この記事でわかること
- 小論文の傾向
- 過去のテーマ(課題)
- 文字数や対策を始める時期
さいたま市教員採用試験の二次選考で行われる小論文。
「文章を書く試験でしょ?」と何となく内容を想像するけど、イマイチどんな試験なのか把握できていないのではないでしょうか。
本記事では、さいたま市教員採用試験の小論文について、傾向から過去に出題のあったテーマまで紹介します。
「さいたま市教員採用試験の小論文を詳しく知りたい」「小論文対策を始めたい」という方は、ぜひ参考にしてくださいね。
*合格に向けて準備を始めたい方は「さいたま市教員採用試験の内容は?傾向と対策方法【一次・二次試験】」をご覧ください。傾向や対策方法をまとめたガイドブックです。
【さいたま市】小論文の傾向
小論文は、テーマに沿って自分の考えや主張を論理的に説明する記述式の試験です。
筆記試験(一般教養や専門教科)では判断できない、論理的思考力や読解力、人間性などを総合的に測ることを目的としています。
さいたま市教員採用試験の傾向は次のとおり。
実施 | 二次試験 |
---|---|
試験時間 | 45分 |
文字数 | 800字 |
記述様式 | 横書き(原稿用紙) |
配点 | 100点 |
評価基準 | 字数制限 表現の適切さ 論理性 構成力 |
【さいたま市】小論文テーマ
ここでは、さいたま市教員採用試験の小論文で出題された過去問テーマをまとめています。
※全校種共通テーマ。
令和6年度(2023年実施)
さいたま市では、デジタル化された教育環境を最大限に活用した「探求的な学び」を推進し、変化する時代の中で求められる資質・能力を確実に育成していくことを目指しています。あなたは、このことを踏まえ、教師としてどのように取り組んでいきますか。具体的に述べなさい。
令和5年度(2022年実施)
さいたま市では、「GIGAスクール構想」により、整備されたICT環境を積極的に活用し、「主体的・対話的で深い学び(アクティブ・ラーニング)の視点からの授業改善」を推進しています。あなたは、このことを踏まえ、教師としてどのように取り組んでいきますか。具体的に述べなさい。
令和4年度(2021年実施)
中教審答申(令和3年1月)では、全ての子どもたちの可能性を引き出す、個別最適な学びと、協働的な学びの実現を求めています。あなたは、このことを踏まえ、教師としてどのように取り組んでいきますか。具体的に述べなさい。
令和3年度(2020年実施)
さいたま市では、「人生100年時代を豊かに生きる『未来を拓くさいたま教育』の推進」を掲げ、やり抜く力で「真の学力」を育成することを進めています。あなたは、このことを踏まえ、教師としてどのように取り組んでいきますか。具体的に述べなさい。
令和2年度(2019年実施)
さいたま市では、「世界と向き合い未来の創り手として輝き続ける人」という目指す人間像を掲げています。あなたは、このことを踏まえ、どのような教師を目指していきますか。800字以内で具体的に述べなさい。
平成31年度より前のテーマについて、詳しくは次の記事でまとめています。

【さいたま市】小論文対策でよくある質問FAQ
さいごに、小論文対策でよくある質問や相談に回答します。
- 文字数は何文字書けばいいですか?
- 模範解答はありますか?
- 足切りはありますか?
- 小論文で落ちる人の特徴は?
- いつから対策を始めればいいですか?



