名古屋市教員採用試験の勉強法|内容ごとに傾向と対策方法を解説

名古屋市員採用試験の勉強方法

  • 名古屋市教員採用試験の内容は何があるの?
  • 名古屋市教員採用試験の傾向は?。
  • 名古屋市教員採用試験はどうやって対策するの?

名古屋市教員採用試験の対策をはじめよう!」と思うものの、何からはじめていいかわかりませんよね。

そもそも、どんな試験があるのかどうかもよくわかっていない…。

教員採用試験は、自治体ごとに試験内容や出題される問題が違います。そのため、内容を知らずに対策することはNGです。

そこで本記事では、名古屋市教員採用試験の具体的な内容と、試験ごとの傾向から対策方法まで解説します。

名古屋市の教員になるには筆記対策と面接対策の両方が必要です。

今すぐにでも勉強を始めたいと考えている人は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。

※一般選考の内容をまとめています。

▼この記事を書いている人▼

名古屋市教員採用試験の内容は?

名古屋市教員採用試験は、大きく「筆記試験」と「面接試験」に分類できます。

試験は段階式で行われ、まず一次選考で受験者をふるいにかけ人数を絞ります。その後、一次選考の合格者を対象に二次選考を行い最終合格者を決定するという流れです。

試験の流れ(試験日)を知らない人は「【令和5(2023年度)】名古屋市教員採用試験の流れは?日程を徹底解説!」を参考にしてください。

まずは試験ごとに大まかな内容を把握しましょう。

一次試験の内容

  • 総合教養(一般教養)
  • 専門教科
  • 小論文
  • 実技(一部教科)

二次試験の内容

  • 個人面接
  • 集団面接
  • 実技(一部教科)

配点

試験内容配点
一次総合教養100点
専門教科100点
小論文A~Eの5段階
二次集団面接A~Eの5段階
個人面接 A~Eの5段階
実技試験 A~Eの5段階

合格率はどれぐらい?

(2019〜2021年実施 名古屋市教員採用試験の合格率)
年度合格率受験者合格者
令和2年度22.0%1,860411
令和3年度22.9%1,815416
令和4年度26.1%1,738454

教科別の合格率は「名古屋市教員採用試験の倍率は?過去の推移を教科別に解説!」を参考にしてください。

名古屋市の合格率は全国と比べて少し低いです。そのため計画をしっかり立てて対策しなければ合格できません。

これから解説する傾向を把握して効率よく対策していくことが重要です。

名古屋市教員採用試験の合格に必要な勉強時間は?

合格までにどれぐらいの勉強期間・時間が必要なのか気になりますよね。

勉強時間が多いからといって合格に直結するわけではありませんが、落ちる人の多くは圧倒的に量が少ないです。

目安は700時間

勉強時間は700時間〜を目標としましょう。

1日2時間やれば1年程度で達成できる時間ですね。

学業や仕事と両立しながら合格を目指すことになるので、負担がなく、現実的に勉強できる計画を立てて実行することが重要。

  • 1日2時間・・・350日(約1年間)
  • 1日3時間・・・233日(約8ヶ月)
  • 1日4時間・・・175日(約半年)

具体的な勉強方法は「【教員採用試験の勉強法】独学で合格したい初学者におすすめのやり方を完全解説」で解説しています。

短期集中がポイント

勉強時間の確保が難しい場合は、はやめに対策をはじめることにプラスして「効率性」を意識することが大切です。

どれだけ「量」をこなしても、「質」が伴っていないと効果減です。逆に「質」が良ければ、最低限の量をこなすだけで効果バツグン

なので、できるだけ短期集中(9ヶ月ぐらい)で覚えていくことが重要です。

勉強を始めるタイミングについては「教員採用試験の勉強はいつから?合格に必要な勉強時間とスケジュールを解説」でも詳しく解説しています。

名古屋市教員採用試験 合格ラインは何割ぐらい?

名古屋市教員採用試験の正式な合格ラインは公表されていません。そもそも競争試験なので、合格ラインは問題レベルや採用者数などで変動するんですよね。

とはいえ、自治体の規模が似ている神奈川県や大阪府を参考にすればボーダーは5割~7割となっているため、大きくは違わないはず。実際に受験者の報告からも6割~6.5割で合格しています。

教科によってはこれより合格ラインが高くなることもあるかもしれませんが、まずは安定して7割を取れるように準備することが受かるポイントです。

まずはこれから解説する試験内容と傾向をきちんと理解して準備をはじめましょう!

関連記事教員採用試験の合格ラインは何割?合格最低点と基準点を超える3つのポイント

名古屋市教員採用試験 総合教養の傾向と対策

名古屋市教員採用試験の総合教養は、「教職科目」と「一般教養」で構成される筆記試験です。

  • 教職教養:学習指導要領や法律などの教員として知っておくべき基礎知識
  • 一般教養:小学校から高校までに学んだ人文科学や社会科学などの知識

要は科目の多い大学入学共通テスト(センター試験)のようなもので、その多くが高校までに学んだ内容です。

特徴は試験科目の多さで10科目以上もあるんですよね…。

総合教養の科目

(2020〜2022年度 名古屋市教員採用試験で出題された科目一覧)
科目主な内容
教職教養教育原理学習指導要領や生徒指導など、教育の基礎知識、
教育法規教育基本法や学校教育法など、教育関連の法令知識。
一般教養人文科学国語、英語
社会科学日本史、世界史、地理、政治、経済
自然科学物理、化学、生物、地学
その他教育施策

これらの科目から36問出題されます(令和4年度の場合)。

試験時間は40分しかないので、1問1分ベースで解いていかなければ時間が足りません。

出題は「正誤問題」や「空欄補充」で解答方式は択一式。

総合教養の出題レベル

難度は普通です。

名古屋市の出題形式は択一式で、選択肢が最大で16個もありますが、一つの空欄に入るキーワードを選ぶのでそこまで難しくありません。

また、試験科目も毎年固定であることから出題予想が立てやすく勉強はしやすいといえるでしょう。

まずは主要科目や頻出分野を理解して勉強することがポイントです。

総合教養の対策法

ここまで解説したとおり総合教養は、科目が多く、出題範囲も広いため全科目に同じ時間を使って勉強してはいけません。

勉強するときのポイントは、次の2つ。

  • 「主要科目から勉強すること」
  • 「頻出分野から手をつけること」

主要科目から勉強する

名古屋市教員採用試験で一番時間がかかる「主要科目」は教育原理です。出題数が多く、理解するのに時間がかかる、または物理的に量が多いというのが主要因です。

まずは、教育原理に絞って手をつけるのが先決!

教育原理にある程度メドが立たないと、合格点を取ることは厳しいので、優先して勉強することがポイントです。

つまり、教育原理の正答率が高ければ高いほど、その他の科目の負担が少なくなるので、効率よく勉強できます。逆に教育原理で点が取れないと、その他の科目でも点を取らなければいけなくなるため多くの時間がかかってしまうんですね。

頻出分野から手をつける

また、全範囲を勉強することはNGです。

なぜなら、すべての範囲から満遍まんべんなく出題されているわけではないから。

たとえば、地学(自然科学)の出題内容をみると、過去10年間のうち7年間が「太陽系と宇宙分野」から出ています。全範囲を勉強しなくても太陽系に絞って勉強することができますね。

使える時間は限られているのに、出ない範囲まで時間を使っても損ですよね。

これを間違えると、時間をたくさん使って勉強したのに点数が取れない、つまり不合格という悲惨な結末になってしまいます。

過去の出題傾向をしっかり把握しておけば、「どこから手をつければいいのか」なんて悩まなくてよくなります。

まずは試験に必要な全体像をつかみ、最重要箇所から勉強していくようにしましょう。

Point!
  • 全科目・範囲を勉強することはNG
  • 出題数の多い科目から手をつける
  • 最重要箇所を把握して効率よく勉強する

たった3分で過去の出題傾向が把握できる

名古屋市教員採用試験 専門教科の傾向と対策

専門試験は、教員として授業等を行う上で必要な専門的知識を問う筆記試験です。

志望する校種・教科に応じて試験問題が異なります。

実際に自分が教える教科なので、平均点は高くなる傾向にあるため、早めに準備をはじめることが大切です。

専門教科の科目

(主な教科と試験科目)
小学校国語分野、社会分野、算数分野、理科分野、英語分野など
中高国語現代文、古典分野など
中高社会地理、歴史、公民など
中高理科物理、化学、生物など
中高保体体育分野、保健分野など
養護教諭養護に関する専門知識

試験時間は60分ですが、問題数は校種・教科によって異なります。

出題方式は小学校は択一式で、その他は記述式となっています。

専門教科のレベル(難易度)

専門試験は、中学〜高校までに習う部分が中心に出題されますが、大学の専門課程で学習するレベルの問題も出ています。

そのため、よく大学入試と比較されるのですが、大学入試と比べると、大学入試は広く深く、専門試験はやや広く浅くなので、大学入試のほうが難しいと感じる受験者は多いです。

とはいえ、教員採用試験は教科知識だけでなく学習指導要領からも出題があるため注意が必要です。

また、小学校以外の校種・教科は記述式である点からも難度はやや高いといえるでしょう。

専門教科の対策法

過去問を解いてみる

まずは、今の実力を把握するために問題を解いてみましょう!

なぜなら、実力によって勉強方法が変わるからです。

簡単にいうと、東大生と私大生(偏差値50)が同じ勉強をする必要はあるかということ

同じ勉強をしても効率が悪いのでレベルに応じた対策をしましょう。

教採専用の問題集で勉強する

教員採用試験用の問題集を使って対策しましょう!

どの分野がよく出るのか、どのような問われ方をするのか理解できるからです。

大学入試とは傾向が異なるので、最初に教採専用の教材で傾向を知ることがポイント!

専門試験でオススメの参考書を「【2023年版】教員採用試験でオススメの参考書・問題集は?選び方のコツ」で紹介しています。

(必要に応じて)大学受験の教材を使う

教採専用の教材は傾向把握には重宝しますが、高得点を取るには知識の穴が多いです。

そのため、必要に応じて大学受験用の教材をやることも一つの手です。

とはいえ、そこまで高得点が取れなくても合格できるので時間があればやってみましょう。

最後は全国の過去問を使って知識の総復習をしたり、模擬試験を活用したりしてください。

Point!
  • 出題形式は記述式のため難度はやや高め
  • 目標は最低7割
  • 問題集を中心に多くの問題を解く
  • 全国の過去問を使いながら得点力を鍛える

オススメの参考書や使い方もわかる

名古屋市教員採用試験 小論文の傾向と対策

小論文はテーマに沿って文字を書かせることで、受験者の教育観や教師観、実践的指導力などを評価する試験です。

名古屋市は「ハードル」や「踏み出す」のような抽象的なタイトルから自分でテーマを設定して論じさせる傾向があります。

一見、教育とは無縁のテーマですが、最終的には教育に関連のある内容にすることが求められるため、普段から教職や教育時事について情報収集が不可欠です。

小論文の文字数

文字数は決まっていません。

試験時間が60分ということを考慮すると800字を上限として、700字前後ぐらいを目安に書けるようにしてください。

書き始めるとわかりますが、意外と時間は短いので、時間配分に注意。

小論文の過去問(テーマ)

名古屋市教員採用試験の小論文はどんなテーマ?傾向や書き方を解説」で過去3年分の出題テーマを公開しています。

小論文の書き方(対策法)

「型」の勉強

まずは模範解答例を読み込んで、合格する文章の書き方(型)を勉強しましょう。

どんなに内容が良くても構成が間違っていれば評価はあがりません。

模範解答例は「【名古屋市教員採用】小論文の過去問テーマと模範解答例」を参考にしてください。

実際に書く

ある程度、論文の「型」を勉強したら、実際に自分の手を動かして書いてみましょう。そして必ず第三者に見せて評価を受けてください。

論文が書けている、書けていないは1人で判断できないので、「書く→添削」を1セットと考えることが大切です。

改善する

添削してもらった内容を改善して繰り返し書きましょう。

論文はスポーツと同じで、何度も繰り返し書くことで徐々に上達するからです。また、書いているうちに自分なりの書き方が身についてくれば論文は攻略したようなもの。

Point!
  • 論文は合否に大きく影響する
  • テーマは「抽象題」、自分で設定する
  • 模範解答を読み込んで傾向を把握し、何度も書いて対策する

過去の出題テーマを公開中

名古屋市教員採用試験 個人面接の傾向と対策

個人面接では、 筆記試験では判断できない受験者の人間性や教員への資質・適性、志望意欲などを評価する人物試験です。

面接形態は「個人面接」で、面接官2人に対して受験者が1人で行います。

試験時間は30分、過去の経歴や経験、志望動機から今後の抱負まで幅広い質問に回答しなければいけません。

面接カード(自己アピールシート)

面接カード(自己アピールシート)は、面接試験で使われる資料のことです。

この面接カードには、志望動機をはじめ今までの経験や特技・趣味など、あなたを知るためのポイントが凝縮されており、面接官は提出された面接カードを見ながら、内容とあなたが一致する人物かどうかを判断します。

実際の面接では、面接カードに書かれた内容に沿って質問されることが基本となるため、書き方ひとつで状況をコントロールできるんですね。また、面接官は限られた時間の中で何十人もの面接カードに目を通すことから、丁寧な字で読みやすく書くことが重要です。

なお、この面接カードは事前に名古屋市教委HPからダウウンロードして、一次試験日に持参して提出します。

自己PRや志望動機の書き方は「【名古屋市教員採用】志望動機の書き方と考え方|過去の質問も解説」を参考にしてください。

参考(2022年度)名古屋市教員採用試験 面接カード・自己アピールシート(PDF)

個人面接の評価基準

個人面接では、面接官それぞれが下記の観点に沿って◎〇△の3段階で評価をつけます。

  • 教育公務員としての適性・使命感
  • 実践的指導力
  • 職務遂行能力
  • 名古屋市への就職意志
  • 教職に関する基本的知識や理解
  • 教育に対する考え方
  • 人間性(身だしなみ、態度、明朗性)

最終的に面接官の評価を合わせて、総合評定(5段階)を判断。

なお、2以下で不合格となります。

個人面接の過去問(質問)

面接で重要なことは、過去の傾向(質問内容)を知ることです。

なぜなら、聞かれる内容がわからないと何をどう準備すればいいかわからないからです。

たとえば、一般的に自己PRや志望動機はよく聞かれる項目です。でも、自治体によってはまったく質問されておらず、生徒指導や教育問題に関する質問ばかりってこともあるんですよね。

質問内容を把握しているかどうかで面接対策の効率が違ってきます。実際に聞かれた質問を抜粋してまとめているので、 どれだけ答えられるか考えてみてください。

  • 中央教育審議会の令和3年1月26日の答申の中で、「2020年代を通じて実現すべき令和の日本型学校教育の姿」として掲げられている「個別最適な学び」と「協働的な学び」とは、それぞれどのようなものですか。
  • 文科省の示した「学校における」新型コロナウイルス感染症に関する衛生マニュアル~学校の新しい生活様式~」において、学校での「3つの密」の回避のために、どのような対応が必要であるとされていますか。
  • 「チームとしての学校」とは、どのような対応が必要であるとされていますか。また「チーム学校」を進めるにあたって、大切なことはなんですか。
  • 主権者教育とはどのようなものですか。
  • 令和3年5月に文部科学大臣が発表したメッセージ「不安や悩みを抱える全国の児童生徒や学生等のみなさんへ」の内容はどのようなものでしたか。
  • 学校評価における「学校関係者評価」とはどのようなものですか。
  • 学校評価における「第三者評価」とはどのようなものですか。
  • ナゴヤ・スクール・イノベーション事業とは、どのようなものですか。
  • なごやINGキャンペーンとはどのようなものですか。
  • 名古屋市では、日本語指導が必要な児童生徒のために、どのような支援を行っていますか。具体的な取り組みを述べてください。
  • 文部科学省の「学校における新型コロナウイルス感染症に関する衛生管理マニュアル」の中で、各教科等における「感染症対策を講じてもなお感染リスクが高い学習活動」として挙げられているものには、具体的にどのようなものがありますか。
  • 現在の学校における新型コロナウイルス感染症対策において運動時のマスクの着用については、どのように行うべきですか。
  • いじめ防止対策推進法では、どのような場合に「いじめの重大事態」として対処するように定められていますか。二つあげなさい。
  • 「インクルーシブ教育システム」とは、どのようなものですか。
  • 個別の教育支援計画と個別の指導計画とは、それぞれどのようなものですか。
  • 学校図書館の設備充実のために、学校における取組として大切なことは何ですか。
  • 小学校高学年における教科担任制のねらいは何ですか。
  • ナゴヤ・スクール・イノベーション事業において取り組んでいる「マッチングプロジェクト」とは、どのようなものですか。
  • 名古屋市の「子ども適応相談センター」とはどのようなところですか。
  • 幼稚園での食事場面で窒息や誤嚥を防ぐための指導や工夫には、どのようなことがありますか。
  • 「自発的な活動としての遊び」とはどのようなことですか。
  • 「幼稚園の教師の役割」にはどのようなことがありますか。
  • 幼稚園において、幼児期にふさわしい教育を行う際に必要なことは何ですか。
  • 「指導計画の作成」にあたって必要な基本事項を挙げてください。
  • 教科横断的な視点での教育課程の編成とはどういったことだと考えていますか。
  • 教員のワークライフバランスに向けてどのようなことが大切だと思いますか。
  • 次期学習指導要領の教育課程編成の基礎となる「教科横断的な視点」とはどういったことだと思いますか。
  • SDGsとESDの関係について、知っていることを教えてください。
  • 今年3月末に「学校教育法施行規則等の一部を改正」され、高等学校において三つの方針の策定・公表が求められることになりましたが、これについて知っていることがあれば教えてください。
  • オンラインでの指導などで著作物をインターネットで送信する場合に留意することがあれば教えてください。
  • 教員には「自律的に学び続ける力」が求められていますが、その理由はなぜだと思いますか。
  • 教師として求められている資質にはどのようなものがあると考えますか。
  • 次期学習指導要領で提唱されている理念である「社会に開かれた教育課程」とはどのようなもので、なぜそれが求められていると思いますか。
  • 2022年からの成人年齢引き下げにより、高校では青年年齢に達する生徒が混在することになる。それにより高校において留意することとしてはどのようなことが考えられますか。
  • 新学習指導要領において理数教育の充実が求められている背景と具体的な取り組みについて教えてください。
  • 知的障害特別支援学校が対象とする障害の程度について述べてください。
  • インクルーシブ教育システムについて、知っていることを述べてください。
  • 医療的ケアとは何ですか。また、医療的ケアは誰が実施しますか。
  • 自立活動について、その目標や6区分の内容について、知っていることを述べてください。
  • 教育と福祉の一層の連携が求められています。具体的にどのように推進したらよいと考えますか。
  • 体育科・保健体育科における保健の学習を実施する際には、発達の段階に応じて指導方法を工夫することが必要です。児童生徒の内容への興味・関心を高めたり、思考を深めたりするための工夫について述べてください。
  • 健康診断において、成長曲線を描いて評価する意義を述べてください。
  • コロナ禍での教育活動が続いています。コロナ禍における児童生徒の健康課題について述べてください。
  • 熱中症予防において、熱中症アラートの情報をどのように生かしますか。
  • 小学校1年生に分かるように、「接触感染」と「飛沫感染」の説明をしてください。
  • 食物アレルギーの定義を述べてください。また、アレルギーの原因となる食品について、表示が義務付けられているもののうち、主なものを述べてください。
  • チーム学校で食育を推進するために、どのようなことが重要ですか。「食に関する指導の全体計画」と関連づけて述べてください。
  • 名古屋市の学校給食における地産地消の取り組みについて知っていることを述べてください。
  • 名古屋市の中学校で実施されている「スクールランチ」のメリットは何だと考えますか。
  • 今年策定された、名古屋市食育推進計画〈第4次)の基本目標は何ですか。また、学校における食育の推進として、どのような取り組みが進められていますか。
  • 新型コロナウイルス感染症対策が長期にわたって続く中、当分の間、常に再流行するリスクがあることを踏まえ、今後の学校行事は、どのようなことに配慮して実施していくべきだと考えますか。
  • 新型コロナウイルス感染症対策が長期にわたって続く中、学校において、児童生徒の心のケアをどのように行っていくべきだと考えますか。
  • 本来、大人が担うような家族の介護や世話を行うヤングケアラーに対して、学校はどのような支援を行うべきだと考えますか。
  • 小学校高学年の教科担任制を実施する上で課題となるのは、どんなことだと考えますか。
  • 学校における防災教育を充実させるためにどんな工夫が必要だと考えますか。
  • あなたの学校でいじめが疑われる事案が発生したとき、組織的に対応するために、どのように対応すべきだと考えますか。
  • 担任に毎日提出している生活ノートに「死にたい」と書いた生徒がいたとき、どのような対応をしますか。
  • あなたの学級でいじめが発生したとき、傍観者となっていた児童生徒にどのような指導を行いますか。
  • 習熟度別の少人数指導はどのように行うのが効果的だと考えますか。
  • 感染症や災害等の非常時にやむを得ず学校に登校できない児童生徒への学習指導をどのように行うべきだと考えますか。
  • いじめや不登校などの生活指導上の課題の解決のために。学校はスクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカーなどの専門スタッフとどのように連携すべきだと考えますか。
  • あなたの学校で、児童生徒の学校生活への満足度等を把握する心理テストを実施しました。その結果どのように情報共有したり支援に生かしたりするとよいと考えますか。
  • 児童生徒への日常の交通安全指導で特に重要なことはどんなことだと考えますか。
  • 子どもの権利を守るために、教員が果たすべき役割とは何ですか。
  • 小学校と中学校の連携において重要なことはどんなことですか。
  • 新型コロナウイルス感染症対策に配慮した修学旅行はどのように実施すべきですか。
  • 小学校の遠足や校外学習に毎回弁当を持ってこない児童に対して、あなたは学級担任としてどのように対応しますか。
  • 教室で児童生徒の体に不自然なあざを発見したとき、あなたはどのように対応しますか。

こういった内容を知らずに志望動機ばかり考えていても直接的な対策にはなりません。

効率よく対策するためにも過去問を把握しておくことが大切です。

勉強のスキマ時間を使いながら少しずつ考えてみてください。

Point!
  • 個人面接は合否に大きく影響する
  • コンピテンシー評価型面接で行われる
  • 面接カード(自己アピールシート)をしっかり作りこんで対策することが重要

読むだけで自己PRや志望動機の考え方がわかる

名古屋市教員採用試験 集団面接の傾向と対策

集団面接では、 筆記試験では判断できない受験者の人間性や教員への資質・適性、志望意欲などを評価する人物試験です。

面接形態は「討議+場面指導+面接」の3部構成で、面接官2人に対して受験者4人で行います。

試験時間は30分ほど。

集団面接の流れ

令和4年度の流れをもとに解説します。

受験番号の確認

面接会場に入室すると、順番に受験番号と名前を言って着席します。

発表①

テーマが発表されるので、1分間で構想し、順番に1分間で発表します。

【お題】これまでの自分自身の経験を振り返り、「自分に自信が持てた」場面を想起してください。そして、それはどんな場面だったのか、何がきっかけで「自信が持てたのか」について発表してください。

発表②

全員の発表が終わると、次のお題が発表されます。

【お題】次は、教師としての視点でお考えください。子どもたちが「自分に自信が持てる」ようにするために、教師として大切なことは何ですか。他の人の発表や自分自身の体験を基に理由を含めて簡潔に意見を述べてください。

場面指導

続いて、お題に沿って場面指導を行います。

構想1分、発表1分。

【お題】皆さんは小学校5年生の担任です。今日は学芸会のリハーサルの日です。リハーサル前に児童が「自分に自信を持てる」ように、学級全体に話をします。先ほどの意見交換も参考にして、話す内容を考えてください。その後、こちら側に児童がいると想定し、1分間で話をしてください。

討論

グループ全員でお題に沿って意見交換を行います。

試験時間は6分。

【お題】リハーサルの時に台詞を間違えてしまい、「また本番でも失敗してしまうかもしれない」と自信をなくしている児童がいます。教師として、どう対応すべきか、意見を出し合ってください。

面接

最後に全体を通しての質問に回答して終了。

【質問内容】

・模擬指導で重視したことは何ですか。

・模擬指導でもう少し時間があったらどんなことをつけくわえますか。

・○○さんは意見が少なかったように思いますが、言い足りないことはありませんか。

・自分の意見をしっかり伝えることができましたか。

・教師として指導を行った結果、逆効果となった場合はどうしますか。 など

集団面接の評価基準

集団面接では、面接官それぞれが下記の観点に沿ってA~Dの4段階で評価をつけます。

適切な話し方
動作
自分の考えをわかりやすく伝えることができるか
使命感
情熱
即応性
子どもの自己肯定感を高め、よりよく成長させようとする姿勢をもっているか
積極性
協調性
他者の意見も聞き、教師として大切なことを考えようとする姿勢があるか
多面的理解子どもの状況や心情をふまえ、個に応じた指導をしようとしているか
(名古屋市 二次口述のねらいより抜粋)

最終的に面接官の評価を合わせて、総合評定(5段階)を判断。

なお、2以下で不合格となります。

集団面接の対策法

指導力を鍛える

「生徒指導や学習指導」がテーマになりやすいです。

そのため、教職の知識や自分なりの教育観を考えおくことが重要。

その際、名古屋市の方向性や文科省の資料などにも目を通しておくこと。

友人同士で意見交換を行う

日頃から友人同士で教育問題などについて意見交換を行いましょう。

討論では他者とのコミュニケーションが何よりも大切なので、意見を聞くこと、まとめることも重要な要素になるからです。

このときは自分の意見に説得力を持たせるため「こういうことだから、こう思う」と、根拠を盛り込んで論理的に話すことがポイント。

実戦形式での練習

必ず1回、できれば2回は実戦形式の練習を受けましょう。

大学などでも対策してくれると思いますが試験は年齢や身分が不特定の人と一緒になるため、予備校などを使うと効果的です。

Point!
  • 集団面接は「討論+場面指導+面接」の変式スタイル
  • 協調性やコミュニケーション能力が問われる
  • 様々な環境で実戦形式を通して上達していくこと

多くの出題テーマを紹介

名古屋市教員採用試験 実技試験の傾向と対策 

実技試験は、教科・科目に関する実践力を備えているのか評価する試験です。

音楽や美術など、知識よりも技能を専門に教える教科を中心に行われています。

実技試験のある校種・教科

  • 中学校(音楽、美術、技術、家庭、保健体育、英語)
  • 養護教諭
  • 幼稚園教諭

実技試験の評価

A~Eの5段階評価。

実技試験の対策法

結論をいえば、十分に練習することです。

上記で示した内容をもとに、何ができて、できていないのかを早めに把握するようにしましょう。

そのうえで出来るように少しずつ技能を磨いていくことが最適解です。

なお、内容に沿って完璧にできることにくわえて、熱意や意欲、態度なども評価対象。

そのため、実際の試験では面接と同じように楽しくできるように練習してください。

Point!
  • 内容を把握して早めに練習する
  • 実技試験は最低限のスキルチェックなのでできて当然
  • 子供たちの手本になることを意識する

名古屋市教員採用試験に合格する方法まとめ

名古屋市教員採用試験の内容は幅広いため、「難しそうだな…。」と感じたかもしれませんが、この内容をしっかりと理解して対策していかなければ合格できません。

しっかりと試験の本質を理解して正しい努力をすればある程度の結果は見えてきます。

もちろん、何も傾向を理解せず適当に勉強するだけでは時間のムダになってしまいますが、この記事を見ているような勉強熱心なあなたなら大丈夫です!

確かに試験内容は多いですが、あなたはしっかり勉強したいという意思が強いので、適当に勉強しているその他大勢の人に負けるわけありません。

勤勉なあなたは結果を出すことができるので安心してノウハウを学んで、まずは対策に時間のかかる筆記試験から勉強をはじめていきましょう。

Point!
  • 筆記試験:「総合教養」「教科専門」「小論文
  • 人物試験:「集団面接」「個人面接」「実技試験
  • 出題傾向を理解して効率よく対策することが最重要

過去の出題傾向が丸わかり