |
---|---|
試験時間 | 60分 |
問題数 | 39問 |
出題傾向 | 一般教養比重型 |
出題科目 | 教育原理、教育法規、教育心理、教育史 国語、数学、英語、社会、理科、音楽、美術 |
出題形式 | 択一式(マークシート) |
配点 | 100点 |
》横浜市教員採用試験(教職・一般教養)の勉強方法はこちらの記事でくわしく解説しています。
滋賀県教員採用試験
項目 | 内容 |
---|---|
試験時間 | 40分 |
問題数 | 22問 |
出題傾向 | 一般教養比重型 |
出題科目 | 教育原理、教育法規、教育心理、教育史 国語、数学、英語、社会、理科 |
出題形式 | 択一式(マークシート) |
配点 | 100点 |
》滋賀県教員採用試験(教職・一般教養)の勉強方法はこちらの記事でくわしく解説しています。
徳島県教員採用試験
項目 | 内容 |
---|---|
試験時間 | 60分 |
問題数 | 40問 |
出題傾向 | 一般教養比重型 |
出題科目 | 教育原理、教育法規、教育心理、教育史 人文科学、社会科学、自然科学 |
出題形式 | 択一式(マークシート) |
配点 | 120点 |
》徳島県教員採用試験(教職・一般教養)の勉強方法はこちらの記事でくわしく解説しています。
岡山県教員採用試験
項目 | 内容 |
---|---|
試験時間 | 30分 |
問題数 | 15問 |
出題傾向 | 教職教養特化型 |
出題科目 | 教育原理、教育法規、教育心理、教育史、教育施策 |
出題形式 | 択一式(マークシート) |
配点 | 60点 |
》岡山県教員採用試験(教職教養)の勉強方法はこちらの記事でくわしく解説しています。
岡山市教員採用試験
項目 | 内容 |
---|---|
試験時間 | 50分 |
問題数 | 20問 |
出題傾向 | 教職教養比重型 |
出題科目 | 教育原理、教育法規、教育施策 人文・社会・自然科学 |
出題形式 | 択一式(マークシート) |
》岡山市教員採用試験(総合教養)の勉強方法はこちらの記事でくわしく解説しています。
岐阜県教員採用試験
項目 | 内容 |
---|---|
試験時間 | 小中養栄:50分(※専門教科と同時実施) 高校特支:15分 |
問題数 | 10問 |
出題傾向 | 教職教養特化型 |
出題科目 | 教育原理、教育法規、教育心理、教育史、教育施策 |
出題形式 | 択一式(マークシート) |
配点 | 小中養栄:80点 高校特支:50点 |
》岐阜県教員採用試験(教職教養)の勉強方法はこちらの記事でくわしく解説しています。
長野県教員採用試験
項目 | 内容 |
---|---|
試験時間 | 60分 |
問題数 | 28問 |
出題傾向 | 一般教養比重型 |
出題科目 | 教育原理、教育法規 人文科学、社会科学、自然科学 |
出題形式 | 択一式(マークシート) |
配点 | 60点 |
》長野県教員採用試験(教職・一般教養)の勉強方法はこちらの記事でくわしく解説しています。
佐賀県教員採用試験
項目 | 内容 |
---|---|
試験時間 | 50分 |
問題数 | 50問 |
出題傾向 | 教職教養比重型 |
出題科目 | 教育原理、教育法規、教育心理、教育史 人文科学、社会科学、自然科学、一般常識 |
出題形式 | 択一式(マークシート) |
配点 | 50点 |
》佐賀県教員採用試験(教職・一般教養)の勉強方法はこちらの記事でくわしく解説しています。
長崎県教員採用試験
項目 | 内容 |
---|---|
試験時間 | 50分 |
問題数 | 50問 |
出題傾向 | 教職教養比重型 |
出題科目 | 教育原理、教育法規、教育心理、教育史 人文科学、社会科学、自然科学、一般常識 |
出題形式 | 択一式(マークシート) |
配点 | 50点 |
》長崎県教員採用試験(教職・一般教養)の勉強方法はこちらの記事でくわしく解説しています。
【まとめ】教員採用試験 教職教養・一般教養の傾向と対策
この記事では、教養試験(教職教養・一般教養)の傾向と対策方法を詳しく解説しました。
まとめると、以下のようになります。
- 科目の多い大学入試共通テスト(旧センター試験)
- 自治体によって出題傾向が異なる
- 全科目・範囲から出題されるわけではない
- 教職教養の出題割合・配点が高くなりやすい
- 教職教養のみ(一般教養なし)は11自治体
このような特徴があります。
教員採用試験の筆記試験では、教科専門のウエイトが大きく、二次試験でも評価基準になるなど、教養試験よりも重要度が高い傾向にあります。
そのため、以下のような誤解をしている受験者もけっこういます。



教養で点が取れなくても、専門教科でカバーできるから大丈夫ですよね!
これはとても危険な考え方です。
なぜなら、他のライバルたちも同じく教科専門対策に力を入れるので、「専門はできて当たり前、むしろ差がつくのは教養」という状態が起こるからです。
実際に、教科専門は得意な人が多く、教養試験よりも科目が少ないため、高得点が取りやすい。一方、教職教養・一般教養はやることが多いため、受験者の中でも確実に差がでてしまうのです。
教養試験は科目も範囲も膨大ですが、傾向をきちんと理解して勉強すれば十分に対応できるので、やみくもに手をだすのではなく、計画を立てて勉強してくださいね。
この記事が少しでもお役に立てたら幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

