岐阜県教員採用試験の内容は?試験傾向から勉強方法まで徹底解説

岐阜県教員採用試験の勉強法

  • 岐阜県教員採用試験の内容は何があるの?
  • 岐阜県教員採用試験の傾向は?。
  • 岐阜県教員採用試験はどうやって対策するの?

岐阜県教員採用試験の対策をはじめよう!」と思うものの、何からはじめていいかわかりませんよね。

そもそも、どんな試験があるのかどうかもよくわかっていない…。

教員採用試験は、自治体ごとに試験内容や出題される問題が違います。そのため、内容を知らずに対策することはNGです。

そこで本記事では、岐阜県教員採用試験の具体的な内容と、試験ごとの傾向から対策方法まで解説します。

岐阜県の教員になるには筆記対策と面接対策の両方が必要です。

今すぐにでも勉強を始めたいと考えている人は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。

※一般選考の内容をまとめています。

▼この記事を書いている人▼

岐阜県教員採用試験の内容は?

岐阜県教員採用試験は、大きく「筆記試験」と「面接試験」に分類できます。

試験は段階式で行われ、まず一次選考で受験者をふるいにかけ人数を絞ります。その後、一次選考の合格者を対象に二次選考を行い最終合格者を決定するという流れです。

試験の流れを知らない人は「【令和5(2023年度)】岐阜県教員採用試験の日程はいつ?流れを解説!」を参考にしてください。

まずは試験ごとに大まかな内容を把握しましょう。

福永
福永

令和5年度(2022年実施)の内容をまとめています。詳細は必ず要綱で確認してください。

一次試験の内容

  • 教職教養
  • 専門教科
  • 集団面接
主な変更点

◆筆記試験の問題数の精選

・小学校教諭、中学校教諭、養護教諭、栄養教諭の筆記試験(教科専門)の問題数を20問から15問に、高等学校教諭、特別支援学校教諭の筆記試験(教科専門)の問題数を30問から25問に変更します。

二次試験の内容

  • 個人面接
  • プレゼンテーション
  • 模擬授業
  • 論文試験
主な変更点

◆模擬授業の実施

・小学校の実技試験(体育)を廃止、実技試験の名称を「模擬授業」に変更

論述の廃止

小学校教諭、中学校教諭、養護教諭、栄養教諭において、論述試験を廃止します。(論文は実施)

配点

試験内容配点
一次試験教職教養80(50)
専門教科220(300)
集団面接200(150)
二次試験個人面接350(350)
模擬授業200(200)
プレゼン200(200)
論文200(200)
※( )は高校、特別支援学校

合格率はどれぐらい?

(2019〜2021年実施 岐阜県教員採用試験の合格率)
年度合格率受験者合格者
令和2年度30.2%2,142649
令和3年度34.3%2,138735
令和4年度36.2%1,931700

約3人に1人しか合格できない厳しい状況が続いています。

詳しくは「岐阜県教員採用試験の倍率は低い?教科別に過去の推移を紹介」を参考にしてください。

岐阜県教員採用試験の勉強時間はどれくらい?

合格までにどれぐらいの勉強期間・時間が必要なのか気になりますよね。

勉強時間が多いからといって合格に直結するわけではありませんが、落ちる人の多くは圧倒的に量が少ないです。

目安は700時間

勉強時間は700時間〜を目標としましょう。

1日2時間やれば1年程度で達成できる時間ですね。

学業や仕事と両立しながら合格を目指すことになるので、負担がなく、現実的に勉強できる計画を立てて実行することが重要。

  • 1日2時間・・・350日(約1年間)
  • 1日3時間・・・233日(約8ヶ月)
  • 1日4時間・・・175日(約半年)

具体的な勉強方法は「【教員採用試験の勉強法】独学で合格したい初学者におすすめのやり方を完全解説」で解説しています。

短期集中がポイント

勉強時間の確保が難しい場合は、はやめに対策をはじめることにプラスして「効率性」を意識することが大切です。

どれだけ「量」をこなしても、「質」が伴っていないと効果減です。逆に「質」が良ければ、最低限の量をこなすだけで効果バツグン

なので、できるだけ短期集中(9ヶ月ぐらい)で覚えていくことが重要です。

勉強を始めるタイミングについては「教員採用試験の勉強はいつから?合格に必要な勉強時間とスケジュールを解説」でも詳しく解説しています。

岐阜県教員採用試験 教職教養の傾向

岐阜県教員採用試験の教職教養は、教員として知っておくべき知識を問う「教職教養」と岐阜県の教育に関する事項(岐阜県教育振興基本計画など)などで構成される筆記試験です。

教職教養の試験科目

(2020〜2022年度 岐阜県教員採用試験で出題された科目一覧)
科目主な内容
教職教養教育原理学習指導要領や教育時事など、教育の基礎知識、
教育法規教育基本法や学校教育法など、教育関連の法令知識。
教育心理学習に関する心理過程や成長発達、教育評価などの知識。
教育史西洋・日本の教育、制度に関する歴史
ローカル・岐阜県教育振興基本計画
・岐阜県教育大網 など

これらの科目から10問出題されます。

試験時間は、専門教養と合わせて60分(高校、特別支援学校を志望する場合は90分)です。

出題は「空欄補充」や「正誤問題」が多く、解答方式は択一式(マークシート)。5つの選択肢から正答を選んで解答します

教職教養の対策方法

ここまで解説した通り教職教養は、配点が少ないわりに対策が面倒なので、全科目に同じ時間を使って勉強してはいけません。

勉強するときのポイントは、次の2つ。

  • 「主要科目から勉強すること」
  • 「頻出分野から手をつけること」

主要科目から勉強する

岐阜県教員採用試験で一番時間がかかる「主要科目」は教育原理や教育法規です。出題数が多く、理解するのに時間がかかる、または物理的に量が多いというのが主要因です。

まずは、教育原理と教育法規に絞って手をつけるのが先決!

これらにある程度メドが立たないと、合格点を取ることは厳しいので、最初は主要科目に絞って勉強することがポイントです。

つまり、主要科目の正答率が高ければ高いほど、その他の科目の負担が少なくなるので、効率よく勉強できます。逆に主要科目で点が取れないと、その他の科目でも点を取らなければいけなくなるため多くの時間がかかってしまうんですね。

頻出分野から手をつける

また、重要科目だからといって全範囲を勉強することはNGです。

なぜなら、すべての範囲から満遍まんべんなく出題されているわけではないから。

たとえば、教育原理の出題率を見ると「生徒指導」や「人権教育」はよく出題されていますが、全国的に頻出である「道徳教育」や「教育方法」からはほとんど出ていません。

使える時間は限られているのに、出ない範囲まで時間を使っても損ですよね。

これを間違えると、時間をたくさん使って勉強したのに点数が取れない、つまり不合格という悲惨な結末になってしまいます。

過去の出題傾向をしっかり把握しておけば、「どこから手をつければいいのか」なんて悩まなくてよくなります。

まずは試験に必要な全体像をつかみ、最重要箇所から勉強していくようにしましょう。

Point!
  • 全科目・範囲を勉強することはNG
  • 出題数の多い科目から手をつける
  • 最重要箇所を把握して効率よく勉強する

岐阜県教員採用試験 専門教科の傾向

岐阜県教員採用試験の教科専門は、教員として授業等を行う上で必要な専門的知識を問う筆記試験です。

教科専門の試験科目

教科ごとに出題される科目が違うので、過去問などをみて傾向を把握することが必要。

(主な教科と試験科目)
小学校国語分野、社会分野、算数分野、理科分野、英語分野など
中高国語現代文、古典分野など
中高社会地理、歴史、公民など
中高理科物理、化学、生物など
中高保体体育分野、保健分野など
特別支援特別支援教育に関する専門知識
養護教諭養護に関する専門知識

問題数は15問(高校、特別支援学校を志望する場合は25問)で、試験時間は、教職教養と合わせて60分(高校、特別支援学校を志望する場合は90分)です。

出題方式は教職教養と同じく択一式で、正答番号をマークシートに記入。

専門教科の配点

岐阜県の専門教科は配点が高いです。

校種教職教養専門教科
小学校80点220点
中学校80点220点
高校50点300点
特別支援50点300点
養護教諭80点220点
栄養教諭80点220点

1問あたりの価値は教職教養が5~8点なのに対し、専門教科は1問12~15点の価値があります。

どちらに時間を使うべきかわかると思うので、間違えないように対策しましょう。

専門教養の出題レベル

専門教養は、中学〜高校までに習う部分が中心に出題されますが、大学の専門課程で学習するレベルの問題も出ています。

詳しいレベルは過去問を見て確認してください。

専門教養でオススメの参考書を「【2023年版】教員採用試験でオススメの参考書・問題集は?選び方のコツ」で紹介しています。

Point!
  • 得意な人が集まるため平均点は高くなりがち
  • 目標は最低7割
  • 過去問等で出題割合を把握して勉強する

岐阜県教員採用試験 集団面接の傾向

集団面接とは、複数人の受験者が同時に面接を受ける試験で、一次選考で行われます。

個人面接と違い、周りに受験者もいるためやりにくいと感じる人も多いです。

受験者数4~6人で、試験時間は40分ほど。

集団面接の流れ

入室

面接室の前に並んで、受験番後の若い順番に入室。

以前は、受験番号と氏名を言ってから着席していました。最近は、そのまま座るように指示があるようです。

集団面接

40分程度の質疑応答があります。

答える順番は、指名制やランダムなど幅広いです。

集団面接の評価基準

集団面接は、下記の観点に沿って10段階で評価します。

項目観点
態度・明るさ、快活さが伝わってくるか
・謙虚さはあるか
・気配りはできるか
教育観・教育に対する熱意・使命感はあるか
・児童生徒への愛情はあるか
・物事を見通し、本質を捉える判断力はあるか
将来性・よいものを吸収しようとする意欲はあるか
・柔軟な考え方や豊かな発想ができるか
・現場で生かせるような特技があるか

配点は各評価に応じ200点(150点)満点で採点されます。

なお、一定の評価以下だと筆記試験の点数が良くても不合格になるので注意しよう!

集団面接の過去問

実際に出題された質問やテーマをまとめています。

自分の意見が言えるか確認してみましょう。

  • なぜ、岐阜県の教員を志望するのですか。
  • ヒヤリハットした経験はありますか。また、そのときの対処法を教えてください。
  • コロナウイルス感染症の対策をどのようにしていましたか。
  • 勤務校では、コロナウイルスに対してどんな対応をしていましたか。
  • 今までの経験をもとに子どもたちに伝えたいことは何ですか。
  • 岐阜県の求める教師像の中に「誰一人悲しい思いをさせない」という部分があるのですが,具体的にどういうことか知っていますか。
  • 生徒にため口で話しかけられた場合,どのように対応しますか。
  • 教育実習で学んだことや反省点を言ってください。
  • なぜ志望教科の教員を目指しているのですか。
  • 今までの挫折した経験はありますか。

集団面接は、簡潔に答えることがポイントです。

ぜひ、自分の意見を簡潔にいえるように練習をしましょう。

Point!
  • 集団面接は周りへの気配りも評価される
  • 質問には簡潔に回答
  • 態度や姿勢にも気を付ける

岐阜県教員採用試験 個人面接の傾向

岐阜県教員採用試験の個人面接は、筆記では判断できない受験者の人間性や教員への資質・適性、志望意欲などを評価する人物試験です。

試験時間は20分程度で、面接官2人から質問されます。

個人面接の流れ

控室→面接室まで移動・待機

控室に集合し、順番に面接室前で待機します。

呼ばれたら入室。

個人面接

自己PRや志望動機などについて質問されます。

移動

教室を移動して、プレゼンテーション試験を行います。

個人面接の評価基準

個人面接は面接官それぞれが下記の観点に沿って評価します。

項目観点
態度・身だしなみは教師として適切か
・人柄、性格は信頼できるか
・姿勢は正しいか
・立ち振る舞いは落ち着いているか
明るさ活力・明るさ、快活さが伝わってくるか
・情熱や気迫が伝わってくるか
・困難や逆境に立ち向かう粘り強さはあるか
・説得力、表現力はあるか
教育観 ・教育に対する熱意・使命感はあるか
・子どもに精一杯の愛情を注ぐことができるか
・物事を深く通し、本質を捉えるすぐれた判断力はあるか
奉仕活動・奉仕活動や部活動に対する考え方はしっかりしているか
・実績はあるか
その他・子どもや保護者から見て、頼りがいがあるか
・謙虚に対応してくれる教師になれそうか

配点は各評価に応じ10段階で評価され、最終的に350点(200点)満点に換算されます。

面接カードの内容

面接カードとは、面接で使用する資料のことです。

面接官は提出された面接カードを参考に質問してくるので、わかりやすく書くことが重要。

面接カードは事前に岐阜県教委HPからダウンロードして、出願時に提出します。

面接カードの主な内容は以下のとおり(令和4年度)。

  • 氏名
  • 校種
  • 教科
  • 学歴
  • 部活動の状況、役割、実績
  • 所有教員免許状
  • 特技・趣味を生かして指導できるクラブ、部活動
  • 資格
  • ボランティア活動への参加及び指導の経験
  • 卒業論文
  • 教員、岐阜県を志願した理由
  • これまでの経験や得意分野等を生かして本件の教員として取り組みたいこと
  • 併願状況
  • 教育実習の功績

個人面接で聞かれた質問

面接で重要なことは、過去の傾向(質問内容)を知ることです。

なぜなら、聞かれる内容がわからないと何をどう準備すればいいかわからないからです。

たとえば、一般的に自己PRや志望動機はよく聞かれる項目です。でも、自治体によってはまったく質問されておらず、生徒指導や教育問題に関する質問ばかりってこともあるんですよね。

面接では頻出質問と予想外のツッコミ質問に回答することが求められます。

どれだけ答えられるか考えてみてください。

  • 「主体的・対話的で深い学び」のイメージはできていますか。
  • 挨拶をしない子供へどう指導しますか。
  • アルバイトから学んだことは何ですか。
  • 今の子供たちの課題は何だと思いますか。
  • 岐阜県を志望する理由は何ですか。
  • 教員採用試験のためにしてきたことは何ですか。
  • 子どもが一番影響を受けるのは家族、教員、友達のどれだと思いますか。
  • 自己肯定感を育てるために必要なことは何ですか。
  • 人生において、最も影響を受けた出来事を教えてください。
  • 卒業論文のテーマは何ですか。

こういった質問に箇条書きでもいいので、自分の考えを書いてみてください。

質問内容を知らずに志望動機ばかり考えていても直接的な対策にはなりません。効率よく対策するためにも過去問を把握しておくことが大切です。

Point!
  • 個人面接は合否に大きく影響する
  • コンピテンシー評価型面接で行われる
  • 面接カードをしっかり作りこんで対策することが重要

岐阜県教員採用試験 プレゼンテーション面接試験の傾向

岐阜県教員採用試験のプレゼンテーション面接は、テーマに沿って、児童生徒に対する働きかけや保護者に対する説明などを演じる試験のことです。

あまり聞きなれない試験ですが、要は「場面指導」のこと。

プレゼンテーション面接の流れ

テーマの発表

試験日に面接官からテーマの発表があります。

構想

3分程度、テーマに沿って演じる内容を考えます。

出来次第、発表の準備にうつる。

プレゼン

実際に目の前に児童生徒や保護者がいると想定して、3分間のプレゼンテーションを行います。

口頭試問

プレゼンが終わると、内容やねらい、その他について15分程度の面接を行い終了。

プレゼンテーション面接の評価基準

面接官それぞれが下記の観点に沿って評価します。

項目観点
態度・身だしなみは教師として適切か
・人柄、性格は信頼できるか
・姿勢は正しいか
・立ち振る舞いは落ち着いているか
明るさ活力・明るさ、快活さが伝わってくるか
・情熱や気迫が伝わってくるか
・困難や逆境に立ち向かう粘り強さはあるか
・説得力、表現力はあるか
教育観 ・教育に対する熱意・使命感はあるか
・子どもに精一杯の愛情を注ぐことができるか
・物事を深く通し、本質を捉えるすぐれた判断力はあるか
奉仕活動・奉仕活動や部活動に対する考え方はしっかりしているか
・実績はあるか
その他・子どもや保護者から見て、頼りがいがあるか
・謙虚に対応してくれる教師になれそうか

配点は各評価に応じ10段階で評価され、最終的に200点満点に換算されます。

Point!
  • ある程度の教職力が必要
  • 人間性や情熱が重要
  • 表現力や行っているときの態度なども評価対象

岐阜県教員採用試験 模擬授業の傾向

岐阜県教員採用試験の模擬授業は、テーマにしたがって授業や教科指導する試験で、全校種・教科を対象に行われます。

福永
福永

令和5年度から実技試験→模擬授業と名称が変更になっています。

模擬授業の流れ

令和4年度(数学科)の内容をもとに流れを解説します。

テーマの発表

試験当日にテーマが発表

本試験の狙い、問題の内容、注意事項などが明記されています。

構想

テーマについて5分間考える時間が与えられます。

※教科によって構想時間の有無や時間は異なります。

模擬授業

模擬授業を行う。

試験時間は4分ほど。

板書も使えるので上手く使っていきましょう!ちなみにチョークは4色(白・黄・青・赤)です。

模擬授業の評価基準

模擬授業は面接官それぞれが下記の観点に沿って評価します。

項目観点
指導面・顔を上げて生徒の方を向き、相手意識のある話し方をしているか
・生徒に反応を求めながら指導している
・資料があることを想定し、示しながら指導している
内容面・生徒がイメージできるように、その事物、現象について具体的な説明をくわえながら丁寧に指導している
・学習したこと(まとめ)とつなげながら指導している
・適用を意図した発問をしている
・生徒の発言や活動の姿を価値付けながら指導している

模擬授業の対策法(ポイント)

模擬授業の流れやテーマがわかったら、いよいよ対策をはじめると思います。

模擬授業で意識するポイントは次の3つです。

  • 児童・生徒の視点を大切にする
  • 面接と同じで印象が重要
  • 客観的な姿をみて練習

ポイント①:児童・生徒の視点を大切にする

模擬授業では、ただ授業ができればいいわけではなく、「どれだけ子どもたちの興味・関心を惹けるか」が重要です。

よく「講師経験があると有利」みたいに言われていますが、あまり関係ありません。授業方法や専門知識の量、講師経験の有無など受験者によって違いますもんね。なので、模擬授業をするときには、「どんな先生が子どもたちに人気があるのか」を意識して演じる必要があるわけです。

アンケートによると「面白い・楽しい先生」が人気みたいですよ。淡々と知識を教えるだけの先生は求められていないってことです。

ポイント②:面接と同じで印象が重要!

専門知識や授業構成力などの内容も重要ですが、あくまでも試験なので「印象」が超大事です!

例えば「教科書の7ページを開いてください」という動作。

「声に出すだけ」なのと「体全体を使って表現」するのとでは、まったく印象は違いますよね。

とくに小学生の低学年を対象にするのであれば、動作を大きくして授業したほうが子どもたちからすれば楽しいはず。もちろん、本当の授業ではする必要はありませんが、あくまでも試験なのでそれくらいしたほうが評価はよくなります。

  • 表情や声の大きさ
  • 話し方
  • 話す速度

などを練習の段階から意識することが大切です。

ポイント③:客観的な姿を見て練習

模擬授業は自己満足では意味がありません。

声の大きさや表情、板書のわかりやすさなどは第三者の意見がすべてだからです。

一番は勤務先の先生や大学の教職課に見てもらうことが一番ですが、一人でも授業を録画するなどして対策はできます。大切なのは印象ですから繰り返し練習することが大切ですよ。

ただ授業構成を考える対策では高評価をもらうことは難しいです。どんな先生が求められているのか理解しながら対策してください。

Point!
  • 一方通行ではなく、相手意識のある指導が重要
  • 人間性や情熱が重要
  • 板書にも注意する

岐阜県教員採用試験 論文の傾向

岐阜県教員採用試験の論文は、筆記試験では判断できない「課題把握力」、「実践的指導力」、「論理的表現力」などの能力を評価する試験です。

文章を使って「自分」を表現することができる唯一の筆記試験なので、合否の重要な判断材料となることを覚えておきましょう。

論文の傾向

岐阜県は教育問題(いじめや不登校等)に関する事例やデータを読んで論じさせ、現代教育に求められる能力や実践力・指導力を評価する傾向があります。

そのため論文を書く力だけでなく教職教養の知識も必要です。

出題テーマ例(小学校、中学校)

令和2年度求める教師像
令和3年度不登校に関する調査
令和4年度いじめに関する事例

論文の文字数

論文の文字数は決まっており、640字(高校、特別支援は720字)~800字が設定されています。

文字数は下回っても、超えても減点になります。また、試験時間は60分です。

書き始めるとわかりますが、意外と時間は短いので、時間配分に注意してください。

論文の書き方(対策法)

「型」の勉強

まずは参考書で、基本的な文章の書き方を勉強しましょう。また、過去問を見て傾向を把握することも大切です。

オススメの参考書は「教員採用試験 差がつく論文の書き方」です。

いい答案、悪い答案を知ることができますよ。また、初めて勉強する人でもわかるように書かれているので、まったく論文が苦手な人は参考にしてください。

実際に書く

ある程度、論文の「型」を勉強したら、実際に自分の手を動かして書いてみましょう。そして必ず第三者に見せて評価を受けてください。

論文が書けている、書けていないは1人で判断できないので、「書く→添削」を1セットと考えることが大切です。

改善する

添削してもらった内容を改善して繰り返し書きましょう。

論文はスポーツと同じで、何度も繰り返し書くことで徐々に上達するからです。また、書いているうちに自分なりの書き方が身についてくれば論文は攻略したようなもの。

Point!
  • 論文は合否に大きく影響する
  • テーマは教育に関する事例やデータの読み取り。文章力や教職力が試される
  • 過去問を読み込んで傾向を把握し、何度も書いて対策する

岐阜県教員採用試験に合格する方法まとめ

岐阜県教員採用試験の内容は幅広いため、「難しそうだな…。」と感じたかもしれませんが、この内容をしっかりと理解して対策していかなければ合格できません。

しっかりと試験の本質を理解して正しい努力をすればある程度の結果は見えてきます。

もちろん、何も傾向を理解せず適当に勉強するだけでは時間のムダになってしまいますが、この記事を見ているような勉強熱心なあなたなら大丈夫です!

確かに試験内容は多いですが、あなたはしっかり勉強したいという意思が強いので、適当に勉強しているその他大勢の人に負けるわけありません。

勤勉なあなたは結果を出すことができるので安心してノウハウを学んで、まずは対策に時間のかかる筆記試験から勉強をはじめていきましょう。

Point!
  • 筆記試験:「教職教養」「教科専門」「論文
  • 人物試験:「集団面接」「個人面接(プレゼン含む)」「模擬授業
  • 出題傾向を理解して効率よく対策することが最重要