教員採用試験の中学理科・高校(物理、化学、生物、地学)の倍率一覧

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  • 中学・高校「理科」の倍率は低いの?
  • 中学・高校「理科」の倍率が低い県を知りたい。
  • 中学・高校「理科」の倍率一覧(全国)を見たい

倍率って気になりますよね!

倍率が低ければ受かるかも!と舞い上がり、逆に高いと絶望する。気になったことを検索しただけなのに、数字を見て一喜一憂いっきいちゆうしてしまう。

このような悩みを抱えている教員採用試験の理科志望者は、あなただけではありません。

恐らく受験者の90%が思う、倍率あるあるです。

というわけで、本記事の内容がコレ!

  • 中学校「理科」・高校「理科(物理、化学、生物、地学)」採用のしくみ
  • 中学校「理科」の倍率推移
  • 高校「理科」の倍率推移
  • 中学校「理科」・高校「理科」の倍率が低い県はどこ?ランキング形式で発表!
  • 中学校「理科」・高校「理科」の倍率一覧(都道府県別)

中学校や高校の理科教員を目指す方は必見です!

現実を受け入れて合格を目指しましょう。

▼この記事を書いている人▼

【前提知識】教員採用試験の中学校「理科」・高校「理科(物理、化学、生物、地学)」のしくみ

最初に中学・高校理科の採用方法を簡単に説明します。

中学校・高校「理科」の採用方法は自治体によって次の4通りあります。

  • 「中学校と高校を分けて採用」
  • 「中学・高校を一括して採用」
  • 「高校は理科全体で採用」
  • 「高校は物理・化学・生物・地学の科目ごとに採用」

中高で一括採用の場合は、中学と高校の教員免許を持っていないと受験できない場合もあるため注意が必要です。

中高一括で採用している主な自治体

さいたま市 / 千葉県 / 横浜市 / 富山県 / 石川県 / 福井県 / 神戸市 / 岡山市 / 熊本市 など

福永
福永

高校は年度によって採用がある、ない場合もあります。

教員採用試験 中学校・高校「理科」の倍率推移

令和4年度(2022年度)倍率の全国平均は、中学理科:2,6倍、高校理科:5.6倍(理科総合6.5倍、物理4.4倍、化学5.2倍、生物6.0倍、地学3.4倍)となっています。

※北海道、札幌市、秋田県、新潟県、新潟市、愛知県、長野県、滋賀県、広島県、香川県は詳細未判明。

昨年度に比べると、中学理科は0.4ポイント、高校理科は0.3ポイントさがる見込み

年度中学理科高校理科
20222.65.6
20213.05.9
20203.46.5
20194.06.7
20184.38.7

中学校・高校の全教科倍率の平均は中学校:4.1倍、高校6.0倍ほどなので、理科の倍率はやや低いと言えるでしょう。

中学校・高校の倍率推移

年度中学校高校
20186.57.7
20195.76.9
20205.06.1
20214.07.0
20224.16.0
参考:文部科学省 (mext.go.jp)

教員採用試験 中学校・高校「理科」の倍率が低い県ランキングTOP3

何としてでも理科の先生になりたいという人は、なるべく低倍率の自治体を選んで受験することを考えているかもしれません。

そこで令和2年度から令和4年度の倍率結果を参考に全国の自治体を比較して、より低倍率の都道府県ベスト3を紹介します。

中学校「理科」

順位202220212020
1位佐賀:1.4佐賀:1.3岐阜:1.5
2位山形:1.4茨城:1.5茨城:1.8
3位鹿児島:1.4山形:1.6山形:2.2

高校「理科(総合)」

順位202220212020
1位埼玉:3.0宮城:4.0奈良:5.7
2位高知:5.1奈良:4.0愛知:5.8
3位宮城:5.3神奈川:6.0和歌山:5.9

高校「物理」

順位202220212020
1位山形:1.8東京:2.3山形:2.0
2位東京:2.3長崎:3.0山口:2.8
3位山口:2.5北海道:3.1東京:4.3

高校「化学」

順位202220212020
1位山形:1.7東京:2.5山口:3.6
2位岐阜:3.0山口:2.5東京:3.8
3位東京:3.1栃木:3.6栃木:4.0

高校「生物」

順位202220212020
1位山形:2.5東京:3.2山口:3.3
2位福岡:2.8岐阜:4.0北海道:3.4
3位岩手:4.0山口:4.7長崎:4.0

高校「地学」

順位202220212020
1位長崎:2.0山形:1.0北海道:1.7
2位大阪:3.8北海道:1.5青森:2.0
3位山口:4.0大阪:4.0徳島:2.0

2倍を切る自治体が続出?

自治体によっては2倍を切る自治体があります。

例えば、中学校理科は2018年度は1つしかありませんでしたが、2022年度は8自治体で2倍を切っています。

2倍を切った自治体(2022年度)

佐賀県 / 山形県 / 鹿児島県 / 宮城県 / 福岡県 / 茨城県 / 愛媛県 / 岩手県

今後も理科科目は倍率の低下が予測されています。

>>【うかりやすい自治体は?】教員採用試験の倍率が低い県ランキング2022

【全国】教員採用試験 中学校・高校「理科」の倍率一覧

令和2年度(2020年度)から令和4年度(2022年度)までの倍率を全国一覧にしてまとめています。

自分の志望自治体の倍率はもちろん、併願先や興味のある自治体の倍率を確認してみましょう。

メモ

※中高一括の採用は中学に統一しています。

※例年、3月頃に文部科学省が『前年度』の統計データを発表します。

※長野県 / 富山県 / 滋賀県 / 広島県 / 香川県は科目ごとの結果を公表していません。

中学校「理科」

自治体20222021202020192018
北海道3.32.32.35.4
札幌市3.33.015.27.0
青森県2.52.94.56.37.3
岩手県1.93.12.43.82.9
宮城県1.51.63.16.74.1
仙台市2.13.04.43.24.6
秋田県2.24.64.45.9
山形県1.41.62.24.48.8
福島県8.44.72.76.59.0
茨城県1.71.51.81.92.2
栃木県2.02.02.22.53.7
群馬県3.02.72.52.53.1
埼玉県3.23.44.35.95.1
さいたま市3.83.82.82.93.5
千葉県2.22.33.23.53.6
神奈川県3.83.44.64.44.5
横浜市2.44.42.86.24.1
川崎市3.610.32.73.64.1
相模原市3.03.23.44.825.0
新潟県1.72.81.83.6
新潟市5.84.34.04.0
石川県4.53.23.14.03.8
福井県3.12.52.33.53.6
山梨県3.43.32.23.23.9
岐阜県2.01.61.52.02.0
静岡県4.14.64.03.83.7
静岡市5.64.03.14.83.1
浜松市2.72.72.40.03.5
愛知県2.43.83.73.7
名古屋市4.33.54.13.65.9
三重県3.13.84.04.73.3
京都府2.82.23.55.712.0
京都市6.02.93.16.36.3
大阪府2.83.03.73.96.0
大阪豊能7.04.55.211.317.5
大阪市2.12.14.24.35.8
堺市2.87.03.84.43.8
兵庫県2.53.34.44.75.4
神戸市5.16.48.17.97.1
奈良県2.42.92.94.05.6
和歌山県3.82.93.15.35.6
鳥取県3.46.26.18.07.2
島根県2.83.84.64.88.3
岡山県2.93.33.04.44.2
岡山市4.44.23.73.80.0
山口県2.53.96.03.23.4
徳島県3.43.44.54.34.3
愛媛県1.83.63.51.92.2
高知県6.18.76.99.03.5
福岡県1.62.63.43.93.1
福岡市2.22.58.512.34.5
北九州市4.13.22.43.23.9
佐賀県1.41.32.23.63.4
長崎県2.13.13.44.94.9
熊本県2.83.64.44.84.6
熊本市3.24.15.34.77.8
大分県2.12.22.22.93.2
宮崎県2.74.12.93.85.6
鹿児島県1.43.13.46.06.6
沖縄県3.57.94.14.74.2

高校「理科(総合)」

自治体20222021202020192018
宮城県5.44.08.68.910.9
仙台市10.08.58.0
福島県12.715.020.515.758.0
埼玉県3.07.06.76.36.1
神奈川県6.36.06.47.27.0
愛知県6.45.87.313.8
三重県9.814.812.613.420.5
京都府7.26.37.210.16.0
京都市11.011.38.510.0
大阪市12.010.05.7
奈良県7.24.05.75.78.6
和歌山県12.78.05.97.521.0
愛媛県9.811.020.010.111.2
高知県5.110.212.432.030.5
鹿児島県8.016.311.033.027.5

高校「物理」

自治体20222021202020192018
北海道3.15.76.82.9
青森県7.04.510.015.06.0
岩手県5.512.06.511.05.5
仙台市8.03.0
秋田県12.512.08.0
山形県1.85.02.02.07.0
茨城県4.85.04.43.73.1
栃木県9.56.38.520.05.0
群馬県6.56.511.012.08.0
東京都2.32.34.33.06.9
新潟県15.012.5
山梨県7.04.54.0
岐阜県7.75.815.06.814.5
静岡県6.012.06.05.4
大阪府3.26.89.69.314.8
兵庫県5.013.343.020.08.8
島根県10.05.56.511.014.0
岡山県8.511.08.57.36.3
山口県2.56.02.83.03.0
徳島県13.010.012.011.09.0
福岡県11.241.09.87.618.3
佐賀県10.011.013.014.019.0
長崎県6.03.06.03.59.0
熊本県7.513.012.07.014.0
大分県11.011.022.012.525.0
宮崎県11.04.3
沖縄県13.534.034.036.027.0

高校「化学」

自治体20222021202020192018
北海道3.95.81.73.8
青森県13.06.518.05.78.0
岩手県4.38.57.56.39.0
秋田県11.013.0
山形県1.74.55.711.0
茨城県5.65.45.44.85.8
栃木県20.03.64.04.39.0
群馬県9.011.011.09.710.0
東京都3.12.53.83.57.6
山梨県8.013.0
岐阜県3.08.77.37.08.0
静岡県6.014.74.816.7
大阪府6.79.88.913.416.6
兵庫県4.56.125.77.311.4
鳥取県7.05.07.05.5
島根県10.016.07.54.013.0
岡山県8.314.012.531.08.2
山口県4.02.53.65.04.2
徳島県8.014.013.07.08.0
福岡県6.712.513.28.211.5
佐賀県10.017.04.020.024.0
長崎県5.06.55.06.56.5
熊本県18.024.025.014.016.0
大分県8.57.511.514.013.0
宮崎県18.020.019.024.08.5
沖縄県35.037.039.037.038.0

高校「生物」

自治体20222021202020192018
北海道5.93.45.07.7
青森県4.315.07.07.010.5
岩手県4.09.06.05.06.5
秋田県12.0
山形県2.58.515.0
茨城県7.56.87.49.35.6
栃木県24.010.56.75.58.7
群馬県11.528.013.028.08.0
東京都5.03.24.34.39.2
山梨県7.05.08.0
岐阜県6.34.04.310.013.0
静岡県8.36.07.19.8
大阪府5.87.49.06.99.1
兵庫県7.815.87.38.19.1
鳥取県6.57.05.5
島根県9.07.04.56.512.0
岡山県12.513.510.514.510.7
山口県5.04.73.33.37.0
徳島県22.015.016.07.59.0
福岡県2.810.46.68.813.6
佐賀県12.08.08.0
長崎県8.015.04.07.37.0
熊本県25.011.010.028.015.5
大分県5.06.55.78.022.0
宮崎県9.515.025.020.023.0
沖縄県20.519.021.020.023.5

高校「地学」

自治体20222021202020192018
北海道1.51.79.07.0
青森県2.05.02.0
山形県1.0
茨城県5.09.02.0
静岡県7.06.0
京都市9.0
大阪府3.74.03.57.05.0
島根県3.0
山口県4.0
徳島県7.02.03.0
佐賀県7.0
長崎県2.01.0
熊本県4.0
沖縄県13.0

受験者数や合格者数、試験ごとの倍率は自治体別のページ(下記記事)でまとめています。

>>【全国結果一覧】教員採用試験の倍率を都道府県・教科別に徹底解説!

まとめ:倍率は気にしなくてOK

自分が受験する校種・教科の倍率を見て思うことはあると思いますが、あまり深く考える必要はありません。

倍率が高くても受かる人は受かるし、反対にどれだけ低くても落ちる人は落ちます。

ライバルが多いか少ないかだけで、やることは同じです。

あと、あまり大きい声で言えませんが「本気で合格を目指している人」はかなり少ないですし、戦略を立てて対策している人はもっと少ないです。

つまり、戦略を立てて本気で努力を重ねれば受かります!

確実に合格するには、試験傾向をしっかり把握して準備することが重要です。

ある程度、実施状況がわかったらさっそく行動に移しましょう!