【教員採用試験の倍率】中学校・高校「家庭科」の全国結果一覧を紹介

Implementation results of home economics teachers

  • 中学・高校「家庭」の倍率は低いの?
  • 中学・高校「家庭」の倍率が低い県を知りたい。
  • 中学・高校「家庭」の倍率一覧(全国)を見たい

倍率って気になりますよね!

倍率が低ければ受かるかも!と舞い上がり、逆に高いと絶望する。気になったことを検索しただけなのに、数字を見て一喜一憂いっきいちゆうしてしまう。

このような悩みを抱えている教員採用試験の家庭科志望者は、あなただけではありません。

恐らく受験者の90%が思う、倍率あるあるです。

というわけで、本記事の内容がコレ!

  • 中学校・高校「家庭科」採用のしくみ
  • 中学校・高校「家庭科」の倍率推移
  • 中学校・高校「家庭科」の倍率が低い県はどこ?ランキング形式で発表!
  • 中学校・高校「家庭科」の倍率一覧(都道府県別)

中学校や高校の家庭科教員を目指す方は必見です!

現実を受け入れて合格を目指しましょう。

▼この記事を書いている人▼

【前提知識】中学校・高校「家庭科」教員の採用方法を解説!

最初に中学・高校家庭科教員の採用方法を簡単に説明します。

中学校・高校「家庭」の採用方法は自治体によって次の3通りあります。

  • 「中学校と高校を分けて採用」
  • 「(小学校)中学・高校を一括して採用」
  • 「中学のみ採用」

中高で一括採用の場合は、中学と高校の教員免許を持っていないと受験できない場合もあるため注意が必要です。

福永
福永

年度によって高校の採用がある、ない場合もあります。

【教員採用試験】中学校・高校「家庭科」の倍率は低い?過去の推移を解説!

結論から言えば、中学校・高校「家庭科」の倍率はやや低めです

令和4年度(2022年度)倍率の全国平均(暫定)は、中学家庭:2.3倍、高校家庭:4.7倍となっています。

※北海道、札幌市、長野県、愛知県、滋賀県、広島県、香川県は詳細未判明。

昨年度に比べると、中学家庭科も高校家庭科も横ばいとなっています。

年度中学家庭科高校家庭科
20222.34.7
20212.34.7
20202.84.4
20193.14.5
20183.66.0

令和4年度(2022年度)中学校・高校の全体倍率は中学校:4.1倍、高校6.0倍程度になる見込みからも家庭科はやや低いと言えるでしょう。

中学校・高校の倍率推移

年度中学校高校
20224.16.0
20214.07.0
20205.06.1
20195.76.9
20186.57.7

column

家庭科で倍率2倍を切る自治体はどれくらいあると思いますか?

2018年度は4自治体だけでしたが、2022年度は18自治体まで増えています。(中学校)

倍膣1.0倍という選考自体が危ない自治体もあるんですね…。余談として覚えておいてください。

【教員採用試験】中学校・高校「家庭科」の倍率が低い県は?ランキングTOP3

何としてでも家庭科の先生になりたいという人は、なるべく低倍率の自治体を選んで受験することを考えているかもしれません。

そこで令和2年度から令和4年度の倍率結果を参考に全国の自治体を比較して、より低倍率の都道府県ベスト3を紹介します。

令和4年度(2022年度)

順位中学家庭科高校家庭科
1位岩手県:1.0倍山梨県:1.0倍
2位仙台市:1.0倍島根県:1.0倍
3位山形県:1.0倍山形県:2.0

令和3年度(2021年度)

順位中学家庭科高校家庭科
1位山形県:1.0倍奈良県:2.0倍
2位鳥取県:1.0倍山梨県:2.5倍
3位愛媛県:1.0倍鳥取県:2.5倍

令和2年度(2020年度)

順位中学家庭科高校家庭科
1位静岡市:1.0倍島根県:1.0倍
2位浜松市:1.0倍鳥取県:1.3倍
3位島根県:1.0倍愛媛県:1.6倍

倍率が低くても合格できるかは別問題

倍率が低ければ合格できる可能性は高くなります。

しかし、対策しないことには合格できません。

というのも、どの自治体も試験ごとに基準点を設定しており、バランスよく点数を取らないと合格させていないからです。

実際、倍率が低い福岡県では以下のように公言しております。

Q 競争倍率が低い状況なのですが、定員に達しない状況であっても、最低合格点などはあるのでしょうか。(木下委員)


A ございます。教員としての資質を持っていただく必要はございますので、例えば 2次試験の面接試験などで点数が低い方は、不合格となることもございます。(松永教職員課長)

第 9 回福岡県教育委員会会議(定例会)会議録


どれだけ倍率が低くても、優先すべきは教員の質ということです。

筆記試験の勉強だけに偏った対策はしないように気をつけましょう。

>>【うかりやすい自治体は?】教員採用試験の倍率が低い県ランキング2022

【教員採用試験】中学校・高校「家庭科」の倍率【全国一覧】

令和2年度(2020年度)から令和4年度(2022年度)までの倍率を全国一覧にしてまとめています。

自分の志望自治体の倍率はもちろん、併願先や興味のある自治体の倍率を確認してみましょう。

メモ

※中高一括の採用は中学に統一しています。

※例年、3月頃に文部科学省が『前年度』の統計データを発表します。

※長野県 / 富山県 / 滋賀県 / 広島県 / 香川県は科目ごとの結果を公表していません。

中学校「家庭科」の倍率

自治体20222021202020192018
北海道3.11.51.52.8
札幌市4.84.34.714.0
青森県6.07.06.07.06.0
岩手県1.02.55.04.04.0
宮城県1.41.31.92.74.6
仙台市1.01.32.82.24.0
秋田県3.32.35.05.09.0
山形県1.01.03.03.03.0
福島県12.010.03.56.010.0
茨城県1.31.42.01.61.9
栃木県1.72.52.23.35.0
群馬県2.63.02.73.03.5
埼玉県1.51.52.93.22.1
さいたま市2.22.64.58.57.0
千葉県2.12.32.72.52.7
東京都2.12.82.83.43.8
神奈川県1.61.51.81.73.1
横浜市2.52.03.64.05.8
川崎市1.93.02.42.95.5
相模原市3.07.02.77.0
新潟県2.82.01.51.54.0
新潟市2.03.03.03.05.0
石川県2.33.34.03.53.3
福井県3.84.73.32.75.0
山梨県2.03.06.02.0
岐阜県1.82.31.31.82.8
静岡県2.52.23.23.03.3
静岡市2.02.01.02.02.0
浜松市4.02.01.03.04.0
愛知県1.93.74.33.5
名古屋市16.02.57.7
三重県2.32.72.86.07.5
京都府1.05.01.75.05.5
京都市1.41.86.06.06.0
大阪府1.82.32.75.02.4
豊能地区2.54.513.07.06.5
大阪市3.31.53.06.71.3
堺市3.06.05.03.03.7
兵庫県2.12.51.51.12.2
神戸市5.04.510.025.03.1
奈良県2.71.91.82.02.7
和歌山県5.54.02.33.3
鳥取県1.01.01.75.0
島根県1.02.01.04.04.0
岡山県5.54.33.32.25.0
岡山市3.07.05.02.0
山口県3.04.02.02.7
徳島県4.02.05.03.06.0
愛媛県1.31.02.51.33.0
高知県12.013.011.010.014.0
福岡県1.11.11.51.21.6
福岡市2.02.72.212.01.9
北九州市3.05.52.51.32.5
佐賀県6.04.01.53.04.5
長崎県1.42.02.75.53.0
熊本県5.03.04.0
熊本市4.03.511.05.511.0
大分県2.01.83.57.07.0
宮崎県7.04.03.04.03.0
鹿児島県7.04.09.013.011.0
沖縄県17.019.08.98.314.6

高校「家庭科」の倍率

自治体20222021202020192018
北海道3.03.62.44.2
青森県19.07.07.54.59.3
岩手県8.07.08.05.57.0
秋田県4.06.0
山形県2.03.02.04.05.0
福島県3.010.011.08.518.0
茨城県3.03.03.02.03.2
栃木県8.55.34.44.27.3
群馬県5.05.05.03.8
埼玉県3.714.05.64.55.0
神奈川県3.44.93.74.35.8
新潟県4.0
山梨県1.02.53.01.0
岐阜県4.42.63.63.13.3
静岡県14.06.010.04.74.8
愛知県3.03.87.57.7
名古屋市4.78.7
三重県2.75.34.04.73.7
京都府2.63.05.55.03.3
京都市
大阪府2.610.023.5
大阪市5.59.5
堺市9.0
兵庫県28.014.512.011.37.4
奈良県7.02.03.03.06.0
和歌山県2.3
鳥取県2.52.51.36.0
島根県1.03.01.03.011.0
岡山県8.36.87.38.033.0
山口県2.52.53.56.08.0
徳島県10.05.06.08.04.5
愛媛県2.02.71.62.45.7
高知県8.015.012.06.07.5
福岡県8.72.63.64.14.1
福岡市5.0
佐賀県4.08.05.03.010.0
長崎県3.02.51.73.02.8
熊本県5.08.014.05.513.0
大分県5.04.03.03.86.5
宮崎県4.0
鹿児島県4.55.05.07.721.0
沖縄県14.010.0

受験者数や合格者数、試験ごとの倍率は自治体別のページ(下記記事)でまとめています。

>>【全国結果一覧】教員採用試験の倍率を都道府県・教科別に徹底解説!

まとめ:倍率が低い=簡単ではない

倍率が低いからといって簡単に合格できるわけではないので注意が必要です。

例えば、採用数5人に対して受験者層が次の2パターンだったらどっちが簡単でしょうか?

  • A:東大生10人
  • B:偏差値50の大学生:50人

倍率を見ると、A:2倍、B:10倍ですが、恐らくBの方がレベルは低いと思います。

倍率が低いからといってレベルがさがるわけではないので、対策はしっかりしてから受験しましょう。