教員採用試験の過去問はダウンロードできる?入手方法と過去問分析を最初にする理由

  • 教員採用試験の過去問はダウンロードできるの?
  • 教員採用試験の過去問はどこで入手できるの
  • 教員採用試験の過去問はいつ使うべき

「過去問を制するものは試験を制する」

こういった迷言を聞いたことがあるでしょうか?

冗談はさておき、教員採用試験を効率よく対策していくには過去問分析がとても重要です。

とはいえ、過去問はどこで入手(ダウンロード)できるのか知らなければ意味がないですよね。

そこで本記事では、教員採用試験の過去問を入手する4つの方法を紹介していきます。

過去問分析をする理由や過去問がダウンロードできる自治体も紹介しているので参考にしてみてください。

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教員採用試験の過去問を入手する方法

最初に教員採用試験の過去問を入手する方法を4つ紹介します。

  1. 教育委員会HPからダウンロードする
  2. 県庁でコピーする
  3. 書籍を購入する
  4. 予備校でコピーする

方法①:教育委員会HPからダウンロードする

一つ目の方法は、教育委員会のホームページから直接ダウンロードすること。

全自治体ではありませんが、東京都や大阪府など一部の自治体は実際に問題を公開しています(後述)。

メリット
  • 基本、無料
  • 簡単に閲覧できる
デメリット
  • 解説はなく答えのみ
  • 1、2年分しかないことがある

志望する自治体のHP内で「🔎 教員採用 過去問」と検索して探してみましょう。

方法②:県庁でコピーする

二つ目の方法は、県・市庁舎でコピーすること。

どの自治体も県・市庁舎の情報センターなどで過去問を自由に閲覧・コピーできるようにしている場合が多いです。

メリット
  • 基本、どの自治体も対応している
  • 自由に閲覧・コピーできる
デメリット
  • 解説はなく答えのみ
  • 1、2年分しかないことがある
  • 行くのが手間

最も定番な方法ですが確実に過去問を入手することができます。

方法③:書籍を購入する

3つ目の方法は、書籍を買うこと。

最も定番なのは協同出版が出している「過去問シリーズ」

教員採用試験 専門教養の参考書 (2)
メリット
  • 最新を含む5年分が掲載
  • 簡単ではあるが解説付き
  • 出題傾向もなんとなくわかる
デメリット
  • 科目によっては取り扱いがない
  • すぐ売り切れる

試験直近になると売り切れるので、早い段階で購入することをオススメします。

方法④:予備校を活用する

予備校を活用するのも一つの方法です。

たとえば、大手予備校の東京アカデミーでは相談すれば全国の過去問を閲覧・コピーさせてくれます。

簡単に全自治体の過去問を見られる可能性が高いので、近くに校舎がある人は行ってみるといいですよ。

メリット
  • 手軽に全国の過去問が見られる
  • おそらく数十年分の過去問を所持している
  • ついでに試験情報も教えてもらえるかも
デメリット
  • 行くのに手間がかかる
  • 通学している人限定の場合も

過去問は問題の内容やレベルの把握だけでなく、勉強戦略を考えるうえでも重要なツールです。

はやめに入手して準備をはじめましょう。

教員採用試験の過去問分析を最初にする理由

結論からいえば、過去問は勉強をはじめる前に使うことをオススメします。

理由は以下の3つ。

  1. 「何から」勉強すればいいかわかる
  2. 「どこから」勉強するのかわかる
  3. 短期間で合格点が取れる

理由①:「何から」勉強すればいいかわかる

一つ目の理由は、どの科目から勉強すればいいのかわかること。

先日、こういったツイートをしました。

最近思うけど、どんなに頑張っても「正しい勉強」をしないと点数は取れないですよね。

わかりやすい例だと参考書の使い方。未だに「1ページ目」から勉強している人を見かけるけど、そこ出るの?と問いたい。一方である単元だけボロボロの人はちゃんと意味を持って勉強しているんだなって思う←重要!

— 福永 真@教職コンサルタント (@kyosai365) April 25, 2020

勉強は「引越し作業」に似ています。

引っ越すときに、「必要な物」と「不要な物」を仕分けますよね。

勉強も同じです。教科にもよりますがボーダーラインは5割〜6割ぐらいなので、受かるために全科目は必要ありません。

過去問分析をして、出題範囲を絞ることで、「必要な科目=やるべき科目」を知ることができますよ!

福永
福永

点数が取れない(落ちる)人ほど、律儀に最初から最後まで勉強する傾向があります。出ない科目・分野に時間を使っても無駄ですよね…。

理由②:「どこから」勉強するのかわかる

二つ目の理由は、「どこから」勉強すればいいのかわかること。

たとえば、教育原理は13分野で構成されています。

このままでは、どこから勉強すれば点が取れるのかわかりません。

そこで過去問分析をすることで、出る(出ない)部分を知ることができます。

(静岡県教員採用試験 過去の出題傾向)

静岡県の場合、過去10年間で「特別支援教育が100%」「学習指導要領の出題率は80%ですが、3年連続で出題」といった傾向がわかりますよね。一方で、教育方法や道徳教育などほとんで出ていない分野も多いです。

このように最初に過去問を使い傾向を把握しておけば、全範囲を勉強しなくても、効果的に点数を取ることができますね。

理由③:短期間で合格点が取れる

勉強時間を大幅に削ることができるのも理由の一つです。

たとえば、先ほども言ったように教育原理は13分野あります。1分野に10時間をかけて勉強すると一通り終わらせるのに130時間かかります。

当然、1回やっただけでは覚えられないため3回繰り返すと390時間。他にも科目はたくさんあるので、試験までに終わりません。

理由②で見せた表をもとに出題範囲を理解した上で勉強すると、頻出の5分野だけで点数が取れる勉強ができます。同じように1分野に10時間かけると50時間ほど。

  • (過去問分析なし)13分野×10時間×3週=390時間
  • (過去問分析あり)5分野×10時間×3週=150時間

単純に考えると240時間も短縮することが可能ですね。

試験科目は多いですし、面接や論文などの対策もしなければいけないため、無駄な時間は使わないようにしましょう。

教員採用試験の過去問がダウンロードできる自治体まとめ

ここでは教員採用試験の過去問をダウンロードできる自治体をまとめています(随時更新)

繰り返しになりますが、過去問は腕試しとして使うのではなく出題傾向を知るために使いましょう。

なお、下記にない自治体の過去問に関するお問い合わせはこちらまでお願いします。

東京都教員採用試験の過去問

東京都教員採用試験の過去問はホームページでダウンロードすることが可能です。

東京都教員採用試験の過去問はいつ使う?過去3年間の問題を公開」に過去3年分のデータまとめたので参考にしてください。

大阪府教員採用試験の過去問

大阪府教員採用試験の過去問はホームページでダウンロードすることが可能です。

大阪府教員採用試験の過去問はいつ使う?過去3年間の問題やテーマを公開」に過去3年分のデータまとめたので参考にしてください。

大阪市教員採用試験の過去問

大阪市教員採用試験の過去問はホームページでダウンロードすることが可能です。

大阪市教員採用試験の過去問はいつ使う?PDFまとめ」に過去3年分のデータまとめたので参考にしてください。

兵庫県教員採用試験の過去問

兵庫県教員採用試験の過去問はホームページでダウンロードすることが可能です。

兵庫県教員採用試験の過去問はいつ使う?試験ごとの過去問まとめ」に過去の問題まとめたので参考にしてください。

神戸市教員採用試験の過去問

神戸市教員採用試験の過去問はホームページでダウンロードすることが可能です。

神戸市教員採用試験の過去問はいつ使う?過去の問題まとめ」に過去の問題まとめたので参考にしてください。

静岡県教員採用試験の過去問

静岡県教員採用試験の過去問は県民センターなどで閲覧することが可能です。

静岡県教員採用試験の過去問を参考に傾向やレベルの把握をしよう」で一部のデータをまとめているので参考にしてください。

広島県教員採用試験の過去問

広島県・広島市教員採用試験の過去問はホームページでダウンロードすることが可能です。

広島県教員採用試験の過去問まとめ〜教職・専門の問題を確認して対策!」に過去3年分のデータまとめたので参考にしてください。

高知県教員採用試験の過去問

高知県教員採用試験の過去問はホームページでダウンロードすることが可能です。

高知県教員採用試験の過去問を参考に傾向やレベルの把握をしよう」に過去3年分のデータまとめたので参考にしてください。

沖縄県教員採用試験の過去問

沖縄県教員採用試験の過去問は一部ホームページでダウンロードすることが可能です。

沖縄県教員採用試験の過去問はどこで入手できる?試験ごとの問題を紹介」に過去3年分のデータまとめたので参考にしてください。

群馬県教員採用試験の過去問

群馬県教員採用試験の過去問は一部ホームページでダウンロードすることが可能です。

群馬県教員採用試験の過去問(PDF)まとめ|対策の最初に使う理由とは?」に過去3年分のデータまとめたので参考にしてください。

summary
  • 過去問を入手する方法は4つ
    ・教委HPからダウンロード
    ・県・市庁舎でコピー
    ・書籍を購入
    ・予備校を活用
  • 過去問を最初に使う3つのメリット
    ・「何から」手をつけるのかわかる
    ・「どこから」勉強すればいいかわかる
    ・短時間で合格点が取れる

過去問分析をして出題傾向を把握したら勉強をスタートしましょう。効率よく勉強する方法を「【教員採用試験の勉強法】独学で合格したい初学者におすすめのやり方を完全解説」で解説しています。