福岡市教員採用試験の倍率は低い?教科別に過去の推移を解説!

Results of the Fukuoka City Teacher Recruitment Examination

福岡市教員採用試験の受験者が気になるデータと言え「倍率」でしょう!

倍率が低ければ受かるかも!と舞い上がり、逆に高いと絶望する。気になったことを検索しただけなのに、数字を見て一喜一憂いっきいちゆうしてしまう。

このような悩みを抱えている受験者は、あなただけではありません。

恐らく受験者の90%が思う、倍率あるあるです。

というわけで、本記事のテーマはコレ!

  • 福岡市教員採用試験の倍率(最新~過去)
  • 福岡市教員採用試験の倍率(校種・教科別)
  • 福岡市教員採用試験の倍率(一次・二次別)

過去の推移から教科ごとの倍率までまとめているので、現実を受け入れて合格を目指しましょう。

なお、試験の流れを「【令和5(2023年度)】福岡市教員採用試験の日程はいつ?流れを解説」でまとめています。併せて確認してください。

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福岡市教員採用試験の倍率推移を教科別に解説!

福岡市教育委員会は2021年10月12日、令和4年度(2021年実施)福岡市教員採用試験の最終倍率は2.2倍だったと発表しました。

  • 志望者数:1,520人(前年度比80人減)
  • 受験者数:1,331人(同27人減)
  • 合格者数:610人(同19人増)

過去の推移は以下のとおり。

(2012〜2021年実施 福岡市教員採用試験の倍率推移)
年度倍率受験者合格者
平成25年度
(2012年実施)
6.32,107336
平成26年度
(2013年実施)
6.82,015295
平成27年度
(2014年実施)
5.61,788317
平成28年度
(2015年実施)
5.51,692310
平成29年度
(2016年実施)
6.52,641408
平成30年度
(2017年実施)
4.63,154680
平成31年度
(2018年実施)
6.51,818279
令和2年度
(2019年実施)
3.91,434365
令和3年度
(2020年実施)
2.31,358591
令和4年度
(2021年実施)
2.21,331610

表を見ると、受験者数はピーク時の平成30年度から約1,800人も減っていますし、倍率も平成26年度の6.8倍から2.2倍まで激減していることが明白です。

この結果、過去10年間で1番低い倍率となっており教員の人気低迷に拍車がかかっています。

summary
  • 福岡市教員採用試験の最新倍率(令和4年度)は2.2倍
  • 合格者数は増加、受験者数は減少
  • 低倍率ランキングでは全国2位(66自治体中)

福岡市教員採用試験の倍率を教科別に解説

ここでは福岡市教員採用試験の倍率推移を教科別にまとめています

福岡市の倍率は全国平均より低いですが、教科によっては10倍を超えることも。

志望教科の現状も踏まえたうえで対策をはじめましょう。

平成30年度(2018年度)の倍率

(2017年実施)
科目受験者合格者倍率
小学校1,3085042.6
中学校国語112422.7
社会268299.2
数学261337.9
理科158354.5
音楽5486.8
美術28181.6
保体227395.8
技術22121.8
家庭28151.9
英語142294.9
高校英語1853.6
工業1226.0
特別支援学校179971.8
養護教諭237405.9
栄養教諭100119.1

平成31年度(2019年度)の倍率

(2018年実施)
科目受験者合格者倍率
小学校6931524.6
中学校国語62415.5
社会141720.1
数学120524.0
理科74612.3
音楽3548.8
美術1944.8
保体147818.4
技術1125.5
家庭12112.0
英語85136.5
高校国語818.0
世界史130
数学20210.0
英語2337.7
特別支援学校191672.9
養護教諭102334.0
栄養教諭4394.8

令和2年度(2020年度)の倍率

(2019年実施)
科目受験者合格者倍率
小学校5951853.2
中学校国語57153.8
社会121274.5
数学80516.0
理科5168.5
音楽33152.2
美術1434.7
保体100147.1
技術641.5
家庭1152.2
英語80233.5
高校世界史1326.5
特別支援学校133572.3
養護教諭82613.7
栄養教諭47133.6

令和3年度(2021年度)の倍率

(2020年実施)
科目受験者合格者倍率
小学校5913191.9
中学校国語62341.8
社会91273.4
数学71243.0
理科54222.5
音楽1836.0
美術1262.0
保体94342.8
技術632.0
家庭832.7
英語70203.5
高校国語632.0
地理16116.0
英語1226.0
商業717.0
特別支援学校123731.7
養護教諭89146.4
栄養教諭28214.0

令和4年度(2022年度)の倍率

(2021年実施)
科目受験者合格者倍率
小学校5263201.6
中学校国語50311.6
社会108323.4
数学66371.8
理科54252.2
音楽30142.1
美術1562.5
保体101156.7
技術551.0
家庭1472.0
英語74233.2
高校国語1527.5
地理14114.0
数学12112.0
書道818.0
家庭515.0
商業924.5
工業832.7
特別支援学校105651.6
養護教諭88184.9
栄養教諭24124

自分が志望する教科の倍率は確認できたでしょうか?

倍率をみて思うことはさまざまですが、正直なところ倍率を気にしてもいいことはありません。

10倍でも受かる人は受かるし、1.5倍でも落ちる人は落ちるからです。

簡単な話、倍率が10倍だろうと、3倍だろうとやるべきことは同じですよね?なので、倍率とかいうただの数字にビビって諦める必要はありません。

合格に向けてやるべきことをやっていきましょう!

summary
  • 校種・教科によって倍率に差がある
  • 倍率は参考程度、何倍でもやることは変わらない
  • 教科の倍率も自治体によって差がある

福岡市教員採用試験の倍率を一次・二次ごとに解説

全体の倍率で現状を把握したら、一次試験や二次試験ごとの結果を確認していきましょう!

そうすることで、どの試験を重点的に対策すればいいのか判断できるからです。

たとえば、全体倍率は3.0倍でも試験ごとにみると、一次1.2倍、二次2.5倍みたいなことはよくあります。この場合、一次対策に時間をたくさん使うよりも、二次対策に全力を出す方が合格しやすいですよね。

効率よく時間を使うためにも、試験ごとの倍率を把握してみてください。

一次試験の倍率

一次試験の倍率はあまり気にする必要はありません。

なぜなら、一次試験は記念受験やライバルにすらならないような人も含まれているからです。

なので、傾向を把握して効率よく勉強すれば見た目の数値より簡単に合格できます。

詳細は次のとおり。

令和2年度(2020年度)

(2019年実施)
科目受験者合格者倍率
小学校5954251.4
中学校国語57491.2
社会121731.7
数学80571.4
理科51311.6
音楽33271.2
美術14121.2
保健体育100541.9
技術661.0
家庭11101.1
英語80571.4
高校(世界史)1381.6
特別支援学校1331201.1
養護教諭82471.7
栄養教諭47351.3

令和3年度(2021年度)

(2020年実施)
科目受験者合格者倍率
小学校5915061.2
中学校国語62541.1
社会91462.0
数学71501.4
理科54361.5
音楽18121.5
美術12121.0
保健体育94581.6
技術661.0
家庭871.1
英語70421.7
高校国語641.5
地理1682.0
英語12111.1
商業761.2
特別支援学校1231061.2
養護教諭89372.4
栄養教諭2864.7

令和4年度(2022年度)

(2021年実施)
科目受験者合格者倍率
小学校5265101.0
中学校国語50481.0
社会108601.8
数学66541.2
理科54521.0
音楽30241.3
美術15151.0
保健体育101382.7
技術551.0
家庭14121.2
英語74511.5
高校国語15101.5
地理14101.4
数学1291.3
書道851.6
家庭551.0
商業961.5
工業881.0
特別支援学校105901.2
養護教諭88412.1
栄養教諭2473.4
一次試験の内容は?
  • 筆記(①教養試験、②教科教科)
  • 一次試験の合格率は79.6%(令和4年度)
  • 試験科目の多い教養試験の攻略がポイント!

二次試験の倍率

倍率を気にしなくてもいいのは一次試験だけの話。二次試験の倍率は気にする必要があります。

なぜなら、二次試験は本気で合格を目指している猛者同士の中での闘いになるのでレベルが一気に上がるからです。

自分がどれだけ優れていても上には上がいるので簡単なことではありません。特に面接は筆記試験と違い上達が見えにくいので対策もやりにくいです。

また、面接官との相性や運なども絡んでくるため一気に難度が高くなります。

このような側面があるので、二次試験(面接)の倍率はある程度知ったうえで対策しましょう。

詳細は次のとおり。

福永
福永

二次試験の受験者数は公表されていないので、一次試験の合格者全員が受験した場合の倍率です。実際は辞退者もいるはずなので、もう少しさがります。

令和2年度(2020年度)

(2019年実施)
科目受験者合格者倍率
小学校4251582.7
中学校国語49153.3
社会73272.7
数学57511.4
理科3165.2
音楽27151.8
美術1234.0
保健体育54143.9
技術641.5
家庭1052.0
英語57232.5
高校(世界史)824.0
特別支援学校120572.1
養護教諭4767.8
栄養教諭35132.7

令和3年度(2021年度)

(2020年実施)
科目受験者合格者倍率
小学校5063191.6
中学校国語54341.6
社会46271.7
数学50242.1
理科36221.6
音楽1234.0
美術1262.0
保健体育58341.7
技術632.0
家庭732.3
英語42202.1
高校国語431.3
地理818.0
英語1125.5
商業616.0
特別支援学校106731.5
養護教諭37142.6
栄養教諭623.0

令和4年度(2022年度)

(2021年実施)
科目受験者合格者倍率
小学校5103201.6
中学校国語48311.5
社会60321.9
数学54371.5
理科52252.1
音楽24141.7
美術1562.5
保健体育38152.5
技術551.0
家庭1271.7
英語51232.2
高校国語1025.0
地理10110.0
数学919.0
書道515.0
家庭515.0
商業623.0
工業832.7
特別支援学校90651.4
養護教諭41182.3
栄養教諭717.0
二次試験の内容は?
  • 個人面接、模擬授業、実技試験
  • 二次試験の合格率は57.5%(令和4年度)
  • 最終合否は二次試験の結果が最重視

福岡市教員採用試験の倍率まとめ

福岡市教員採用試験の倍率は、全国でもトップ3に入る倍率の低さだとわかりました。

とはいえ、まだまだ合格する人よりも落ちる人の方が多いわけですから簡単に合格できません。

筆記試験や面接試験など対策しなければいけないことは山ほどあるので、計画を立てながら取り組むようにしましょう。

倍率なんて参考程度にとどめておいて、愚直に努力を続けてください。それを最後までやり続けた人が受かる試験です。

焦る必要はありません。傾向を把握してコツコツやっていきましょう。

Summary
  • (令和4年度)福岡市教員採用試験の最終倍率は2.2倍(前年度2.3倍)
  • 倍率は過去10年間で最低、減少傾向が続く
  • 福岡市の倍率は全国平均より低く、2番目の低さ(66自治体中)
  • 教科によっては高倍率になることもある
  • 一次倍率よりも二次倍率に注意して対策しよう

過去の出題傾向を徹底解説