【令和5年度】茨城県教員採用試験の結果と教科別の倍率推移

茨城県教員採用試験の倍率推移(教科別)
あなた

・茨城県教員採用試験の倍率はどれくらいなの?
・茨城県教員採用試験に合格するにはどうすればいい?

こんな悩みを解決します!

本記事の内容
  • 【最新】令和5年度(2022年実施)の倍率
  • 【過去】倍率推移(教科別)
  • 【対策】合格するためのポイント

茨城県教員採用試験の倍率は、受験者にとって気になるデータの一つです。

そこで本記事では、最新の令和5年度(2022年実施)の倍率や過去の倍率推移を教科別に紹介するとともに、合格するためのポイントについても解説しています。

茨城県の教員になりたい方は、本記事を参考にして試験対策を始めてください。

目次

茨城県教員採用試験の倍率について

茨城県教員採用試験は、茨城県教育委員会が実施する公務員試験の一つで、茨城県内の公立学校で働く教員を募集するために行われます。

最新の倍率(令和5年度)

2022年に実施された令和5年度の採用試験の倍率は、全校種・教科を合わせて3.6倍でした。これは前年度の2.9倍から少し上がっています。

校種受験者数合格者数倍率
小学校9614412.2
中学校1,2203034.0
高等学校7881326.0
特別支援219942.3
養護教諭3141520.9
栄養教諭47411.8
合計3,5499893.6

詳細|教科別

教科受験者数合格者数倍率
国語100402.5
社会262495.3
数学153413.7
理科100412.4
音楽48163.0
美術19121.6
保体343389.0
技術16141.1
家庭28112.5
英語151413.7

一次・二次試験の倍率

茨城県教員採用試験の選考方法は二段階選抜方式です。

【二段階選抜方式とは?】
まず一次選考で受験者をふるいにかけ人数を絞ります。その後、一次選考の合格者を対象に二次選考を行い最終合格者を決定するという選考方法のこと。

つまり、一次、二次試験で倍率が異なってくるんですね。

たとえば、

校種一次試験二次試験
小学校1.1倍3.0倍
中学校2.5倍1.3倍

という結果なら、小学校は二次試験、中学校は一次試験の対策に多くの時間を使った方が効果的だとわかりますよね。

なので、全体結果を把握したら一次試験と二次試験の結果も併せて確認しておきましょう。詳しくは【一次・二次試験を比較】茨城県教員採用試験の倍率はどっちが高いで解説しています。

過去の倍率推移(教科別)

ここでは茨城県教員採用試験の倍率推移を校種・教科別にまとめています。

全体(全校種の合計)

過去5年間の倍率推移を見ると、以下のようになっています。

採用年度受験者数合格者数倍率
20192,7618973.1
20202,7971,0152.8
20212,6541,0302.6
20223,2151,1142.9
20233,5499893.6

試験日程を関東圏から変更したことや外部会場を増設したことから、受験者数が増え倍率は上昇傾向にあります。とはいえ、全体的に低倍率なのは言うまでもないですね。

小学校

採用年度受験者数合格者数倍率
20197673482.2
20208094122.0
20217674191.8
20228674262.0
20239614412.2

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中学校

採用年度受験者数合格者数倍率
201977332.3
202077392.0
202166351.9
202279411.9
2023100402.5

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高校

採用年度受験者数合格者数倍率
201974253.0
202082372.2
202172362.0
202269223.1
202367164.2

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採用年度受験者数合格者数倍率
20191351310.4
20201251210.4
2021113912.6
2022133526.6
2023124524.8

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特別支援学校

採用年度受験者数合格者数倍率
2019201782.6
2020227932.4
2021245922.7
2022267992.7
2023219942.3

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養護教諭

採用年度受験者数合格者数倍率
20193331522.2
2020205316.6
2021222395.7
2022208454.6
20233141520.9

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栄養教諭

採用年度受験者数合格者数倍率
201951105.1
20205186.4
20213875.4
202250510.0
202347411.8

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茨城県教員採用試験に合格するための対策方法

茨城県教員採用試験の倍率はそんなに高くありませんが、合格するためにはしっかりとした対策が必要です。

これから対策を始めるためのポイントを3つ紹介します。

試験内容の把握

一次試験教職専門、専門教科
二次試験小論文、個人面接、集団討論、実技試験
令和5年度の場合

茨城県教員採用試験は、筆記の他に、面接や実技試験など幅広い試験が課せられています。中でも、一次試験にある教職専門は始めて勉強する科目が多く・出題範囲も膨大です。

そのため、やみくもに勉強するのではなく、出題傾向を理解して効率よく対策することがポイント。詳しい傾向等を【勉強法】茨城県教員採用試験の教職教養とは?出題傾向や試験科目で解説しています。

学習スケジュールを組む

教員採用試験で落ちる理由として「ノープランで対策していた」という人は多いです。

先ほど紹介したように、試験内容は筆記試験だけではありません。そのため、計画を立てずに対策することはNGです。まずは試験日程を把握しましょう。そうすれば、試験日から逆算して計画を組むことができるので効率よく勉強を進めることができますよ。

詳しい試験日程は【令和6年度】茨城県教員採用試験の日程は?併願や対策方法も紹介を参考にしてください。

面接対策に時間を使う

あなたがこれまでに経験してきた入学試験(高校・大学入試)や資格試験では、単純な学力だけが問われ、知識を詰め込んでいれば合格が狙えました。しかし、茨城県教員採用試験に最終合格するには個人面接で好成績をとらなければ、筆記試験が満点でも不合格となるのです。

面接では、自分自身の強みや魅力を的確にアピールできるように面接練習を行い、自分自身を客観的に見つめ直すことが大切です。面接試験の傾向や対策方法は【過去問あり】茨城県教員採用試験の面接対策は何から?頻出質問と傾向で解説しています。

以上のように、茨城県教員採用試験に合格するためには、効率的な勉強方法を取り入れると同時に、小論文や面接対策にも時間をかけて取り組むことが大切です

まとめ|茨城県教員採用試験の倍率は上昇傾向

今回は、茨城県教員採用試験の倍率と合格への近道を紹介しました。再度まとめると、茨城県教員採用試験は試験日をズラしたことから倍率は上昇傾向にありますが、低倍率にかわりないです。

採用年度受験者数合格者数倍率
20192,7618973.1
20202,7971,0152.8
20212,6541,0302.6
20223,2151,1142.9
20233,5499893.6

倍率=難易度とはなりませんが、一昔前に比べると合格しやすくなっていると言えるでしょう。しかし、試験内容は幅広く、面接試験の結果が重要視されるため、何も対策せずに合格することはできません。

試験に向けて効率的に対策するには、試験内容をしっかり理解し、過去の出題傾向を把握することが大切です。

以上を参考に、茨城県教員採用試験の合格に向けて対策を始めましょう。

\ その他、茨城県教採のお役立ち情報だよ /

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この記事を書いた人

福永真のアバター 福永真 編集長

公立学校教員採用試験の情報メディア「教採ギルド(KYOSAI GUILD)」を運営しています。横国大を卒業→中高社会科教員→退職→教育出版社→独立→大学等で教示。教採指導をして13年目(2022年4月現在)。ツイッターやnoteでも情報発信中です!

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