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さいたま市教員採用試験の一般教養・教職とは?出題傾向と効率的な勉強方法

2023 8/13
教員採用試験
教職・一般教養 さいたま市教員採用試験
2023年8月13日
さいたま市教員採用試験の一般教養 (1)

さいたま市教員採用試験の中で、とくに厄介なのが、今回解説する一般教養・教職科目。

なんとなく情報を集めて勉強を始めたものの、「結局、何から始めればいいの?」と悩む方がほとんどでしょう。

ふくなが

事実、DMや公式LINEで相談を受けていても、的外れな(悪くいうとデタラメに)勉強をしてしまっている人が相当多いです。

そこで今回は、さいたま市教員採用試験の一般教養・教職科目試験について徹底解説します。試験科目や出題傾向は自治体によって違うので、必ず理解してから勉強しましょう!

本記事のコンテンツ

さいたま市教員採用試験の一般教養・教職科目とは?

一般教養・教職教養とは、教育原理・教育心理・教育関係法規等に関する『教職教養科目』と人文・社会・自然科学等に関する『一般教養科目』で構成される筆記試験です。

まずは試験科目や傾向などを紹介します。

科目の多い共通テスト

さいたま市教員採用試験の一般教養・教職科目で出題される科目は以下のとおり。

教職教養教育原理、教育法規、教育心理、教育史
一般教養【人文科学】国語、英語、音楽、美術
【社会科学】日本史、世界史、地理、政治、経済
【自然科学】数学、物理、化学、生物、地学
令和3〜5年度に出題のあった科目一覧

このような、大学の教職課程や中学~高校までに学んだ内容から出題されるので、科目の多い大学入試共通テストと僕は比喩ひゆしています。

共通テストとの大きな違いは、科目選択の有無です。たとえば共通テストであれば、社会なら日本史か世界史、理科なら物理か生物のように、受験に必要な科目を選択して試験を受けられます。

しかし、さいたま市教員採用試験では、全科目が必須なんですよね。なので、社会なら日本史も世界史も、理科なら物理も生物もすべて勉強しないといけません。

ふくなが

実際、試験科目の多さに途中で受験を諦めてしまう人は少なくないんですよね…。

速解力が求められる試験

さいたま市教員採用試験の一般教養・教職科目は、試験時間に対する問題数が多いです。

試験時間60分
問題数44問(必須解答)
令和5年度の情報

試験時間は60分です。それに対する問題数は44問なので、1問に2分もかけていると間に合いません。実際に、解答時間が足りずに問題を解ききれない人は少なくありません。

マークシートへの記入や見直しの時間も考えると、テンポよく解答していくことが必要になってきます。普段の勉強から時間配分を意識しておくなど、十分な対策をとっておくことが必要です。

ふくなが

最初から解く必要はないので、「確実に正解できる分野から解く」のがオススメです!

差がつきやすい

さいたま市教員採用試験の筆記試験には、一般教養・教職科目の他に専門教科・科目があります。

専門教科・科目とは、あなたが指導する校種・教科に関する専門知識を問う筆記試験。

一般教養・教職科目は、どの校種・教科でも専門教科に比べて科目・範囲が膨大なので、対策や準備が疎かになりがちなんですよね。

しかし、専門教科を得意とする人は多く、対策をしっかり行ってくるため、実は一般教養・教職科目で一番差がつきやすいです。

もちろん、一般教養・教職科目よりも専門教科・科目の方が得意な人が多いのだから、専門対策が重要であることは間違いありません。でも、合格ライン上にいる人であれば誰でも、そんなことは知っているので、そのラインでの競争においては、専門教科・科目ではあまり差がつかないのです。

一般教養・教職科目は範囲も膨大ですし、まったく学習したことのない科目がいくつもあるため、できる人とできない人の差がハッキリでます。やみくもに手をつけるのではなく、出題傾向をきちんと理解して対策しましょう。

ふくなが

事実、対策に苦労している人は一般教養・教職科目の方が多いんですよね。

さいたま市教員採用試験 一般教養・教職科目の出題傾向は?

ここでは、さいたま市教員採用試験の一般教養・教職科目における出題傾向を解説します。

穴埋め問題と正誤問題(択一式)

さいたま市教員採用試験の一般教養・教職科目は、全部で44問程度ありますが、その出題パターンは大きく2つに分類できます。

  • 穴埋め問題
  • 正誤問題

穴埋め問題

一般教養・教職科目のベーシックな問題形式は、文章中の空欄に当てはまる語句を答える穴埋め問題です。

さいたま市教採の問題

穴埋め問題は、基本的な知識があれば語群から正解を予想できますが、難度は若干高めです。というのも、正しい組み合わせを選ぶため、1つでも空欄の語句が違えば不正解なんですよね。

ふくなが

空欄になる箇所はだいたい決まっているので、問題を解きまくって覚えてしまいましょう!

正誤問題

正誤問題は、特定の出来事や用語に対して正しい(誤った)選択肢を選ぶ問題です。

さいたま市教員採用試験の一般問題

基本的な知識を問われるため、簡単な問題といえるでしょう。

ふくなが

4つの選択肢のうち2つは明らかに違う場合が多いので、消去法で攻略しましょう!

一般教養比重型

さいたま市教員採用試験の一般教養・教職科目は「教職教養分野」と「一般教養分野」に大別されますが、一般教養分野の方が多く出題されています。

たとえば、令和5年度の教職教養分野と一般教養分野の出題内訳は以下のとおり。

  • 教職教養分野:18問
  • 一般教養分野:26問

このように、一般教養分野の比重が大きいため、5教科(国社数理英)が苦手な人は苦労するかもしれません。

やみくもに勉強するのではなく、後述しているデータを参考にして出題の多い科目から知識をインプットしていきましょう。

さいたま市教員採用試験 一般教養・教職科目を効率よく勉強するコツ

ここでは、さいたま市教員採用試験の一般教養・教職科目を効率よく勉強するコツを2つ解説します。

  1. 優先順位を決める
  2. 出題範囲の理解

優先順位を決める

科目によって配点(問題数)は異なります。すべてを勉強して中途半端になるよりも、まずは出題数の多い科目を確実に正解することが大切。

以下に科目ごとの配点(問題数)をまとめています。このデータや自分の学力を踏まえて、現実的に得点できそうな科目を選んでみましょう。

実施年202020212022
教育原理91110
教育法規756
教育心理111
教育史111
国語444
英語444
音楽222
美術222
世界史1–1
日本史111
地理111
政治–2–
経済111
環境–1–
数学444
物理111
化学111
生物111
地学111
その他2–2
本試験問題より作成

科目によって問題数が全然違いますよね…。なので、やみくもに勉強するのは効率がよくないのです。

優先順位を決める際には、以下のポイントを考慮すると良いでしょう。

  1. 問題数の多い科目に集中する
  2. 得意科目を活かす

問題数の多い科目に集中する

一般教養・教職科目では、おおむね6割程度の点数が合格の目安です。なので、44問中26問くらい正解できればOK。

そう考えたときに、問題数の多い科目が重要になるとわかるはずです。問題数が多い科目で得点できなければ、26問に達するのは難しくなりますからね。

まずは教育原理と教育法規、そして数学の3科目を優先的に勉強するといいでしょう。

計算を含み、原理を理解するのに時間がかかる、または物理的に量が多いからです。また、これらの科目だけで全体の45%を占めています。ここで点が取れないと他の科目に負担がのしかかるので気をつけてください。

得意科目を活かす

自分にとって得意な科目がある場合は、その科目を優先的に勉強しましょう。得意な科目で高得点を取ることで、合格点に近づくことができます。

しかし、問題数が少ない、出題率が低い科目はコスパが悪いです。出るか出ないかわからない科目に時間を使うのは勿体無いので、広く浅く勉強しましょう。

ふくなが

出題が定まっていない世界史や政治よりも地理や日本史に絞って勉強する感じですね。

優先順位を考える際には、これらのポイントを考慮しながら計画を立てると効果的です。すべてを勉強して中途半端になるよりも、まずは配点が高い(出題数が多い)科目に重点を置き、知識をインプットしていきましょう。

なお、教員採用試験の教職・一般教養の勉強の進め方はこちらの記事で解説しています。

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出題範囲の理解【超重要】

一般教養・教職科目の出題範囲は膨大ですが、最初から最後まできちんと勉強する必要はありません。

たとえば、教育原理は以下の13分野が出題範囲です。

  1. 教育の意義と目的
  2. 教育方法
  3. 学習指導要領
  4. 生徒指導
  5. 道徳教育
  6. 特別活動
  7. 人権・同和教育
  8. 特別支援教育
  9. 社会教育
  10. 生涯学習
  11. 学校と学級の運営
  12. 教育時事
  13. その他・総合

仮に1分野10時間かけて勉強したら、1回終えるだけで130時間かかりますよね。他にも勉強が必要な科目はあるわけでして…、これでは、とてもじゃないけど本番までに終わりません。

そこで重要なのが、過去問を分析し、どの分野がよく出題されるのかを見抜くこと。次の表にそれぞれの分野が過去3年間で何回出題されているかをまとめてみました。

教育原理の出題範囲(さいたま市)
実施年202020212022
教育の意義と目的
教育方法
学習指導要領121
生徒指導333
道徳教育
特別活動
人権・同和教育
特別支援教育333
社会教育
生涯学習
学校と学級の運営1
教育時事223
その他・総合

「生徒指導」や「特別支援教育」は毎年欠かさず出題されている頻出分野です。一方で、「教育方法」や「社会教育」はまったく出ていませんよね。これらの分野は勉強しない(後回しにする)、という選択ができます。

勉強ができない人や苦手な人ほど、全範囲を勉強しがちです。しかし、出ない分野にまで時間を使うのは、時間や労力の無駄だと思いませんか。

試験科目・範囲が膨大だからこそ、出題傾向を理解して、どの科目・分野から勉強するのか、という戦略を練ることが大事です。

出題範囲を簡単に理解する方法3選

  1. らくらくマスターシリーズ
  2. Twin Booksシリーズ
  3. オープンセサミシリーズ

■らくらくマスターシリーズ

実務教育出版の書籍「らくらくマスターシリーズ」には、過去5年間の頻出テーマ早わかり表が集約されています。

各テーマが過去5年間で何回出題されているのか理解できるので、効率よく勉強可能です。しかし、発売時期が早いため、最新年度の出題傾向は掲載されていない点には注意。

ふくなが

姉妹本の「よく出る過去問224」も併せて利用すると効果的です!

教員採用試験 教職教養らくらくマスター 2024年度
編集:資格試験研究会
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楽天市場
Yahooショッピング
ポチップ

■Twin Booksシリーズ

時事通信の書籍「Twin Booksシリーズ」には、過去5年間の出題頻度シートが集約されています。

各テーマが過去5年間で何回出題されているのか理解できるので、効率よく勉強可能です。利用者は多いものの、合う合わないが大きく分かれるテキストなので、一度、書店で見てみるといいでしょう。

ふくなが

初めて勉強する人や要点だけ理解したい人向けかな。

教職教養の要点理解 ’24年度
編集:時事通信出版局
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■オープンセサミシリーズ

東京アカデミーの書籍「オープンセサミシリーズ」には、出題傾向表がついていません。

情報量が一番多いテキストなので、これ1冊を覚えてしまえば十分です。でも、無駄なページも多く、出題傾向表がついていないので独学で勉強するのはシンドイんですよね…。

そんな問題を解消するために、過去10年間の出題内容を分野別にまとめたデータを以下の「note」で公開しています。オープンセサミを使って勉強する(している)人は参考にしてください。

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一般教養・教職科目は種目の多い共通テストのような試験なので、問題レベルはそこまで高くありません。しかし、得意不得意がハッキリでるため、差がつきやすい試験と言えるでしょう。

問題形式は「穴埋め問題」と「正誤問題」の択一式で、一般教養分野の出題比率が大きい傾向があります。

さいたま市教採の一般教養・教職は、科目・範囲が広範にわたるので、やみくもに勉強するのではなく、効率よく勉強することが大切です。効率よく勉強するコツは以下の2つ。

  1. 優先順位を決める
  2. 出題範囲の理解

どんな勉強でもそうですが、どれだけ時間をかけて努力したとしても、それが間違った方法であれば意味がありません。とくに一般教養・教職科目は未知な部分が多いので、はじめて受験する方であればこそ、正しい勉強方法を知り、効率よく勉強していくことが大切です。

まずは出題傾向の把握、そこから始めていきましょう!

過去10年間の出題傾向は『【2023年版】さいたま市教採の過去問10年分を徹底分析!教職・一般教養の出題傾向まとめ』で公開しているので、合わせてチェックしてみてくださいね。

今回は以上です。

その他、さいたま市教員採用試験の内容や対策はこちらの記事で解説しています。

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